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TOP キャンペーン・PR SNSキャンペーンの成功事例36選!X(Twitter)やInstagramでバズった面白い企画を紹介

SNSキャンペーンの成功事例36選!X(Twitter)やInstagramでバズった面白い企画を紹介

SNSキャンペーンの成功事例36選!X(Twitter)やInstagramでバズった面白い企画を紹介

商品やサービスの情報を拡散させやすいSNSキャンペーンは、消費行動にもつながりやすいマーケティング施策として、さまざまな業界で活用されています。

SNSキャンペーンを実施する際には、最新の手法や他社の成功事例を施策の参考にすることで成果につながりやすくなります

この記事では、SNSキャンペーンの詳細やメリット、X(Twitter)・Instagram・TikTokなどでバズった面白い企画について紹介します。

弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!お見積もりやご提案はもちろん無料です。ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。

藤井宗一郎
藤井宗一郎

この記事の監修者

藤井宗一郎

Web開発会社 BALANCe代表|Webサイト制作、システム開発、ゲームを使ったデジタルキャンペーン・PR をサービスとして提供|WebGL (3D表現)や、ゲーミフィケーション を用いたWebサイト・システム、UGC やSNS上での拡散を狙った PRコンテンツ の制作・開発で成果を実現します。

この記事でわかること

SNSキャンペーンとは

SNSキャンペーンとは、X(Twitter)やInstagram、LINE、Facebook、TikTokなどのSNSプラットフォームを活用して行われるキャンペーン施策です。

多くの企業が、キャンペーン期間に自社の公式アカウントをフォローしたり、キャンペーンに関する投稿をシェアをすることで、抽選でユーザーにプレゼントをする企画などを行っています。

SNSを活用したキャンペーンが盛んに行われている背景として、全世代のスマートフォンの保有率が90%近くに到達し、SNSの利用率がほぼ全世代において増加しているという点が挙げられます。

また、一方的に多くの消費者に情報を届けることを強みとしたマスメディアとは異なり、SNSではユーザーと双方向的なコミュニケーションを実現できます。

そのため、企業と消費者の関係性を構築し、消費行動につながりやすいマーケティング施策として活用されています。

参考資料:令和3年通信利用動向調査の結果(令和4年5月27日)

弊社では、デジタルキャンペーンの制作だけでなく、企画の段階からサポート可能です。これまでの制作実績やサービス内容についての資料はこちらからダウンロード可能です。

HP上では公開していない実績もあるため、ぜひ資料をご確認ください。

弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!ゲームのエンタメ性と訴求力・拡散力を活かし、web広告+SNS運用による集客と、SNS上でバズる・話題になるコンテンツを制作・開発・提供いたします。大手ゲーム会社や、大手食品メーカーの制作実績も多数。

SNSキャンペーンの目的

SNSキャンペーンを行う目的には、様々な種類があります。どのような目的でSNSキャンペーンを行うかによって、最適なキャンペーンの内容が変わります。そのため、事前にどのような目的でキャンペーンを実施するのかについて確認しておくことが重要です。

SNSキャンペーンを行う目的と最適なキャンペーンの例は以下の通りです。

目的SNSキャンペーンの詳細SNSキャンペーンの例
認知拡大SNS上でサービスや商品の情報を拡散させることで、ユーザーからの認知を拡大させること。・SNSへの投稿キャンペーン
・Xでのリポストキャンペーン
ブランディングSNSキャンペーンを通して企業やサービスのブランドイメージを醸成すること。・ブランディング動画キャンペーン
・ブランディンングサイトを活用したSNSキャンペーン
販促商品の詳細と購入を促進するキャンペーン情報を拡散させることで、商品の販売数を増やすこと。・割引キャンペーン
・プレゼントキャンペーン
接点強化ユーザーと定期的に接触できるチャネルを獲得することで、必要なタイミングで情報を提供できるようにすること。・SNSのフォローキャンペーン
・会員登録キャンペーン
リピート数増加・訪問数増加すでに商品を購入したことのあるユーザーに対して再利用するメリットを提供することで、リピート数を増加させること。・ログインキャンペーン
・再購入での割引キャンペーン

SNSキャンペーンを実施するプラットフォーム

SNSキャンペーンを実施するプラットフォームにもいくつか種類があります。キャンペーンの目的に合わせて最適なプラットフォームを選びましょう。SNSキャンペーンで使用されるプラットフォームと国内ユーザー数、最適な実施目的は以下の通りです。

プラットフォーム名国内ユーザー数最適な実施目的
X(旧Twitter)4,500万ユーザー・認知拡大
・販売促進
・接点強化
・ブランディング
instagram3,300万ユーザー・販売促進
・接点強化
・ブランディング
・リピート数増加
TikTok1,700万ユーザー・認知拡大
・販売促進
YouTube7,000万ユーザー・認知拡大
・販売促進
・接点強化
・ブランディング

SNSキャンペーンの種類

SNSキャンペーンには、いくつかのフォーマットがあり、そのフォーマットを活用してキャンペーンを設計することが多いでしょう。自社製品の特徴や強みに合わせてキャンペーンの内容を調整するとよいでしょう。

また、キャンペーンを設計する際には、実施目的と合っているかについても確認しましょう。例えば、ユーザーとの接点を強化したいにも関わらず、リポストキャンペーンを行なった場合、望む効果は得られないでしょう。

SNSキャンペーンの主な種類と内容、最適な目的は以下の通りです。

SNSキャンペーンの種類内容最適な実施目的
フォローキャンペーン対象のSNSアカウントをフォローすることにより、キャンペーンに参加できるもの。・接点強化
・販売促進
リポストキャンペーン対象の投稿をリポストすることにより、キャンペーンに参加できるもの。・認知拡大
・販売促進
投稿キャンペーン指定の内容でユーザー自身が投稿することにより、キャンペーンに参加できるもの。・認知拡大
・販売促進
・ブランディング

SNSキャンペーンのメリット

SNSキャンペーンの実施には、様々なメリットがあります。メリットを最大限に受けられるようにするためにも、どのようなメリットがあるのかについて確認しておくとよいでしょう。

ここでは、SNSキャンペーンを実施するメリットについて解説します。

UGCによる拡散(バズり)が期待できる

配信するキャンペーンコンテンツがユーザーの興味関心と合致し、共感できるようなものであれば、UGC(ユーザー生成コンテンツ)も生まれやすくなります。

一般消費者が自発的に投稿・シェアをするUGCによって、情報の拡散(バズり)が期待でき、費用対効果の高いプロモーションを実現できます

さらに、企業やブランドが発信する広告に比べ、第三者の発信であるUGCの方が情報の信頼性が高まるため、ユーザーに受け入れられやすい点も特徴です。

弊社では、デジタルキャンペーンの企画から制作までを一気通貫してサポート可能です。SNSキャンペーンの制作や運営に不安を感じる方は、ぜひこちらからご相談ください。ご相談とご提案はもちろん無料です。

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また、SNSキャンペーンは、SNSの接触時間の長い夏や、イベントの多い冬に実施することが効果的です。この記事では、夏キャンペーンの事例やメリットや、冬キャンペーンクリスマスキャンペーンなどについて解説しています。

情報拡散による心理効果で消費者の購買意欲を高められる

キャンペーンの実施によって情報を拡散できると、単純接触効果やバンドワゴン効果を生み出すことにもつながります。

それぞれマーケティングによく用いられる心理効果であり、以下のように定義されています。

  • 単純接触効果:もともと興味がなかった物事でも、くりかえし触れることで興味をもつようになる効果
  • バンドワゴン効果:「みんなが持っているから欲しい」や「流行に遅れたくない」と感じる心理

SNSキャンペーンを実施すると、上記のような効果を自然に生み出せるため、商品やブランドにとって優位な市場の空気をつくり、消費者のマインドシェアを獲得できます。

こちらの記事では、デジタルキャンペーンの詳細や企画のコツについて解説しています。

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また、関連した会社資料も無料ダウンロードできますので、ぜひご覧ください!

短期間でフォロワーを獲得できる

SNSでのフォローキャンペーンを実施することで、短期間でフォロワーを獲得できることもメリットのひとつです。通常の投稿ではフォロワーを伸ばすまでに時間がかかってしまいますが、SNSキャンペーンを実施すると短期間でのフォロワー獲得が可能となります。

フォローキャンペーンを実施する際には、リポストキャンペーンも同時に行うことがおすすめです。キャンペーンが多くのユーザーに拡散されるため、より多くのフォロワー獲得につながります。

SNSキャンペーンはフォロワーの増加につながるため、フォロワーを増加させたい方は積極的に活用するとよいでしょう。

ユーザーとの接点を強化できる

ユーザーとの接点を強化できることも、SNSキャンペーンのメリットのひとつです。

キャンペーンの内容をユーザー参加型の内容にすることで、ユーザーと双方向のコミュニケーションを取れます。例えば、投票キャンペーンや投稿キャンペーン、ゲームを活用したキャンペーンなどを実施することで、ユーザーが商品やサービスと触れる機会を作れるでしょう。

また、SNSキャンペーンで獲得したフォロワーには、継続的に情報を届けられます。新製品情報やサービスの情報を定期的に届けることで、商品の販売促進につなげられるでしょう。

X(Twitter)でバズったキャンペーン事例

続いて、X(Twitter)で話題となったSNSキャンペーン事例を紹介します。

2023年最新のキャンペーンもピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。

【認知拡大/ブランディング】バーチャル宮下公園(謎解きゲーム空間)

東京都渋谷区宮下公園のPRとして開催されたバーチャル謎解きイベントのデジタルコンテンツを弊社で制作しました。この謎解きイベントでは、謎解きクリエイターの松丸亮吾さんが制作した謎解きをリアルとバーチャル空間の両方で楽しめます。

このイベントはX(Twitter)上で多くのユーザーに拡散されて話題となりました。Xには、ゲームのクリアタイムやスクリーンショット画像が投稿されています。

このように、ユーザー体験型のデジタルコンテンツを制作し、拡散されやすい導線を設計することで、SNSでの拡散を狙えます。

この事例の背景や結果の詳細はこちらからご確認ください

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【認知拡大/ブランディング】DENSO / PRゲームコンテンツ

自動車部品メーカーである株式会社デンソーのPRゲームコンテンツを弊社で制作しました。このゲームコンテンツでは、Webブラウザ上で迷路をドライブしながら出口に到着するまでの時間を競います。

このタイムアタックゲームは複数人でのプレイが可能となっています。このゲームで勝利すると称号が貰えるため、ゲーム結果がSNSでシェアされました。このPRコンテンツを精査kすることで、5000以上のUGCの獲得や5000人以上のフォロワー増加につながりました。

このように、BtoBの企業やサービスでも、PRコンテンツを制作することによってSNSでの拡散を狙えます。

このサイト制作の背景や詳細はぜひこちらからご確認ください

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【認知拡大】ONE PIECE トレクル

2023年5月にX(Twitter)で実施されたSNSキャンペーンです。

バンダイナムコエンターテインメントは、スマートフォン向けRPG「ONE PIECEトレジャークルーズ(トレクル)」の9周年を記念し、3つのスタンプラリーキャンペーンを開催中です。

キャンペーン期間中、同ゲームの9周年にあわせて3つのスタンプラリーキャンペーンが開催され、すべてのスタンプラリーキャンペーンを達成すると、「虹の宝石20個」を獲得できます。

SNSキャンペーンとして楽しめるだけでなく、いくつかのステージをクリアすると

より豪華な賞品がもらえるため、ゲーム性があり参加意欲をかき立てられる構造といえます。

また、「ゾロ登場記念SNSキャンペーン」と題したリツイートキャンペーンをあわせて実施しており、こちらは「RT&いいね」が9,999を越えると特典がもらえるという内容でした。

多くのユーザーが参加し、みんなで達成する必要があるため、友だちに教えたり、自身のフォロワーへ参加をおすすめしたりと、UGCを促す企画設計となっています。

キャンペーンツイート投稿から5日ほどで、約100万件の表示と9,000件以上のリツイート、7,000件以上のいいねを獲得しています。

出典:ONE PIECE トレジャークルーズ 9周年特設サイト | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト

【認知拡大/接点強化】JR東海パッセンジャーズ

2023年5月、JR東海パッセンジャーズは「駅弁おみくじキャンペーン」を実施しました。

キャンペーン内容は、アカウントのフォロー&リツイートと、表示されているGIFをタップしておみくじを引き、おみくじの結果のスクショ画像とハッシュタグをつけて投稿するというものでした。

抽選で「えらべるPay1,000ポイント」が当たるうえ、タップするだけで簡単に運だめしができる楽しさもあと押しし、投稿から約1ヶ月で13万件以上の表示と5,000件近いリツイート、2,000件以上のいいねを獲得しています。

キャンペーン投稿には、「なごやが詰まったお弁当が美味しそう」や「大吉が出てうれしい」のようなコメントも寄せられていました。

おいしそうな画像とともに駅弁を紹介したうえで、おみくじの運勢と縁起のよい食材をかけた豆知識も掲載することで、より強く印象付けています。

同キャンペーンのようなショートゲームを用いたSNSキャンペーンであれば、参加者もその場で結果がすぐわかるため、気軽に短い時間で参加でき、タイムパフォーマンスを気にする世代にも受け入れられやすいでしょう。

【認知拡大/接点強化】ユニクロ

ユニクロが開催したX(Twitter)のSNSキャンペーンです。

同社の公式X(Twitter)アカウントをフォローし、「UNIQLO LIVE STATION FES 50th」の生配信中に発表された「秘密のハッシュタグ」をつけて引用リツイートすると、その場で「50色ソックス」が当たるという内容でした。

秘密のハッシュタグというワードで、うまくユーザーの興味をひいている点が参考になります。

X(Twitter)の投稿だけで完結せずに、ライブ配信などと組み合わせたキャンペーン内容にすることで、視聴のために自社サイトやオンラインストアへ訪問するユーザーを増やすことにもつなげています。

同SNSキャンペーンは、2,000件以上の引用リツイートを集めた成功事例の一つです。

出典:ユニクロ|UNIQLO LIVE STATION|公式オンラインストア(通販サイト)

【認知拡大/ブランディング】ミスタードーナツ

2010年からX(Twitter)のアカウント運用を開始したミスタードーナツは、現在のように多くの企業がSNSを活用したプロモーションを行う前から、既存のメディアでは伝えきれない商品の魅力をX(Twitter)などで発信してきました。

2020年には、ミスタードーナツ50周年のキャンペーン企画「#ミスドの思いド」をテレビCMなどと連動して実施しました。

キャンペーン内容は、SNSではX(Twitter)とnoteで「#ミスドの思いド」とハッシュタグをつけて応募するもので、特賞に選ばれた方にはギフト券と、投稿した内容を当時のCMキャラクターである菅田将暉さんが朗読して店内でオンエアできる権利という、50周年にふさわしい豪華なもの。

本キャンペーンは商品PRを目的にしたキャンペーンではないにもかかわらず、応募件数が1万4,367件、X(Twitter)では1万3,000件近くツイートされるなど大変話題になりました。

さらに、同時期に発売されていた新作の売上も伸びるなど、間接的に来店や購買のきっかけにもなったSNSキャンペーンです。

参考資料:
https://markezine.jp/article/detail/31981?p=3

https://markezine.jp/article/detail/35173?p=3

【接点強化/認知拡大】ほっかほっか亭

画像引用元:https://twitter.com/HokkahokkaP/status/1533977043804643329

持ち帰り弁当専門店「ほっかほっか亭」はX(twitter)やInstagramを活用して、クーポンなどをプレゼントするキャンペーンを行っています。

キャンペーンの応募方法は「ほっかほっか亭」の公式アカウントをフォロー&リツイートするだけで、自社のアプリのクーポンをプレゼントするというもの。2022年6月に実施されているロースカツ丼の無料券が当たるキャンペーンでは、その場で当たったかを確認でき、当選したら自動的にアプリにそのクーポンが追加されるというシームレスさも消費者にとっては嬉しいポイントです。

参加の手軽さから、キャンペーン情報がツイートされてからわずか1日で1.3万回リツイートされ、短時間でも応募が殺到している人気SNSキャンペーンです。

【接点強化/認知拡大】イチビキ

名古屋の企業「イチビキ」は味噌ベースのピリ辛鍋スープとして人気の商品「赤から鍋」のSNSキャンペーンを通じて新たな習慣を定着させようとしている企業です。

2020年10月に行われた第一弾のSNSキャンペーンでは、イチビキ公式X(twitter)をフォローし、対象ツイートをリツイートした人に商品詰め合わせセットをプレゼントする企画を実施。

さらに同じ時期にバズレシピでおなじみの料理研究家のリュウジさん考案のレシピをリュウジさんの公式X(twitter)、Instagram、YouTubeで配信するなど、SNSキャンペーンとインフルエンサー施策を組み合わせた内容で実施しました。

第一弾企画が好評だったため、次年度に実施した第二弾では、鍋の消費量が減る夏の購入を促すための「#夏こそ赤から」キャンペーンを実施。

リュウジさん考案の夏にあうレシピの公開と、従来通りのSNSフォロー&リツイートに加えて、対象商品を購入したレシートをイチビキ公式X(twitter)アカウントにダイレクトメッセージを送ると、当選確率がアップするという、プラスαのアクションを追加しました。

その結果、キャンペーンツイートのリツイート数が92,637RTを超えるなど大反響となりました。

さらに、2022年に実施した第三弾では前年度のキャンペーン時に消費者から寄せられた「夏こそ赤からを食べたい」という声に答える形で、「夏の赤から応援キャンペーン」を実施。

賞品をさらに豪華にし「暑い夏だからこそ鍋を食べる」という食文化の定着を目指しました。

このSNSキャンペーンをきっかけに、もしかしたら数年後は夏に鍋を食べる風景も一般化するかもしれません。

参考資料:

https://www.ichibiki.co.jp/topics/campaign/20201001_1
https://static.fbmarke.jp/ryuji-akakara-natsunabecp
https://www.ichibiki.co.jp/topics/campaign/20210601_1

【認知拡大】マンナンライフ

「蒟蒻畑」で知られる「マンナンライフ」は、2021年の発売30周年を記念して2つのSNSキャンペーンを実施しました。

一つは過去に発売した合計48種類のフレーバーを選んで、思い出と一緒にツイートする「蒟蒻畑フレーバー総選挙2021」です。

ハッシュタグ「#蒟蒻畑◯◯味に一票」をつけて応募すると、自宅で好きな味の蒟蒻畑を作ることができる「おうち蒟蒻畑」と「おうち蒟蒻」が100名に当たる内容です。

もう一つは、自分の食べたいフレーバーを「#あなたが食べたい蒟蒻畑作ります」とつけてツイートすると、1名に希望の味の蒟蒻畑を実際に製造してプレゼントするという夢のような企画。

このハッシュタグを検索すると、多くの人がさまざまなフレーバー味の蒟蒻畑をツイートしており、X(twitter)上で大変盛りあがった企画となりました。

抽選で選ばれた方と商品開発をおこなっている様子もX(twitter)でツイートしており、普段知ることのできない商品開発の過程も知ることができることから、キャンペーン終了後も楽しめる企画となっています。

【認知拡大】湖池屋

大手菓子メーカーの「湖池屋」はX(twitter)を活用した新商品プロモーションに力を入れており、2022年6月末時点で81.3万人のフォロワーを獲得しています。

2020年2月に「湖池屋プライドポテト」が大幅リニューアルされた時のSNSキャンペーンも大きな反響を呼びました。

2021年2月に実施した「湖池屋プライドポテト」の新フレーバー発表にあわせて「おいしいがとんでもない。新!湖池屋プライドポテトプレゼントキャンペーン」をテレビCMと連動で約1か月実施しました。

湖池屋のX(twitter)をフォローした上で、キャンペーンツイートをリツイートする一般的なものですが、すでに湖池屋のアカウントが認知されていたこと、公式アカウントが28日連続で毎日キャンペーンに関するツイートし続けた結果、平均で3.4万回リツイートされ、トータル1か月で過去最高のリツイート数となりました。

その後も有名人とのコラボレーションキャンペーンや、一つのアカウントで同時に複数の商品のSNSキャンペーンを行うなどの施策を行った結果、多くのキャンペーンツイートが1万人以上のリツイートを記録するなど、熱量の高いコアなファンがフォロワーとなっていることが伺えます。

参考:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2106/14/news050_2.html

【接点強化/認知拡大】資生堂

化粧品販売大手の「資生堂」は、近年盛り上がりを見せる2月22日の猫の日に合わせてX(twitter)のフォロー&リツイートキャンペーンを実施しました。

「#スーパー猫の日」として、アカウントのフォローと対象投稿をリツイート、そして資生堂の美容部員が紹介している猫メイクを一つ以上リツイート、以上2つの条件をクリアした人から抽選で1名にメイクセットをプレゼントするキャンペーンです。

キャンペーンツイートに「#猫の日」ハッシュタグをつけX(twitter)のキーワードトレンドからの流入を期待するなど、普段資生堂のアカウントをフォローしていない人にも目が届きやすい仕掛けをされていました。

また、X(twitter)のモーメント機能を活用し、一つ一つのメイクの詳細をわかりやすく説明・カテゴライズし、ただプレゼントキャンペーンを行うのでなく、企業からの情報を十分に伝える工夫を行っています。

そして、美容部員の方を「社員インフルエンサー」として活用する方針をとっている資生堂ならではの企画設計として、キャンペーンで美容部員の方の公式X(twitter)アカウントを紹介し、複数アカウントのフォロワー数の増加を狙うという複数の仕掛けが組み込まれた施策です。

参考記事:https://www.saga-s.co.jp/articles/-/863278

【接点強化/認知拡大】ガメラ

2021年に公開されて55年を迎えた映画「大怪獣ガメラ」。ガメラ生誕55周年の特別プロジェクトとしてさまざまなコラボレーションイベントなどが実施されました。

その一つとして、プロジェクト情報を発信する公式X(twitter)を開設し、ガメラとコラボをしてほしい企業をX(twitter)で募るという「#ガメラコラボ先募集」という一風変わったキャンペーンが行われました。

応募方法は公式アカウントをフォローし、ハッシュタグにコラボレーションしてほしい企業名を書くだけ。ツイートした方に抽選でプレゼントを送付するという二重で楽しめるイベントです。

往年のファンがいる作品だけあって、一般の方がコラボ希望先をツイートしただけでなく、某家電量販店や有名パーソナルトレーナー企業など各企業の公式アカウントが自らコラボ先として名乗りを上げるなど一時期お祭り状態となり、55年前の公開当時では実現できなかったSNSキャンペーンを見事成功させました。

参考資料:​​https://cinemakadokawa.jp/gamera/

【接点強化/販売促進】ミニストップ

店内飲食ができるファストフードとコンビニを組み合わせた「コンボストア」という独自のスタイルを日本で初めて取り入れた「ミニストップ」の公式X(twitter)アカウントでは、ミニストップらしい個性豊かなファストフードなどの最新情報などを投稿しています。

X(twitter)では、来店促進を目的にファストフードの無料クーポンをプレゼントするフォロー&リツイートキャンペーンを定期的に行っているのが特徴です。

当選者数が数百名規模なので、これなら当たるかも?という期待でつい参加してみたくなる内容です。

また激辛グルメファンの間で近年盛り上がりを見せているのが「#ミニストップの辛さチャレンジ」というハッシュタグを使ったキャンペーン。

こちらは無料クーポンプレゼント企画に加えて、ミニストップで食べたい辛いものを募集するなど、フォロワーに今後の新商品も期待させるような内容となっています。

【接点強化/認知拡大】ココカラファイン

大手ドラッグストアチェーン「ココカラファイン」は、フォロワー数が2022年6月時点で約29万人の企業アカウントです。

店頭販促とSNSを連動させた、有名キャラクターとのコラボキャンペーンを積極的に開催しています。

人気アニメ「SPY×FAMILY」とのコラボレーションキャンペーンでは、夏になる時期にあわせて「家族で季節対策キャンペーン」を企画し、コラボキャンペーンを専用に発信するX(twitter)アカウントにて店頭だけでなくX(twitter)やLINEを使って応募ができるキャンペーンを行いました。

応募条件はアカウントのフォローに加えて、リツイートと引用リツイートのそれぞれで異なるオリジナルグッズが当たる仕組みとなっているなど、ファン心理をくすぐる内容となっています。

それ以外にも、大人気ゆるキャラの「ちいかわ」グッズが当たるフォロー&リツイートキャンペーンでは、「その場で当たる」という仕組みの手軽さも相まって2万件以上のリツイートを獲得しました。

トレンドを把握し、多くの人に「参加したい!」と思わせるSNSキャンペーン設計となっています。

【認知拡大】グリコ・ピザーラ・タカラトミー

全く違う商品を扱う異色のコラボとして話題になったのが、2021年10月に行った大手菓子メーカーの「江崎グリコ」とピザ宅配チェーン「ピザーラ」、おもちゃメーカー「タカラトミー」の3社コラボキャンペーンです。

「黒ひげ危機一髪 よくばりパーティー」と名付けられたSNSキャンペーンは、「#ピザーラ危機一発」「#ポッキープリッツの日」という二つのハッシュタグをつけて、キャンペーンツイートを引用リツイートすることで、限定コラボ商品をプレゼントする企画を実施しました。

他社とコラボレーションすることで、それぞれの企業X(twitter)のフォロワーへ情報が届き、話題性や情報の拡散力が増加する、新しいフォロワーを獲得しやすくなる、という相互効果が生まれる事例です。

Instagramで話題になったキャンペーン事例

次に、InstagramのSNSキャンペーン事例を見ていきましょう。

【接点強化/販売促進】iHerb

2023年4月、サプリ・コスメ・食品・日用品など自然派商品を取り扱うECサイトのiHerbは、Instagramのストーリーズで「iHerb総選挙」を開催しました。

同キャンペーンは参加型プロモーションの形式で、ユーザーが商品やブランドに投票し、1位に選ばれた商品が後日割引価格で購入できるようになるというものです。

iHerb総選挙は定期的に開催されており、3回目の今回は「夏に向けて取り入れたいアイテム」というテーマで開催されました。

1位の商品の割引クーポンは、後日24時間のフラッシュセールとして配布されるため、最新情報を得るために、iHerbのアカウントのフォローや通知ONなどにしてもらえる可能性が高いでしょう。

既存顧客に興味を持ち続けてもらうための施策としても効果的なSNSキャンペーンです。

出典:iHerbが、”夏に向けて取り入れたいアイテム”でiHerb総選挙を実施!第1位は「ビタミンC」カテゴリーに決定!

【接点強化/販売促進】スシロー

回転寿司チェーンのスシローは、2023年3月~5月にかけて、InstagramのSNSキャンペーン「すしフォト」を実施しました。

「#スシローぜ」のハッシュタグをつけた写真や動画をInstagramに投稿すると、抽選でスシローお食事券が当たるという内容でした。

スシローにまつわる投稿ならなんでもOKということもあり、お持ち帰り寿司をおうちで楽しんでいるシーンなど、多くの投稿が寄せられていました。

フォトコンテストを開催することでスシローに関するUGCが増えるほか、賞品としてお食事券を配布することで店舗への来店促進にもつながります

スシローでは、定期的な「すしフォト」のほか、「サーモン総選挙」「クイズキャンペーン」などユーザー参加型のSNSキャンペーンを多数実施しています。

出典:スシロー ネタ シェア みんなの投稿 | すしフォト

【接点強化/認知拡大】Galaxy

サムスン電子ジャパン株式会社が取り扱っているモバイル端末「Galaxyシリーズ」のSNSキャンペーンです。

「Instagramフォトコンテスト」と題された同キャンペーンは、Galaxyで撮影した写真に、「#Galaxyカメラ部」「#withGalaxy」などのハッシュタグをつけて投稿してもらうという内容です。

優秀作品へは、Galaxyに関連するアイテムが贈呈されます。

Galaxyシリーズのフォトコンテストは定期的に開催されており、期間ごとに「#冬 #春 #風景」などの応募テーマが用意されています。

商品・ブランドの認知拡大やユーザーとのコミュニケーションを通し、企業やブランドへの愛着心による購買行動である「エンゲージメント」の向上が期待できるキャンペーンです。

「#Galaxyカメラ部」のハッシュタグは、キャンペーン終了後もユーザーの間で使用され、これまでに19万件以上投稿されています。

出典:サムスン電子ジャパン 事例|Pickles Inc.

【接点強化/認知拡大】雪印メグミルク

乳製品メーカーの「雪印メグミルク」は公式Instagramにて、商品紹介・チーズや牛乳を活用したレシピの紹介・乳製品に役立つ豆知識などを発信しています。

また「雪印メグミルク」の公式Instagramアカウントとは別に、チーズの知識や情報を発信するアカウント「雪印メグミルクチーズクラブ」を運営しています。

11月11日のチーズの日には、チーズがどれぐらい好きかを伝える、”チーズ愛”にあふれるコメントと写真に3つのハッシュタグをつけてポストするSNSキャンペーンを実施。

「雪印メグミルクチーズクラブ」のアカウントをフォローして応募をすると、10名にチーズ詰め合わせをプレゼントする内容です。

また、ツイート内で紹介されている特集ページ「チーズの日スペシャル!」は、チーズ情報を発信する自社メディア「チーズクラブ」で掲載されており、チーズのプロがおすすめするチーズの楽しみ方など密度の濃い情報を発信しています。

このように、ただキャンペーンを紹介するだけでなく、応募するユーザーの関心にあわせた情報を一緒に提供することで、キャンペーン応募だけで終わらせずファンを定着させる導線作りも行っています。

【接点強化】カルビー

スナック菓子メーカー「カルビー」は、ターゲットを女性と定め2015年に公式Instagramを開始しました。

コロナ禍により商品を食べてもらうサンプリングイベントの実施ができなくなったのをきっかけに、X(twitter)やInstagramなどSNSをはじめとするデジタル販促の予算を増額しました。

Instagramのフォロワーが8万人を達成したときには、抽選でカルビーのスナック菓子が当たるSNSキャンペーンを実施しました。

応募方法はアカウントのフォローと、対象の投稿へ「カルビー愛」を語るコメントを残すだけ。参加ハードルを低く設定することで、通常投稿へのコメント数よりも何倍も多い1000件以上のコメントがついています。

参考資料:https://www.calbee.co.jp/newsrelease/151116.php

【接点強化/認知拡大】東ハト

スナック菓子メーカー「東ハト」の人気商品「キャラメルコーン」が50周年を迎えたのを記念してSNSキャンペーンを実施しました。

応募方法は東ハト公式Instagramをフォローし、キャラメルコーンの曲で歌って踊る動画とともに指定の2つのハッシュタグを投稿して参加完了です。

またInstagramのAR機能を活用したオリジナルのARフィルターも提供、キャラメルコーンのキャラクターと一緒に踊ることができるその可愛さも、キャンペーンに参加したくなるきっかけとなりました。

【ブランディング/認知拡大】ファンケル

お肌に優しい無添加化粧品を製造・販売している「ファンケル」の公式Instagramアカウントでは、自社商品の特徴である「無添加」に関連するSNSキャンペーンを実施しました。

2008年にファンケルが6月10日を「無添加の日」と制定したのにちなんで、無添加の魅力を多くの人に知ってもらう目的で「#無添加の日」キャンペーンをX(twitter)と連動で実施しました。

自社が自ら制定した記念日と合わせてキャンペーンを行うことで、商品PRとあわせてブランディングが期待できます。

キャンペーン内容は、ファンケルで人気の3種類のアイテムの中から“大好き”または“気になる”ものを選び、理由とともにコメントすることで、抽選で人気商品の詰め合わせが当たる内容です。

また、キャンペーンを記載した投稿でコメント例も紹介していることから、これまでキャンペーンに応募したことがない人も応募しやすいように気配りがされています。

【接点強化/リピート数増加】meeth

モデルで美容研究家であるソンミさんが立ち上げたスキンケアブランド「meeth」が行った「meeth60日間チャレンジ」は、肌の悩みを抱える人に対して自社製品を使用してもらい、肌の変化過程やビフォーアフターを公開してもらう商品モニターも兼ねたSNSキャンペーンです。

参加条件は、公式Instagramアカウントをフォローして、指定のの2つのハッシュタグをつけ、公式アカウントへメンションした上で投稿を行います。さらに、この投稿を行ったことをInstagramのストーリーズ機能にも投稿することで応募完了です。

このキャンペーンに参加することで、月1回の美容ミーティングが受けられるだけでなく、meethの全商品が2ヶ月間無償提供されるという豪華な企画。

新しく立ち上げたばかりのブランドの認知拡大に加えて、効果を知りたい消費者のニーズに応えるために従来のモニター企画とは一味違うSNSを掛け合わせた新しいキャンペーンを展開しています。

参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000053532.html

【ブランディング/販売促進】トンボ鉛筆

文房具メーカーの「トンボ鉛筆」は新製品やイチオシ商品、そしてトンボ製品を活用した新しい使い方などを公式Instagramアカウントで紹介しており、エンゲージメントは同業他社の約2倍を記録しているという調査結果もあります。

成功の鍵のひとつとして考えられるのが、トンボの商品を使って参加してもらうSNSキャンペーンです。

2021年12月には自分が描いた作品が人気アーティスト「GReeeeN」の新曲ジャケットに採用されるというキャンペーンを実施しました。

キャンペーンの応募条件は、公式Instagramアカウントをフォローし、トンボ鉛筆の水性グラフィックマーカー「ABT」で描いた作品画像に指定のハッシュタグをつけて投稿することです。

このように実際の商品を使ったキャンペーンにすることで、UGCだけでなく、いろんな人の使用体験もあわせて集まってくる仕組みとなっています。

【接点強化/販売促進】日本ホールマーク

文房具や雑貨を取り扱う「日本ホールマーク」は、グリーティングカードや手帳など季節と関係する商品を販売していることから、季節の行事に合わせたSNSキャンペーンを度々行っています。

2021年11月にはオンラインストア4周年を記念して、期間中に何度も使える10%OFFクーポンをプレゼントするキャンペーンを実施。

公式アカウントのフォローと対象のポストをストーリーでシェアするだけでもらえるお得なクーポンです。

SNSキャンペーンを通じて、フォロワーに感謝の気持ちを伝えるだけでなく、オンラインストアの認知拡大と売上拡大を狙った施策を行いました。

【ブランディング/認知拡大】オイシックス・ラ・大地

有機や特別栽培野菜など安全性に配慮した食品宅配サービスを展開する「オイシックス・ラ・大地」のサービス「Oisix」や「らでぃっしゅぼーや」は、SNSアカウントを活用したマーケティングを積極的に行っています。

中でも特徴的なSNSキャンペーンは、コロナ禍で飲食店や給食への供給が止まってしまったり、天候不良により大きな損害を受けた生産者の方を応援する企画です。

2021年には天候の被害で大きな損害を受けた山形県のさくらんぼを応援する企画が行われました。、「#らでぃっしゅぼーや」と「#応援山形さくらんぼ」のハッシュタグをつけて、自分の好きな写真と生産者さんを応援するメッセージを投稿すると、1投稿につき10円を生産者2団体に寄付する内容を実施。

その後、上限まで集まった30万円の寄付金が生産者団体に送られたと公式アカウント内で報告されました。

また10月のフードロス削減月間に行われたキャンペーンでは、公式アカウントをフォローし、投稿内に出題されているフードロスに関するクイズに答えると、抽選で規格外のお米をプレゼントする企画を実施しました。

フォロワーへただプレゼントを提供するだけではなく、SNSキャンペーンを通じて社会問題に触れるきっかけを作り、「生産者を応援したい」という企業理念の浸透を図っています。

一般的にSNSキャンペーンは、サービスなどの宣伝を目的として使用されるケースが多いですが、この企画のように企業の想いを伝えるためのブランディングの施策として活用することもできるという事例です。

参考資料:https://markezine.jp/article/detail/33867?p=2

【接点強化/リピート数増加】クーネルワーク

新潟を拠点にWEBマーケティング事業を行う「クーネルワーク」が運営している新潟発の産直ECプラットフォーム「新潟直送計画」では、毎月購入者向けのSNSキャンペーンを実施しています。

内容はX(twitter)かInstagramの公式アカウントをフォローしたあと、ハッシュタグ「#新潟直送計画で買ったよ」をつけて、購入した商品の画像を投稿します。

投稿した方の中から抽選で、新潟の美味しい野菜やくだものが当たるという企画です。

この企画のポイントは、毎月企画を行うことで実際にサービスを使ったユーザーのリアルな感想がSNS上に蓄積されていくため、口コミマーケティングとしても機能しているという点です。

したがって、コストを抑えながらもサービスの魅力をより広域的に広めることができ、新たな消費者の獲得が期待できるキャンペーン設計となっています。

TikTokで注目されたキャンペーン事例

TikTokでも注目のSNSキャンペーンは多数あります。

最新の事例を確認してみましょう。

【認知拡大】ホワイトエッセンス

医療ホワイトニング事業を手がけるホワイトエッセンス株式会社は、TikTokのSNSキャンペーン「#ホワイトエッセンスチャレンジ」を実施しました。

「歯が白くなる」や「肌のくすみ」などのオリジナルエフェクトを使用して、動画を投稿してもらうという内容です。

同キャンペーンでは、Z世代の人気モデル・りょーか(折田涼夏)さんを起用し、多彩なエフェクトと、真似したくなるキュートなダンスでUGCを促しています

抽選によって景品を提供する仕組みではなく、純粋に投稿を楽しむTikTokのエンタメ性を活かし、ユーザーを巻き込んで認知拡大に成功している事例といえます。

TikTokは18歳~24歳の年齢層が利用者全体の43.7%を占めるため、ターゲット層が合致した場合は大きな成果も期待できるでしょう。

出典:The Latest TikTok Statistics: Everything You Need to Know — DataReportal – Global Digital Insights

【認知拡大】ORiental TRaffic

@quuun_tiktok

ハズレをえらぶな!オリトラの完全防水レインローファーをかけた戦い🔥キャンペーン実施中だからプロフィールのリンクからチェックしてね!#PR #ハズレを選ぶな #チャレンジ #challenge #fyp #viral #おすすめ #JK #JC #quuun

♬ kawaii cute wind EDM(979530) – FIREMAN

靴・レディースシューズの通販サイト「ORiental TRaffic」と、約6万フォロワーを抱える高校生クリエイター「Quuun!!」がコラボしたTikTokのSNSキャンペーンです。

レインローファーのPRの目的で開催された同キャンペーンは、ターゲット層である学生から支持されているクリエイターを起用し、商品を印象付けています

動画内の「#ハズレを選ぶな」の企画は、TikTokだけでなくYouTubeなどでも多くのクリエイターが実施しており、ルールなどもわかりやすいコンテンツです。

応募はTikTokのQuuun!!アカウントのプロフィールにあるURLから、ORiental TRafficのオンラインストア内にあるキャンペーンページへ遷移して行います。

TikTokで拡散し、注目を集めて外部のキャンペーンページへ誘導するという導線は、SNSキャンペーンでもよく見られる手法です。

出典:オリエンタルトラフィック ORiental TRaffic レインローファー QUUUNコラボ 2023

【認知拡大】UCC上島珈琲

コーヒーを中心とした飲料・食品メーカーの「UCC上島珈琲」は 新ブランド「UCC COLD BREW」から発売される新商品を記念して、 SNSキャンペーンを実施しました。

キャンペーン内容は、TikTok上でオリジナルで作られたエフェクトを選んだ後、ハッシュタグ「#香るどブリューオーディション」とつけて、楽曲に合わせてさまざまな動きをした動画を投稿するもの。

そして最優秀賞に選ばれた3名は商品のプレゼントだけでなく、女優としても活躍している池田エライザさんが監督するWebCMへの出演権を獲得できるというものです。

公開オーディションを兼ねたSNSキャンペーンということもあり、多くの参加を見越したキャンペーン設計となっています。

【認知拡大】アボカドfromメキシコ

元々はアメリカでメキシコ産のアボカドのおいしさをPRする目的で設立された「Avocados From Mexico」社。

世界で最も放映権料が高いといわれているアメフトのスーパーボウルで放映されたCMソングが、耳に残るキャッチーなフレーズとして話題となり、2021年上旬にアメリカのSNS上で「Avocados From Mexico」のフレーズが大流行となりました。

そして、日本ではその流行を「#アボカドチャレンジ」として公式ジングルを提供し、アボカドを使ったさまざまな動画を投稿するSNSキャンペーンを実施しました。

その結果、数ヶ月で総再生回数が1億回を超えるなど、人気のハッシュタグチャレンジとなりました。

こちらのチャレンジは、海外から自然発生した形で人気が出たものを、そのあとに公式が正式に認めた珍しい形のSNSキャンペーンです。

2021年のTikTok流行語大賞にもノミネートされ、今もなお再生回数が伸び続けており、一度「バズった」場合の拡散力の凄まじさがわかる事例といえるでしょう。

参考資料:https://www.avocadosfrommexico.jp/news/8740

【認知拡大】afterFIT

グリーン電力会社の「afterFIT」が提供する「しろくま電力(ぱわー)」はZ世代を中心とした若者層に環境問題について考えてもらうきっかけとして、TikTokの「#脱炭素ダンス」チャレンジを開催しました。

チャレンジ概要は、​​ゆるかわな音楽とクマのキャラクターが印象的なテレビCMで流れている「脱炭素ダンス」の音源を使ってダンス動画を撮影して、ハッシュタグ「#脱炭素ダンス」を投稿します。

ダンス自体も簡単で踊りやすく誰でもチャレンジしやすいので、多くのUGC創出を期待できます。

実際に子どもが踊っている動画が多数投稿されており、総再生回数も2022年6月時点で1億回を超え、多くのユーザーに認知が広がったといえるのではないでしょうか。

【認知拡大】eBay

ECモール「Qoo10」を提供するイーベイ・ジャパンは、同社から新しくリリースされたファッションサービス「MOVE」のデビュー企画として、TikTokで動画を投稿した方を対象とするキャンペーン企画を実施しました。

参加方法は、キャンペーン期間中に公式アカウントをフォローした上で、TikTokアプリ内の指定の音源を使い、お手本動画を参考に自分の好きなコーディネートを、ハッシュタグ「#Qoo10 MOVEファッションチャレンジ​」をつけて投稿するというもの。

BEST MOVE賞に選ばれた5名には屋外大型ビジョンへの出場権が授与されるなど、豪華な特典が準備されています。

「Qoo10」の利用者の多くが若年層の女性ということもあり、このキャンペーン以外にも、利用者層と相性が良いTikTokを活用したプレゼント企画を多数行っています。

【認知拡大】AGC

世界最大級のガラスメーカーである「AGC」が、幅広い層へのブランド認知を目指して、テレビCMで放送しているお馴染みのCMソングにちなんで、ユーザーが自分ならではの3文字を使った動画投稿を促す「#AGCチャレンジ」を実施しました。

CMキャラクターである広瀬すずさんも公式動画としてチャレンジしているお手本動画を公開。

そのほかにも人気インフルエンサーがPRとして投稿しており、多くの参加者を募りました。

思わず口ずさみたくなるCMソングをキャンペーンの軸とすることで、「楽しそう!」「参加してみたい!」とユーザーの参加を促す企画となっています。

【認知拡大】資生堂

SNSを活用した情報発信を積極的に行う「資生堂」は、TikTokの活用も行っています。

2021年6月に行ったSNSキャンペーンでは女優の池田エライザさんを起用した「#アネッサおうちで夏フォト」を実施。

コロナ禍において外出しずらい時期でありながら、まるで海にいるようなエフェクトを使うことでアネッサのポスターになりきるキャンペーンを行いました。

キャンペーンではオリジナルエフェクトだけでなく、過去にアネッサのCMに起用されたBONNIE PINKの「A Perfect Sky」を特別にアレンジしたバージョンを提供し、オンラインストリーミングで楽曲配信するなど、メディア横断でのキャンペーンを実施。

また、アネッサの新商品の特徴であるトーンアップをTikTok上で疑似体験できるようなエフェクトを提供するなど、商品自体の内容も伝える工夫がされています。

その結果、2021年上半期においてTikTokユーザーが一番使用されたエフェクトとなり、再生回数も2億5200万回に到達するなど、多くのユーザーが楽しんだ施策となりました。

参考URL:https://tiktok-for-business.co.jp/archives/9796/

【認知拡大】つみき

株式会社つみきが運営する国内最大級の映画・ドラマ・アニメレビューサービス「Filmark」は、2021年1月にTikTokとコラボレーションした「#映画紹介 チャレンジ」を実施しました。

ユーザーがハッシュタグ「#映画紹介」をつけて、お気に入りの映画や人生を変えた映画などを投稿。優秀投稿者に選ばれた人にはFilmarkが監修した映画にまつわる本やギフトカードをプレゼントするという企画です。

また、映画紹介コンテンツで人気のインフルエンサーなどを招き、TikTokのFilmarks公式アカウントから生配信などを実施しました。

2021年10月からは、FilmarkのプラットフォームとTikTokの連携も開始するなど、TikTokユーザーを取り込む施策を積極的に行っています。

参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000218.000008641.html

2024年のトレンドはSNSキャンペーン×ショートゲーム

SNSキャンペーンは、トレンドが入れ替わるサイクルが早いため、企画時には話題の手法を意識することも重要です。

2024年のトレンドは、SNSキャンペーンと短時間で楽しめる「ショートゲーム」をかけあわせた施策です。

以下では、SNSキャンペーン×ショートゲームが注目されている理由について解説します。

SNS内における拡散が期待できる

SNSキャンペーンにショートゲームを取り入れることで、ゲームのスコアや診断ゲームの結果をシェアしたいという心理から拡散が期待できます。

新聞社のNYタイムズがまとめた調査報告「The Psychology of Sharing」によると、人が情報を共有する動機は次の5つといわれています。

  1. 価値ある楽しいコンテンツだから
  2. 自分の趣味嗜好を伝えるため
  3. 交友関係を広げる・維持するため
  4. 自己実現のため
  5. 活動やブランドについて広く知ってもらうため

「面白いから教えたい」や「自分が好きなことやよいと思っている活動・ブランドについて知ってもらいたい」という人間の心理をもとに、戦略的なマーケティングを実現するうえでショートゲームは効果的です。

また、「よい結果がでて嬉しい!」や「思ったより結果が伸びなくてくやしい…」のように、ユーザーの感情をのせて共有してもらうことにより共感を呼びやすくなります。

出典:NYT|Psychology-Of-Sharing

ユーザーが自然と参加したくなる仕組みをつくりやすい

SNSキャンペーンの特徴は、ユーザー参加型である点です。

キャンペーンの企画に、エンタメ性の高いショートゲームを盛り込むことによって、ユーザーの参加を促しやすくなります

単純なハッシュタグ・リツイートキャンペーンだけでは、商品やブランドに興味がないユーザーをひきつけるのは難しいですが、ショートゲームの内容が興味をひくものであれば、ついやってみたくなるのが人間の心理でしょう。

ユーザーが自然と参加したくなる仕組みをつくることで、既存顧客だけでなく、見込み客の取り込みも期待できます

短い時間で興味をひける

各SNSでは、投稿できるコンテンツに時間制限が設けられています。

  • Instagram(リール):最長90秒まで
  • Instagram(ストーリーズ):1投稿あたり15秒、一度に投稿可能な時間は最大60秒
  • TikTok:15秒〜10分
  • YouTubeショート:最大60秒

ショートゲームは、RPGのような長時間プレイや熟練を要するゲームとは異なり、「ワンクリックでルーレットがまわって止まる」「くじをひいて運勢を占える」など、短い時間で結果が出ます。

SNS投稿を利用するキャンペーンにおいては、いずれも短い時間で興味をひく必要があり、ショートゲームの強みを活かしやすいといえます。

BALANCeのサービス

目を引くデザインと演出で関心を喚起するキャンペーンサイト・周年サイトや、AR、メタバース、AIといった最新技術を駆使したPRコンテンツや常設コンテンツを制作・開発いたします。

効果的なSNSキャンペーンの制作なら「ゲーキャん」がおすすめ

効果的なSNSキャンペーンを実施したい方には、「ゲーキャん」の活用がおすすめです。

「ゲーキャん」は、ゲームを活用したデジタルキャンペーンの企画から制作までを一気通貫して提供しているサービスです。

SNSキャンペーンは他社との差別化がしにくいですが、ゲームを活用することで、他社と差別化されたSNSキャンペーンを実施できます。

また、ゲームを通してユーザーのサービス理解を深めることや、企業ブランドを醸成することにもつながります。

SNSキャンペーンゲームを活用したい方は、ぜひこちらからサービス詳細をご確認ください。

SNSキャンペーンはBALANCeにお任せください

SNSキャンペーンは、企業と消費者が接点をもつきっかけになるだけでなく、UGCの投稿や拡散を促しやすい施策です。

認知拡大や販売促進、ブランディングなど、さまざまな効果が期待できるため、あらかじめ目的を明確化したうえでゴールから逆算して、企画や運営を進めることが大切です。

また、ゲームやエンタメ性を取り入れたSNSキャンペーンは近年のトレンドとなっていますが、BALANCeではショートゲーム×SNSキャンペーンを得意としております。

理想の企画を実現できる制作会社を探している企業様はもちろん、企画段階からのご相談も対応可能ですので、ぜひお気軽にこちらからお問い合わせください

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