観光業界のデジタルスタンプラリー活用事例!注目の理由とメリットについて
近年、観光業会を中心に、デジタルスタンプラリーへの注目が集まっています。デジタルスタンプラリーは、スマートフォンやタブレット端末で参加できるスタンプラリー企画の総称です。
デジタルスタンプラリーが注目されている理由は、新型コロナウイルスの感染拡大によって失った客足やインバウンド需要を取り戻せるためです。
この記事では、デジタルスタンプラリーの概要、観光×デジタルスタンプラリーの可能性、観光業会におけるデジタルスタンプラリーの活用事例について紹介します。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!お見積もりやご提案はもちろん無料です。ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。
この記事でわかること
デジタルスタンプラリーとは
デジタルスタンプラリーとは、スマホやタブレットなどのモバイル端末でスポットを訪問してスタンプを集める企画です。
スポットに設置されたQRコードの読み取り、GPS機能による位置情報の取得などによって、参加者がスポットに訪れたことを把握します。
デジタルスタンプを集めた参加者に対して、限定の特典や応募権などを与えることによって話題性を高める事例も多くみられます。
デジタルスタンプラリーの詳細や作り方についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!
ゲームのエンタメ性と訴求力・拡散力を活かし、web広告+SNS運用による集客と、SNS上でバズる・話題になるコンテンツを制作・開発・提供いたします。
大手ゲーム会社や、大手食品メーカーの制作実績も多数。
お見積もりやご提案に関しては、費用は発生いたしません。
お気軽に、お問い合わせください。
観光業界でデジタルスタンプラリーが注目される理由
観光業会においてデジタルスタンプラリーが注目されている背景には、主に2つの理由があります。
- 新型コロナウイルスによる旅行控えの解消
- インバウンド需要の促進
新型コロナウイルスにより旅行控えの解消
新型コロナウイルスの蔓延により旅行を控える日々が続きましたが、旅行控えを解消する施策としてデジタルスタンプラリーが注目されています。
デジタルスタンプラリーの場合、台紙の受け取りやスタンプの押印などがデジタル上で完結するため、人と人が直接触れ合うことはありません。
そのため、密を避けることができ、コロナ禍においても実施可能な施策として話題になりました。
インバウンド需要の促進
インバウンド需要とは、訪日外国人による観光需要を指しています。
コロナ対策の一環として水際対策にも力が入れられており、一時インバウンド需要はほぼゼロになりました。
しかし、徐々に国境を越えた往来が認められ始めており、デジタルスタンプラリーはインバウンド需要の促進に向けた一助としても注目されています。
デジタルスタンプラリーの場合、Web上のUIを外国語対応するだけで外国人でも参加できるようになります。
弊社では、デジタルスタンプラリーの制作と企画を得意としています。デジタルスタンプラリーを活用したキャンペーンの事例やサービスの詳細はぜひこちらからご確認ください。
BALANCeのサービス
目を引くデザインと演出で関心を喚起するキャンペーンサイト・周年サイトや、AR、メタバース、AIといった最新技術を駆使したPRコンテンツや常設コンテンツを制作・開発いたします。
インバウンドに向けてのデジタルスタンプラリー制作事例についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
デジタルスタンプラリーによる観光へのメリット
前述のとおり、デジタルスタンプラリーは観光業会において注目されている施策の一つですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。
以下では、デジタルスタンプラリーのメリットについて紹介します。
地域への来訪・回遊のきっかけになる
デジタルスタンプラリーを実施すると、スタンプを集めるために地域への来訪が増え、回遊のきっかけになります。
また、来訪者が増えるだけでなく、滞在時間を伸ばすことで消費活動に直結します。
来訪者の増加や回遊の促進によって、地域の活性化や売上向上も見込めるでしょう。
そのため、自治体や観光事業者が町おこしなどに活用する事例も多くなっています。
自治体のお祭りをデジタルスタンプラリーで盛り上げる方法についてはこちらの記事で解説しています。
マップ上で施設や店舗のPRができる
デジタルスタンプラリーでは、マップ上に地点画像やデジタルコンテンツを設置できるため、施設や店舗のプロモーションにも活用できます。
施設や店舗をラリースポットに指定しておけば、デジタルスタンプラリーを目的として来訪した人の目にはかならずとまるはずです。
また、スタンプの取得に訪れたタイミングで施設や店舗を利用する可能性もあるでしょう。
テーマパークでのデジタルスタンプラリー制作事例についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
多言語対応などのインバウンド対策がしやすい
デジタルスタンプラリーはスマホなどのモバイル端末上で実施するため、多言語対応が簡単にできます。
一方、紙のスタンプラリーの場合、外国語で印刷しておいた紙を準備したり、各スポットの案内も多言語対応しなければならず、インバウンド対策にはコストがかかっていました。
近年の観光業界においては、いかにインバウンド需要を獲得するかも重要な課題となっており、手軽にインバウンド対策ができる施策は重宝されています。
Webサイトの多言語化のメリットや制作方法はこちらの記事で解説しています。
リアルタイムで参加者の情報を確認できる
デジタルスタンプラリーの場合、Web上の分析ツールを活用して参加者のデータを確認できます。
性別や年齢などの属性はもちろん、日ごとや時間帯別のデータも収集できます。
収集したデータをマーケティングに活用すれば、来訪客のニーズを分析できるでしょう。
運営の仕事が減り、効率化に繋がる
デジタルスタンプラリーでは、台紙の準備やスタンプの作成、マップの印刷などが必要ありません。
キャンペーン中、台紙が不足したり、インクが切れたりすることもなく、そもそもラリースポットにスタッフがいなくても問題ありません。
運営の負担が少なく、効率的にイベントを実施できるでしょう。
弊社では、デジタルスタンプラリーのシステム提供や具体的な施策のご提案が可能です。デジタルスタンプラリーの活用を検討している方はぜひこちらからお問い合わせください。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!お見積もりやご提案はもちろん無料です。ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。
,また、こちらの記事では、デジタルスタンプラリーの費用についてより詳しく解説しています。
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観光にデジタルスタンプラリーを活用した事例
最後に、デジタルスタンプラリーを活用した事例について紹介します。
前述のとおり、デジタルスタンプラリーは地方創生や観光促進につながる施策となる可能性を秘めています。
【兵庫県神戸市】めぐる神戸デジタルスタンプラリー
めぐる神戸デジタルスタンプラリーとは、神戸観光の定番から親子で楽しめるものまで11コースが用意されたキャンペーンです。
キャンペーン期間中に対象のモデルコースに参加し、スポットを一定数訪れると、神戸を堪能できる豪華賞品に応募できました。
アプリをダウンロードするだけで無料で参加できる仕組みとなっており、数多くの参加者を募ることに成功しています。
【愛知県犬山市】ぶらり城下町デジタルスタンプラリー
ぶらり城下町デジタルスタンプラリーとは、愛知県犬山市内の149店舗をめぐるキャンペーンです。
対象店舗のうち、4か所で買い物をしてQRコードを読み取ることで、犬山温泉宿泊券などの豪華賞品があたります。
また、ラリースポットを4か所訪問するたびに応募できる仕組みとなっており、すでに参加した方にもさらなる回遊を促していました。
【兵庫県】兵庫 発見デジタルスタンプラリー
兵庫 発見デジタルスタンプラリーとは、兵庫県内に100か所以上設定された対象スポットをまわるキャンペーンです。
対象スポットで専用アプリを開くと、位置情報からスタンプを獲得できます。
また、専用アプリでは対象スポット一覧を確認できるほか、スポットまでの経路の確認もできる仕組みとなっていました。
さらに公式LPではテーマ別のルートを4つ紹介しており、参加者におすすめの回遊ルートを示していた点も特徴的です。
スタンプ獲得後には、神戸牛をはじめ、兵庫県ならではの賞品があたる抽選に応募が可能となっています。
【山形県庄内地方】庄内満喫 デジタルスタンプラリー
庄内満喫 デジタルスタンプラリーとは、山形県庄内地方の自然や観光スポットをめぐるキャンペーンです。
専用サイトからQRコードを読み取り、メールアドレスなどの情報を入力すると参加できます。
スタンプを集めると抽選で20,000円分の旅行券や庄内の特産品があたります。
【静岡県静岡市】静岡市 たびTabiオクシズラリー
静岡市 たびTabiオクシズラリーとは、静岡県静岡市の「オクシズ」と呼ばれる山間地域の体験施設や宿泊施設を巡るキャンペーンです。
キャンペーンではスポットに訪れるだけでなく、特定のキーワードを入力することでもスタンプを獲得できます。
スタンプを3つ集めるたびに静岡市内共通宿泊券などの豪華賞品があたる抽選に参加できます。
【熊本県】新麦を祝おう!キャンペーンラリー
新麦を祝おう!キャンペーンラリーとは、熊本県の新麦の収穫を祝うキャンペーンです。
新麦が味わえるパン屋やイベントなどを巡ってスタンプを集めると、豪華賞品があたる抽選に参加できます。
収穫したての新麦を使用したメニューを味わってもらい、美味しさを広めることを目的としており、地方のブランディングも含めた施策となっていました。
【日本観光振興協会】観光SDGsデジタルスタンプラリー
観光SDGsデジタルスタンプラリーとは、世界中でSDGsに取り組む出展社をまわるキャンペーンです。
専用サイトからQRコードを読み取り、専用フォームから申し込むことで参加できます。
スタンプを集めた画面をゴールブースで提示すると、世界各国の賞品があたる抽選に参加可能です。
地方活性化ではなく、SDGsへの理解を深めることを目的として行われたものですが、観光業界におけるデジタルスタンプラリーの事例といえるでしょう。
特殊法人/年間スタンプラリー
観光業での事例ではありませんが、全国30ヶ所以上の施設や会場運営を行う特殊法人でデジタルスタンプラリーが開催されました。こちらのデジタルスタンプラリーは弊社で制作しています。
このデジタルスタンプラリーで動員した人数は8万人という結果でした。全国各地に施設があるため、このデジタルスタンプラリーで多くの観光需要を創出したことになります。
実際に全国の施設に足を運んでもらうために、以下の3つのコンテンツを制作しました。
- オフィシャルキャラクターの人気投票
- 全国を巡るスタンプラリー
- ご当地クイズのミッション
ひとつの自治体だけでなく、全国各地に範囲を広げた観光デジタルスタンプラリーを行った事例となります。
詳しい事例の背景や詳細はこちらからご確認ください
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イオンモール中国/デジタルスタンプラリー
こちらも観光業での事例ではありませんが、イオンモール中国で行われた施設内回遊デジタルスタンプラリーを弊社で制作しました。
中国でのショッピングモールとなるため、中国語で制作を行っています。
このゲームは、ショッピングモール内を巡ってチェックインを行うことで木を育てるゲーム形式のデジタルスタンプラリーとなっています。結果として、テナントの回遊率向上、購買単価の向上、滞在時間の伸長につながりました。
デジタルスタンプラリーは、日本だけでなく海外でも活用できます。また、デジタルスタンプラリーを多言語化することで、インバウンドでの観光客の獲得も可能となります。
制作の背景や詳細はぜひこちらからご確認ください。
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デジタルスタンプラリーの制作はBALANCeにお任せください
デジタルスタンプラリーは、コロナで失った客足やインバウンド需要の獲得に有効な施策です。
徐々に観光需要は戻りつつあるものの、多くの観光地のなかから選んでもらうためには、訪問するきっかけが必要不可欠です。
また、デジタルスタンプラリーは訪問客の回遊を促し、地方産業を盛り上げるうえでも効果的です。
地域活性化を目的とするデジタルスタンプラリーを検討している方は、ぜひ一度BALANCeまでお問い合わせください。