デジタルキャンペーン

TOP デジタルキャンペーン メタバースプロモーションとは?VR空間における広告の特徴や事例を紹介

メタバースプロモーションとは?VR空間における広告の特徴や事例を紹介

九条拓斗 九条拓斗

メタバースプロモーションとは?VR空間における広告の特徴や事例を紹介

メタバース上でのプロモーションの手法は大きく分けて4つです。

  • メタバース空間で広告を表示する
  • VRゲーム内に自社商品を設置する
  • メタバース空間にショップをオープンする
  • デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する

それぞれの手法には特徴があるため、目的に応じて使い分けていく必要があります。

この記事では、各手法ごとに期待できる効果、各社の最新事例について紹介します。

BALANCeによるデジタルキャンペーン事例を公開中!!

制作実績はこちら

メタバースとは

メタバースとは、インターネット上に構築される仮想空間です。超越したを表すmetaと宇宙を表すuniverseを組み合わせた造語となっており、ユーザーはアバターを操作してメタバースの世界に入ります。

合わせて読みたい

2022.10.03
話題のメタバースとは?既存技術との違いや可能性を解説

ARメタバースとVRメタバースの違い

メタバースにはARメタバースとVRメタバースの2種類が存在します。つまり、VR技術を用いた仮想空間=メタバースではありません。

以下では、ARメタバースとVRメタバースの定義、両者の違いについて紹介します。

ARメタバースとは

ARメタバースとは、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術をもとに、現実世界に仮想空間を構築するメタバースです。

現実世界にデジタル情報や3DCGを表示し、まるでそこに実在するかのように表現します。ARメタバースの代表例はポケモンGOなどです。

合わせて読みたい

2022.05.30
WebARとは?アプリ不要、サイトだけでARが体験できる最新活用事例

VRメタバースとは

VRメタバースとは、VR(Virtual Reality:仮想現実)技術をもとに、インターネット上に仮想空間を構築するメタバースです。

ARメタバースとは異なり、インターネット上に仮想空間を構築するため、視界に広がるものすべてが創造物となります。

そのため、ARメタバースと比べて、非現実的な体験の提供に向いています。

ARメタバースとVRメタバースの違い

ARメタバースは現実世界をもとに構築しているため、同一の仮想空間が存在しません。一方、VRメタバースはインターネット上に構築しているため、同一の仮想空間が無数に存在します。

また、ARメタバースとVRメタバースは、目的の点でも違いがあります。ARメタバースは、現実世界に情報を付け加えて価値を創造します。

一方、VRメタバースはユーザーの動きや指示に合わせて情報を構築して、価値をつくりあげるのが目的です。つまり、現実世界との関わり方やユーザーとの関わり方などが大きく違うといえるでしょう。

メタバースにおける広告の特徴

ARメタバースとVRメタバースの違いを確認したところで、メタバースにおける広告の特徴について紹介します。

メタバースにおける広告には、以下のような特徴があります。

  • 新たな広告チャネルとして活用できる
  • ストーリーテリングに適している

新たな広告チャネルとして活用できる

メタバースにおける広告は、既存のバナー広告や路上の電子掲示板などとは異なり、新たなチャネル(媒体)として活用できます。

広告チャネルを増やすと、新たな顧客層を獲得できる可能性が広がり、売上の向上が期待できます。そのため、新規顧客を獲得したい場合に有効な施策です。

また、すでにVR領域でデジタル広告を打っている場合、既存のクリエイティブをメタバース上に展開できます。VR領域の広告素材はメタバース空間にも横展開しやすく、VR広告を活用する企業であれば参入障壁も低いといえるでしょう。

ストーリーテリングに適している

ストーリーテリングとは、伝えたい内容を想起させるような話を用いて、ストーリーを語ることによって相手に深い印象を与える手法です。直接的に伝えるのではなく、物語とともに伝えることによって、相手がイメージを描きやすいのが特徴です。

メタバース上の広告は、既存のポップアップ広告などと比較して表現の幅が広いため、商品の歴史やブランドの世界観をより鮮明に伝えられます。画像や動画、テキストだけでなく、空間全体で表現することによって、あらゆるアプローチが可能です。

また、広告の世界に入り込んでもらえるため、ユーザーの購買意欲を刺激しやすい強みもあります。

メタバースにおける広告・宣伝の手法

前述のとおり、メタバースにおける広告・宣伝は非常に効果的なマーケティング手法です。しかし、具体的にはどのような手法があるのでしょうか。

主には、以下の4つのような手法があります。

  • メタバース空間で広告を表示する
  • VRゲーム内に自社商品を設置する
  • メタバース空間にショップをオープンする
  • デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する

メタバース空間で広告を表示する

メタバース上の空間を全体に広告を散りばめることで、訪れたユーザーに訴求する手法です。

メタバース上のユーザーに対して、ふと見上げた箇所にある広告スペースに自社商品を表示するなどのアプローチができます。とくに認知度の向上に適した広告手法といえるでしょう。

VRゲーム内に自社商品を設置する

VRゲーム上のアイテムとして自社商品を設置するような手法もあります。プロダクト・リプレイスメントとも呼ばれており、メタバースを活用したゲームが増えるにつれて広告手法としても注目を集めています。

たとえば、ポケモンGOではスポンサー企業の店舗を「ポケストップ」と呼ばれるスポットに設定し、ポケストップを訪れたユーザーにアイテムを配信する仕組みで導線を設計しています。

メタバース空間にショップをオープンする

メタバース空間上で商品を販売できるECショップを展開する手法もあります。

既存のモール空間上に出店する方法と、新たにプラットフォームから構築する方法があります。

詳しくは以前の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。

合わせて読みたい

2022.09.22
メタバースECとは?新ビジネスの市場規模、ECの構築方法や事例を徹底解説

デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する

デジタルヒューマンとは、AIを搭載した3Dロボットです。イメージとしてはSoftBankのペッパーくんのようなもので、メタバース上のデジタルヒューマンをインフルエンサー化させる手法です。

すでにタレントやYouTuberなどを起用するインフルエンサーマーケティングは一般的になっていますが、メタバースが普及するとデジタルヒューマンによるインフルエンサーマーケティングが可能になります。

デジタルヒューマンを活用するメリットとして、広告主の意図どおりに設計できる点があります。言動や炎上によってブランディングを損なうリスクもなく、安定した運用ができるでしょう。

また、AIによる機械学習を活用すれば、蓄積されたデータをもとに独自のデジタルヒューマンを設計可能です。

BALANCeによるデジタルキャンペーン事例を公開中!!

制作実績はこちら

メタバースを活用したプロモーションの事例

前述のとおり、メタバースを活用したプロモーションにはさまざまなアプローチが考えられます。

以下では、メタバースを活用したプロモーションの事例について紹介します。

MiraVerseショールーム

メタバース プロモーション

MiraVerseショールームとは、凸版印刷株式会社が作成したサービスです。凸版印刷株式会社の色再現技術や質感計測技術に、3DCGやVR技術を組み合わせて、企業が思い描いた世界観や商品の魅力をメタバース上で再現します。同時にアバターを介したコミュニケーションもできるため、ユーザーに新たな体験を提供できます。

バーチャルマーケット

メタバース プロモーション

バーチャルマーケットとは、メタバース上でアバターを用いて、3DCGで作成された商品を売買・展示・鑑賞できるイベントです。世界中から100万人以上がメタバース空間に来場しており、とても注目されています。

さまざまなVRマーケットイベントのなかでも、最大数のブースを集めたイベントとしてギネス世界記録に認定されています。ユーザーはヘッドマウントディスプレイとブラウザのどちらでも空間に入場できるため、VRデバイスをもっていないユーザーでも楽しめる設計です。

バーチャルOKINAWA

メタバース プロモーション

バーチャルOKINAWAとは、沖縄県が主導して開発するメタバース空間です。コロナ禍で活気を失った国際通り商店街などが中心となり、ITとエンターテインメントの協力によって、困難を乗り越えることを目的としています。

メタバース上では、国際通りの雰囲気やさまざまなイベントを楽しめるだけでなく、公式オンラインショップで現地のおみやげも購入できます。

実際に参加したユーザーからの反応もよく、今後は国際通り以外の観光地もメタバース化していく予定です。

XR EXPO

メタバース プロモーション

XR EXPOとは、メタバース上で建築士・工務店と注文住宅を建てたい人を結びつけるサービスです。建築士や工務店がこだわって建てたモデルハウスを展示しており、ユーザーは時間や場所に縛られずに、展示場の案内を受けられます。

また、XR EXPOはリアルの住宅展示場に比べて1/30ほどの費用で出展できるため、購入検討者へのアプローチがしやすくなるメリットもあります。

就活メタバース

メタバース プロモーション

就活メタバースとは、メタバースを活用した就活相談サービスです。就活メタバースでは、従来のWeb面談のような制約ある空間ではなく、対面していると錯覚するような仮想空間を実現できます。

また、就活のプロに相談ができるだけでなく、ヒアリング内容をもとにキャリアコンサルタントが厳選した企業を提案してもらえます。

メタバースを活用したプロモーションはBALANCeにお任せください

メタバースを活用したプロモーションは徐々に広がっています。目的に応じた手法を選ぶことで、売上を大きく向上させられるはずです。

また、目新しい印象を与えられる点もメタバース広告のメリットです。新規の参入企業も増えており、すこしでも早いタイミングからプロモーションの準備をしていくことが重要です。

メタバースを使ったプロモーション施策を検討している方は、ぜひ弊社にご相談ください。

BALANCeによるデジタルキャンペーン事例を公開中!!

制作実績はこちら

サイトで未公開の実績も多数掲載!
ARキャンペーンの企画に役立つ、BALANCeの事例を紹介しています

会社資料無料ダウンロード

仕事のご相談・ご依頼 /
リクルート・協業 / 弊社へのサービスご紹介

お問い合わせはこちら

九条拓斗
九条拓斗

WRITTEN BY

九条拓斗

大学でプログラミングを専攻後、Webマーケティング企業に就職。
現在はWebライター、プログラミングスクールメンター、エンジニアとして活動中。

Web3.0をはじめとした最新技術やプログラミング記事を中心に執筆。

人気記事ランキング

BALANCeおすすめ記事

集客イベントを成功へ導く
効果測定・分析ソリューション

資料ダウンロードはこちら!