メタバースプロモーションとは?VR空間における広告の特徴や事例を紹介

メタバース上でのプロモーションの手法は大きく分けて4つです。
- メタバース空間で広告を表示する
- VRゲーム内に自社商品を設置する
- メタバース空間にショップをオープンする
- デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する
それぞれの手法には特徴があるため、目的に応じて使い分けていく必要があります。
この記事では、各手法ごとに期待できる効果、各社の最新事例について紹介します。
BALANCeのサービス

目を引くデザインと演出で関心を喚起するキャンペーンサイト・周年サイトや、AR、メタバース、AIといった最新技術を駆使したPRコンテンツや常設コンテンツを制作・開発いたします。
この記事でわかること
メタバースとは
メタバースとは、インターネット上に構築される仮想空間です。超越したを表すmetaと宇宙を表すuniverseを組み合わせた造語となっており、ユーザーはアバターを操作してメタバースの世界に入ります。
ARメタバースとVRメタバースの違い
メタバースにはARメタバースとVRメタバースの2種類が存在します。つまり、VR技術を用いた仮想空間=メタバースではありません。
以下では、ARメタバースとVRメタバースの定義、両者の違いについて紹介します。
ARメタバースとは
ARメタバースとは、AR(Augmented Reality:拡張現実)技術をもとに、現実世界に仮想空間を構築するメタバースです。
現実世界にデジタル情報や3DCGを表示し、まるでそこに実在するかのように表現します。ARメタバースの代表例はポケモンGOなどです。
VRメタバースとは
VRメタバースとは、VR(Virtual Reality:仮想現実)技術をもとに、インターネット上に仮想空間を構築するメタバースです。
ARメタバースとは異なり、インターネット上に仮想空間を構築するため、視界に広がるものすべてが創造物となります。
そのため、ARメタバースと比べて、非現実的な体験の提供に向いています。
ARメタバースとVRメタバースの違い
ARメタバースは現実世界をもとに構築しているため、同一の仮想空間が存在しません。一方、VRメタバースはインターネット上に構築しているため、同一の仮想空間が無数に存在します。
また、ARメタバースとVRメタバースは、目的の点でも違いがあります。ARメタバースは、現実世界に情報を付け加えて価値を創造します。
一方、VRメタバースはユーザーの動きや指示に合わせて情報を構築して、価値をつくりあげるのが目的です。つまり、現実世界との関わり方やユーザーとの関わり方などが大きく違うといえるでしょう。
弊社ではメタバースを活用したコンテンツ制作と、成果につながるキャンペーン企画・制作を得意としています。メタバースの制作実績やサービス概要についてはこちらからご確認ください。
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メタバースにおける広告の特徴
ARメタバースとVRメタバースの違いを確認したところで、メタバースにおける広告の特徴について紹介します。
メタバースにおける広告には、以下のような特徴があります。
- 新たな広告チャネルとして活用できる
- ストーリーテリングに適している
新たな広告チャネルとして活用できる
メタバースにおける広告は、既存のバナー広告や路上の電子掲示板などとは異なり、新たなチャネル(媒体)として活用できます。
広告チャネルを増やすと、新たな顧客層を獲得できる可能性が広がり、売上の向上が期待できます。そのため、新規顧客を獲得したい場合に有効な施策です。
また、すでにVR領域でデジタル広告を打っている場合、既存のクリエイティブをメタバース上に展開できます。VR領域の広告素材はメタバース空間にも横展開しやすく、VR広告を活用する企業であれば参入障壁も低いといえるでしょう。
ストーリーテリングに適している
ストーリーテリングとは、伝えたい内容を想起させるような話を用いて、ストーリーを語ることによって相手に深い印象を与える手法です。直接的に伝えるのではなく、物語とともに伝えることによって、相手がイメージを描きやすいのが特徴です。
メタバース上の広告は、既存のポップアップ広告などと比較して表現の幅が広いため、商品の歴史やブランドの世界観をより鮮明に伝えられます。画像や動画、テキストだけでなく、空間全体で表現することによって、あらゆるアプローチが可能です。
また、広告の世界に入り込んでもらえるため、ユーザーの購買意欲を刺激しやすい強みもあります。
弊社では、大手企業の施策でのメタバース制作・活用実績があります。御社に最適なメタバース施策のご相談とご提案は無料です。ぜひ制作を検討している方はこちらからご相談ください。
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メタバースにおける広告・宣伝の手法
前述のとおり、メタバースにおける広告・宣伝は非常に効果的なマーケティング手法です。しかし、具体的にはどのような手法があるのでしょうか。
主には、以下の4つのような手法があります。
- メタバース空間で広告を表示する
- VRゲーム内に自社商品を設置する
- メタバース空間にショップをオープンする
- デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する
メタバース空間で広告を表示する
メタバース上の空間を全体に広告を散りばめることで、訪れたユーザーに訴求する手法です。
メタバース上のユーザーに対して、ふと見上げた箇所にある広告スペースに自社商品を表示するなどのアプローチができます。とくに認知度の向上に適した広告手法といえるでしょう。
VRゲーム内に自社商品を設置する
VRゲーム上のアイテムとして自社商品を設置するような手法もあります。プロダクト・リプレイスメントとも呼ばれており、メタバースを活用したゲームが増えるにつれて広告手法としても注目を集めています。
たとえば、ポケモンGOではスポンサー企業の店舗を「ポケストップ」と呼ばれるスポットに設定し、ポケストップを訪れたユーザーにアイテムを配信する仕組みで導線を設計しています。
メタバース空間にショップをオープンする
メタバース空間上で商品を販売できるECショップを展開する手法もあります。
既存のモール空間上に出店する方法と、新たにプラットフォームから構築する方法があります。
詳しくは以前の記事でご紹介していますので、ぜひご覧ください。
デジタルヒューマンをインフルエンサーとして活用する
デジタルヒューマンとは、AIを搭載した3Dロボットです。イメージとしてはSoftBankのペッパーくんのようなもので、メタバース上のデジタルヒューマンをインフルエンサー化させる手法です。
すでにタレントやYouTuberなどを起用するインフルエンサーマーケティングは一般的になっていますが、メタバースが普及するとデジタルヒューマンによるインフルエンサーマーケティングが可能になります。
デジタルヒューマンを活用するメリットとして、広告主の意図どおりに設計できる点があります。言動や炎上によってブランディングを損なうリスクもなく、安定した運用ができるでしょう。
また、AIによる機械学習を活用すれば、蓄積されたデータをもとに独自のデジタルヒューマンを設計可能です。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!
ゲームのエンタメ性と訴求力・拡散力を活かし、web広告+SNS運用による集客と、SNS上でバズる・話題になるコンテンツを制作・開発・提供いたします。
大手ゲーム会社や、大手食品メーカーの制作実績も多数。
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BALANCeの【キャンペーン・PR】サービス説明資料には、『メタバース』『Web3.0』の実績が多数掲載されています。
また、関連した会社資料も無料ダウンロードできますので、ぜひご覧ください!
メタバースを活用したプロモーションの事例
前述のとおり、メタバースを活用したプロモーションにはさまざまなアプローチが考えられます。
以下では、メタバースを活用したプロモーションの事例について紹介します。
衛星操作メタバース

宇宙空間での衛星操作を疑似体験できるマルチプレイコンテンツを弊社にて制作しました。
このコンテンツでは、ユーザーが宇宙のような3D空間でアバターを操作し、ロケットゲームや衛星から見た地球の写真撮影を楽しめます。
この非日常的な体験は多くの反響を呼び、クライアント企業の技術力や宇宙への取り組みを効果的にPRしました。
弊社での制作事例やサービスの詳細などについては以下から資料でダウンロード可能です。ぜひこちらからご確認ください。
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バーチャル宮下公園
渋谷区宮下公園の価値向上と新たなコミュニケーション創出のため、弊社にて「MIYASHITA MYSTERY PARK」のデジタルコンテンツ制作を担当しました。
このイベントは、リアル会場とバーチャル空間の両方で開催され、謎解きクリエイター松丸亮吾氏による謎解きが、参加者に新しい渋谷のカルチャーを体験させました。
Twitter上では、「#MIYASHITAMYSTERYPARK」「#宮下公園」「#松丸亮吾」などのハッシュタグで、クリアタイムやスクショ画像が投稿・拡散されるように設計しています。
結果的にユーザーにとって魅力的な非日常体験を実現できたことはもちろん、さまざまな閲覧環境で安定した動作で楽しめるコンテンツに仕上がりました。
この事例の概要や詳細についてはこちらでより詳しく解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
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MiraVerseショールーム

MiraVerseショールームとは、凸版印刷株式会社が作成したサービスです。凸版印刷株式会社の色再現技術や質感計測技術に、3DCGやVR技術を組み合わせて、企業が思い描いた世界観や商品の魅力をメタバース上で再現します。同時にアバターを介したコミュニケーションもできるため、ユーザーに新たな体験を提供できます。
バーチャルマーケット

バーチャルマーケットとは、メタバース上でアバターを用いて、3DCGで作成された商品を売買・展示・鑑賞できるイベントです。世界中から100万人以上がメタバース空間に来場しており、とても注目されています。
さまざまなVRマーケットイベントのなかでも、最大数のブースを集めたイベントとしてギネス世界記録に認定されています。ユーザーはヘッドマウントディスプレイとブラウザのどちらでも空間に入場できるため、VRデバイスをもっていないユーザーでも楽しめる設計です。
バーチャルOKINAWA

バーチャルOKINAWAとは、沖縄県が主導して開発するメタバース空間です。コロナ禍で活気を失った国際通り商店街などが中心となり、ITとエンターテインメントの協力によって、困難を乗り越えることを目的としています。
メタバース上では、国際通りの雰囲気やさまざまなイベントを楽しめるだけでなく、公式オンラインショップで現地のおみやげも購入できます。
実際に参加したユーザーからの反応もよく、今後は国際通り以外の観光地もメタバース化していく予定です。
XR EXPO

XR EXPOとは、メタバース上で建築士・工務店と注文住宅を建てたい人を結びつけるサービスです。建築士や工務店がこだわって建てたモデルハウスを展示しており、ユーザーは時間や場所に縛られずに、展示場の案内を受けられます。
また、XR EXPOはリアルの住宅展示場に比べて1/30ほどの費用で出展できるため、購入検討者へのアプローチがしやすくなるメリットもあります。
就活メタバース

就活メタバースとは、メタバースを活用した就活相談サービスです。就活メタバースでは、従来のWeb面談のような制約ある空間ではなく、対面していると錯覚するような仮想空間を実現できます。
また、就活のプロに相談ができるだけでなく、ヒアリング内容をもとにキャリアコンサルタントが厳選した企業を提案してもらえます。
メタバースを活用したプロモーションはBALANCeにお任せください
メタバースを活用したプロモーションは徐々に広がっています。目的に応じた手法を選ぶことで、売上を大きく向上させられるはずです。
また、目新しい印象を与えられる点もメタバース広告のメリットです。新規の参入企業も増えており、すこしでも早いタイミングからプロモーションの準備をしていくことが重要です。
メタバースを使ったプロモーション施策を検討している方は、ぜひ弊社にご相談ください。
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