テーマパーク・遊園地のデジタルスタンプラリー事例5選!集客が成功する企画とは?
従来のスタンプラリーよりも多彩な演出が可能な「デジタルスタンプラリー」は、エンタメ性や世界観が重視されるテーマパーク・遊園地の集客施策として最適です。
デジタルスタンプラリーのゲーム性や訴求力を活かすことで、イベント参加者の回遊率・購買率の向上、口コミ投稿による拡散などが期待できます。
この記事では、テーマパーク・遊園地のデジタルスタンプラリー事例と企画例について紹介します。
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この記事でわかること
デジタルスタンプラリーとは
デジタルスタンプラリーとは、スマートフォンなどのモバイル端末とともにスポットを巡り、デジタルスタンプを獲得しながらエリア内の周遊を楽しめるキャンペーンです。
参加者は複数のスポットを回遊しつつ、特定の条件を達成すると、抽選への応募権や景品を得られます。
通常のスタンプラリーとの違いとして、画面上の演出やデジタルアセットの提供ができる点があげられます。
スタンプを集める楽しみに加えて、デジタルならではのゲーム性も盛り込めるため、表現の幅が広がります。
また、運営側のメリットとして、参加の状況やラリーの進行状況などのデータを可視化できる点もあります。
デジタルスタンプラリーの効果イメージが湧きづらい方は、ぜひ下記を参考にしてください。
デジタルスタンプラリーとオフィシャルキャラクターを活用した人気投票キャンペーンを行い、約8万回のチェックインを達成しました。
イオンモール中国において、弊社が制作したデジタルスタンプラリーを巡りながら木を育てるという参加者に新たなカジュアルゲーム体験を提供しました。その結果、施設の回遊率が向上しました。
弊社では、デジタルスタンプラリーを活用したキャンペーン企画を得意としています。デジタルスタンプラリーを活用したキャンペーンの事例やサービスの詳細はぜひこちらからご確認ください。
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テーマパーク・遊園地はデジタルスタンプラリーを活用すべき
デジタルスタンプラリーは、地方自治体や商業施設の回遊施策としてよく用いられていますが、テーマパークや遊園地においても活用しやすいキャンペーンです。
以下では、デジタルスタンプラリーを活用すべき理由について解説します。
集客・回遊のきっかけになる
「デジタルスタンプを集める」「スポットを制覇することで景品がもらえる」というゲーム性で、参加者に対して「もっとまわろう」と園内・館内を回遊してもらうきっかけを提供できます。
デジタルスタンプラリーは、スタンプの収集や景品の獲得などをフックとして、集客や回遊のきっかけづくりになります。
デジタルスタンプラリーでは巡るスポットの数が多いほど、回遊率が高まる傾向にあり、特定のスポットに参加者を集めることが可能です。
テーマパークや遊園地の場合、入園料システムを採用しているところが多く、訪問時点でマネタイズができるため、回遊を促進するデジタルスタンプラリーは効果を発揮しやすいといえます。
また、話題性や限定感のあるデジタルスタンプラリーキャンペーンを開催することで、集客効果も期待できます。
参加者や完走者に対して、園内で利用できるクーポンなどを付与すると、消費活動の促進にもつながるでしょう。
独自の世界観を演出できる
テーマパークや遊園地の多くは明確なコンセプトをもっており、世界観にもとづいた運営を行っています。
一貫性のある顧客体験を提供するうえでは、Webサイトやアプリケーションのデザインや機能も重要です。
デジタルスタンプラリーでは、通常のスタンプラリーでは実現できないような、動画・音声・アニメーションなどの表現が可能です。
ARや3DCGをはじめ、非日常感のある演出を盛り込むことによって、テーマパークや遊園地がもつ世界観と連動したイベントを開催できます。
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テーマパーク・遊園地×デジタルスタンプラリーの企画例
テーマパーク・遊園地の施策としてデジタルスタンプラリーを実施する場合、具体的にどのような企画が考えられるでしょうか。
以下では、テーマパークや遊園地において導入しやすいデジタルスタンプラリーの企画例について紹介します。
キャラクターとAR写真撮影ができるデジタルスタンプラリー
スマートフォンのカメラでQRコードを読み込むと、キャラクターがARのアバターとして出現する企画です。
アバター出現のトリガーは、建物やモニュメントにも設定できるため、特定の建物にカメラを向けるとキャラクターが登場するしかけも実装できます。
インカメラ機能によるキャラクターとの記念撮影、画面内におけるキャラクターのアニメーションなどを楽しめるようにするのも一つの手です。
リアルとバーチャルの融合によって、新鮮なユーザー体験を実現できるでしょう。
クイズ形式でスタンプ獲得や抽選応募ができるデジタルスタンプラリー
テーマパーク・遊園地のエンターテインメントとして、クイズや謎解きの要素をもったデジタルスタンプラリーは相性がよい施策です。
各スポットに設置されたQRコードを読み込むと、付近のアトラクションなどに関するクイズが出題され、正解者にはデジタルスタンプや壁紙などの特典がもらえる仕組みです。
たとえば動物園で実施する場合、動物の生態に関するクイズを出題して、正解すると動物のスタンプとレアな動画が獲得できる企画が考えられます。
また、デジタルスタンプラリーとして実施すると、クイズの正解率をデータ化して参加者が楽しみやすい難易度に調節できる点も特徴です。
シーズンイベントのスクラッチゲームを楽しめるデジタルスタンプラリー
ハロウィンやクリスマスなどのシーズンイベントは、テーマパーク・遊園地の大きな集客機会となるため、話題性のあるデジタルスタンプラリーの活用がおすすめです。
たとえばハロウィンイベントであれば、各スポットのQRコードを読み込んだ際、画面上にハロウィン仕様のデジタルスクラッチが表れる企画もユニークです。
スクラッチに隠れたおばけを見つけると、お菓子のつかみどりに参加できる企画などはハロウィンシーズンの盛り上げにつながるでしょう。
意外性を楽しめる工夫として、見つけたおばけが逃げてしまうような遊び心を加えてもおもしろいかもしれません。
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テーマパーク・遊園地のデジタルスタンプラリー活用事例
最後に、日本国内のテーマパーク・遊園地で実際に開催されたデジタルスタンプラリーの活用事例について紹介します。
ベジタブルテーマパークフカヤ
肥沃な土壌に恵まれた埼玉県深谷市は、特産品の「深谷ねぎ」をはじめとする野菜や花き栽培が盛んな地域です。
深谷市では、町全体を「野菜が楽しめるテーマパーク」に見立てて、何度も訪れたくなる観光地としてデジタルスタンプラリーを開催しています。
イベントのひとつである「#深谷ねぎデジタルスタンプラリー」は、エリア内の対象の店舗をスポットとして巡り、各店舗の「深谷らしさ」をねぎのアイコンで評価するという内容でした。
スタンプを集めると特典に応募でき、スタンプを多く集めると当選率がアップする仕組みによって、参加者のモチベーションを高めていたのが特徴的です。
農村テーマパーク 四季の里
福島県福島市の農村テーマパーク「四季の里」は、農村地域の活性化を目的として設立された公園です。
「見て食べて体験し、五感で楽しむ」をコンセプトとしており、家族やグループで観光スポットとして親しんでもらうために、さまざまなイベントを開催しています。
2022年10月の「秋の収穫祭」では、園内のARマーカーポイントを巡ってデジタルスタンプを集める「ARスタンプラリー」が実施されました。
園内に16か所設置されたスタンプラリースポットでは、ARフォトフレームでオリジナル記念写真が撮影できるようになっていました。
また、ARスタンプラリーでスタンプを集めると、先着で福島の農産物がもらえる抽選会へ応募できたため、来園者の回遊促進にも貢献したと考えられます。
めんたいパークびわ湖
「めんたいパークびわ湖」は、明太子の老舗メーカーのかねふくが運営する明太子専門テーマパークです。
工場から直送された明太子の直売店、フードコーナー、琵琶湖サンセットテラス、キッズパークなどがあり、大人から子供まで幅広い年齢層が楽しめる人気スポットです。
2022年7月、同テーマパークは滋賀県の観光地を巡る「SHIGAデジタルスタンプラリー」の対象店舗として参加しました。
来園時のスタンプ画像とレシートを提示すると、三井アウトレットパークでプレゼントが受け取れるというキャンペーン内容でした。
集めたスタンプの個数によって応募できる景品が異なり、スタンプ2個では観光地の入場チケットやノベルティグッズ、スタンプ3個では近江牛400gが当たる抽選会に参加できました。
県内の複数の観光地が協力して実施することで、大規模なデジタルスタンプラリーを成功させた事例といえます。
よみうりランド遊園地
「ほっこりいなぎデジタルスタンプラリー」は、京王相模原線とJR南武線沿線の全14のスポットを巡るスタンプラリー企画です。
京王電鉄株式会社によって開催されたキャンペーンとなっており、よみうりランド遊園地もラリースポットの一つとして参画しています。
同企画は、電車で稲城市内を周遊しながら、各スタンプスポットにあるQRコード、または専用サイト「TAMa-GO」にアクセスしてスタンプを集めるという内容でした。
スタンプを5つ以上集めると、全員に特典として京王相模原線稲城駅・若葉台駅店舗などで利用可能な電子クーポンが贈呈されます。
さらに、キャンペーン最終日のイベント会場にて行われる抽選会への参加権も獲得でき、景品には「京王高尾山温泉ペア招待券 」や「鉄道グッズ」などがラインナップされていました。
テーマパークの集客力を近隣地域の活性化に結びつけた事例といえるでしょう。
東京ドームシティ
東京ドームシティは、東京ドーム・東京ドームシティアトラクションズ・東京ドームホテルを中心とする商業エリアです。
さまざまなアトラクションのほか、ショッピング・スパ・レストランなどを楽しめる都市型遊園地となっており、2022年の冬シーズンは「誰かと撮りたくなる・誰かに見せたくなる」をコンセプトに掲げています。
フォトコンテストや東京ドームシティクリスマスパーク、ハッピーラビットを探しながら巡るARエフェクト・フォトスポットなどが開催されるなか、「TDアプリ」を用いたデジタルスタンプラリーも注目を集めています。
フォトスポットのハッピーラビットについている二次元バーコードを読み取ると、スタンプを獲得できる仕組みとなっており、スタンプを5つ集めると抽選会へ応募できます。
景品は、東京ドームホテルのロビーラウンジ、または東京ドームホテルバーで利用できるサービス引換券や、東京ドームシティアトラクションズのペアチケットなどです。
同時期に、シールを集める「シールラリー」も開催しており、全部集めるとクリスマスのお菓子がもらえるなど、リアルとデジタルで大人から子供まで一緒に楽しめる工夫が盛り込まれています。
東京ドームシティでは、2021年にもデジタルスタンプラリー「EAST SIDE RALLY」を実施しており、デジタルスタンプラリーへの期待感がうかがえます。
ディズニープラス×阪急電鉄
大手テーマパークと鉄道会社とのコラボレーションも盛んです。
ディズニーのグローバル規模の祭典「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」を記念して、阪急沿線の6駅ではプリンセスたちのデジタルスタンプとフォトスポットが設置されました。
すべてのスタンプを集めると、参加賞として非売品のA4クリアファイルがもらえるほか、Wチャンス賞のオリジナルアートパネルが当たるなど、ファンにとっては見逃せないキャンペーンとなっていました。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン×JR西日本
JR西日本(西日本旅客鉄道)とユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、 デジタルスタンプラリー「New Way! USJ×WESTER おでかけクエスト」を開催しました。
次の3つのクエストをクリアすることで、スタンプを獲得できる仕組みでした。
- USJ公式アプリのダウンロード
- ICOCAでJRユニバーサルシティ駅へ入場
- 対象店舗にてICOCAで買い物or食事
景品として、USJオリジナル壁紙やワンデイ・パスチケット、ホテル宿泊券などの豪華賞品が当たるという内容でした。
公式アプリの登録者と来場者を同時に増やし、さらにパーク内での購買も促進しており、画期的な企画といえます。
ジブリパーク×リニモ
愛知県のリニアモーターカー「リニモ」の沿線では、ジブリパークの来園者をはじめ、多くの方に地域の魅力を知ってもらうため、「リニモ沿線デジタルさんぽラリー」を開催しています。
全28か所のスタンプポイントを巡ると、獲得スタンプ数に応じてリニモ1日駅長体験やリニモ車両基地の見学、オリジナルトートバッグなどが当たります。
リニモの乗車やラリースポットへの入場や飲食などを促すことに成功しています。
デジタルスタンプラリーの制作はBALANCeにお任せください
デジタルスタンプラリーは、多彩なアプローチで印象に残る演出ができるうえ、参加者に新しい体験を提供できる施策として注目されています。
また、エンタメ性が重視されるテーマパーク・遊園地に適した施策です。
テーマパークや遊園地がデジタルスタンプラリーを実施する際は、世界観の表現はもちろん、デジタルならではの仕掛けやゲーム性を盛り込むことがポイントです。
BALANCeでは、ARをはじめとするリッチな表現やゲーム性を活用した「デジタルスタンプラリーマーケティング」を提供しています。
独自の世界観を実現することはもちろん、ブランディングやPR戦略の観点から、回遊促進や拡散につながるイベントの企画・開発・運営まで一貫してサポート可能です。
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