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デジタルスタンプラリーにかかる費用は?ラリーシステムの特徴と料金を徹底比較

デジタルスタンプラリーにかかる費用は?ラリーシステムの特徴と料金を徹底比較

回遊促進やロイヤルティ向上を目的としたデジタルスタンプラリーの開催には、ラリーシステムの開発や導入が必須です。

ラリーシステムの開発や導入には費用がかかりますが、具体的な費用は、イベントの規模・開催期間・利用できる機能などによって異なります。

そのため、システムや制作会社を比較する際には、安さだけにこだわるのではなく、予算の範囲内で成果を最大化できる方法を選定することが重要です。

この記事では、デジタルスタンプラリーの実施にかかる費用、人気のラリーシステム8社の特徴や料金について解説します。

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デジタルスタンプラリーとは

デジタルスタンプラリーとは、スマートフォンなどのモバイル端末を用いたスタンプラリーイベントです。

商業施設・テーマパーク・観光エリアなどで多く導入されており、集客や施設内における回遊の促進に効果的です。

参加者は設置されたラリースポットを巡りながら、スタンプを集めて特典を獲得したり、ゲーム感覚でミッションクリアを目指したりと、ユニークな顧客体験を楽しめます。

スタンプ獲得や特典配布のデジタル化によって、従来のスタンプラリーのように台紙やスタンプを用意する必要がなく、主催者側の負担を軽減できるメリットもあります。

また、ラリースポットの設置箇所や数を工夫すれば、周遊を促したいエリアや店舗への回遊・販売促進、滞在時間のコントロールなども可能です。

デジタルスタンプラリーの費用相場

デジタルスタンプラリーの費用は、実施するイベントの規模や開催期間、利用できる機能などによって異なり、費用相場は数十万~数百万円程度と幅があります

テンプレートを使って無料で利用できるアプリもありますが、品質や運用効率を重視するのであれば、カスタマイズ可能なラリーシステムの導入、アプリケーションの開発も検討すべきです。

たとえば、オリジナルのスタンプデザインを制作したり、参加者にNFTなどのデジタルアセットを提供したりしたい場合には、安価なツールでは対応できません。

本格的なスタンプラリーを実施するには、システム開発またはデザイン調整、機能調整などを行う必要があるため、一定の開発費用がかかることを念頭に置いておきましょう。

デジタルスタンプラリーの費用を決める要素

費用に幅のあるデジタルスタンプラリーですが、費用を決める主な要素として、下記の5つがあげられます。

想定しているイベント規模と予算の折衷点を検討する際に参考にしてみてください。

参加可能人数の追加

デジタルスタンプラリーシステムに接続する人数や時間が増えると、サーバー増強などの対応が必要になるため、開発や保守にかかる費用が高額になります。

各サービスの料金体系にもよりますが、プランごとに基本の参加可能人数が定められており、参加可能人数に応じて追加料金が発生するケースが一般的です。

以下は、デジタルスタンプラリーシステム「furari」の参加可能人数と費用の一例です。

プラン名 1イベントあたりの費用 1日あたりの参加可能人数
スタンダードプラン 100,000円 5,000名まで対応
ミニプラン 50,000円 2,500名まで対応

出典:furari – 料金

チェックポイントの追加

スタンプラリーで巡るチェックポイントの数は、イベントの規模やエリアの広さなどによって変化します。

チェックポイントが増えると、スタンプデザインの追加、読み込み用のQRコード作成などの工数が発生するため、追加費用がかかります。

なお、シヤチハタ株式会社が実施したスタンプラリーの実証実験によると、チェックポイントの設置数を増やすと回遊率が約1.3倍へ増加したという結果が出ています。

そのため、チェックポイントを適度に増やして、ユーザーにとって遊びごたえのあるキャンペーンを実施するのは重要なポイントです。

一方、チェックポイントが多すぎると完走率が下がるだけでなく、モチベーションの低下にもつながりかねないため、適切なラインを検討しましょう。

開催期間の延長

デジタルスタンプラリーの開催期間も費用に影響します。

各サービスの料金プランを見ると、利用期間が1週間~1か月延長するごとに追加料金がかかる料金体系が多くなっています。

期間限定で実施するケースと通年や長期にわたって実施するケースでは、費用が大幅に変動する可能性もあります。

ただし、実施期間が短すぎると集客への効果も薄くなりやすいため、費用と開催期間のバランスをとるのがポイントです。

ユーザーデータのダウンロード

通常のスタンプラリーとデジタルスタンプラリーの違いとして、参加者に関するデータを蓄積できる点があります。

デジタルスタンプラリーでは、参加者について以下のような情報を獲得できます。

  • 年齢や性別などのデモグラフィックデータ
  • 行動履歴
  • 日別/時間帯別データ

参加者のデータは効果測定や改善にあたり必須ですが、安価なサービスではデータのダウンロードに対応していないケースも少なくありません。

また、既存のプラットフォームを利用する方法では取得できるデータが限られるため、データドリブンな運用を希望するのであれば、独自開発のラリーシステムを利用するのがおすすめです。

GPS認証

デジタルスタンプラリーにおいて、GPS認証を導入するとQRコードを設置せずに済むうえ、不正の防止にもつながります。

しかし、GPS認証を用いたシステムの開発や運用には高度な技術が求められるため、オプション機能となっているケースがほとんどです。

GPS認証を利用する際の費用目安としては、1イベントあたり数万~数十万円の追加費用が相場となっています。

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【比較用】デジタルスタンプラリーシステムの費用一覧

デジタルスタンプラリーシステムの費用は、サービスの内容によって異なるため、複数のサービスを比較することをおすすめします。

以下では、人気のデジタルスタンプラリーシステムについて、費用と特徴をあわせて紹介します。

【無料】RALLY

RALLY_top

引用:https://rallyapp.jp/

RALLYは、デジタルスタンプラリーのスポットや特典の登録、各種設定をみずから行うWebアプリケーションです。

簡単な設定のみでリリースできるほか、アプリのダウンロードも不要となっており、手軽に導入できる点が最大の特徴です。

参加者へスタンプラリーのURLやQRコードを共有するだけで利用でき、GPS認証機能も無料となっています。

Freeプランのデータ保存期間が14日間である点には注意しなければいけませんが、トライアル的に小規模で実施したい事業者には向いています。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックポイント数 データダウンロード
Freeプラン 無料 250名 12 有料
Standardプラン 99,800円(税別) 2,500名 24 有料

出典:RALLY(※2023年1月時点の情報)

【有料】mobileスタンプラリー

mobileスタンプラリー_top

引用:https://www.pkbsolution.co.jp/stamprally/

mobileスタンプラリーは、オーダーメイドでデジタルスタンプラリーを開発できるサービスです。

費用は、通年の定額制プラン、またはスポット開催のASP版から選べます。

独自のサービスとして、「交通系×アニメ・映画起用キャンペーン」を提供しており、キャラクターの認知度によって参加者を集めやすい点が特徴です。

オーダーメイドでの開発には2週間から1ヶ月ほどかかるため、開催時期までに日数の余裕をもって利用しましょう。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
オーダーメイドプラン 月額制(初期費用+2ヶ月目以降 月毎2.5万円~) 応相談 応相談 非掲載
パッケージプラン 40万円~(税別) 応相談 30 非掲載
鉄道×アニメコラボパッケージプラン 40万円~(税別) 応相談 30 非掲載
Stanlly ASP版 1開催(30日以内)につき98,000円(税別) 応相談 10 非掲載

出典:mobileスタンプラリー(※2023年1月時点の情報)

【有料】furari

furari_top

引用:https://furari.jp/

furariは、アプリをダウンロードして参加するデジタルスタンプラリーシステムです。

アンケート機能やデータダウンロードなどは標準で搭載されており、企画や運用サポートも充実しています。

PUSH通知機能もあり、次回ラリー告知や他イベント誘導など、継続的なコミュニケーションツールとしても活用可能です。

ただし、参加者がアプリのダウンロードにハードルを感じて離脱しやすい点はデメリットです。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
スタンダードプラン 100,000円/1イベント 5,000名 10 無料
ミニプラン 50,000円/1イベント 2,500名 10 無料

出典:furari(※2023年1月時点の情報)

【有料】Stanlly

Stanlly_top

引用:https://stanlly.jp/

Stanllyは、自分でデジタルスタンプラリーを作成できるサービスです。

mobileスタンプラリーと同じく、株式会社PKBソリューションが提供しています。

デザインを自由にカスタマイズできる一方、HTMLやCSSを直接編集する必要があるため、開発にはコーディングの知識が必要です。

内製で開発するのが難しい場合には、初期設定・デザイン・動作テストまでを一貫して任せられるプランも設けられています。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
Stanlly 107,800円(税込) 参加可能人数の解除11,000円 地点追加11,000円/1地点 データバックアップ11,000円

出典:Stanlly(※2023年1月時点の情報)

【有料】ASAHi COMMUNiCATiON

ASAHi COMMUNiCATiON_top

引用:https://www.service2.asahi-com.net/stamprally

ASAHi COMMUNiCATiONの「スマホdeスタンプラリー」は、アプリをダウンロードして開催するスタンプラリーシステムです。

ロゴ・スタンプラリー設定や設置・フォーム作成など、スタンプラリーの開催に必要な一式が基本料金に含まれているパッケージです。

料金は一律198,000円となっており、4か月目からはシステム利用料として別途月額11,000円がかかります。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
スマホdeスタンプラリー 198,000円(税込) 非掲載 30 3ヵ月無料

出典:ASAHi COMMUNiCATiON(※2023年1月時点の情報)

【有料】Round

Round_top

引用:https://raund.net/

Roundは、スタンプや特典の設定、スタンプラリー実施・運用・分析まで、みずから実施できるオールインワンの構築システムです。

サービスに登録すると、即日アカウントが発行されて設定を開始できます。

参加可能人数とチェックスポット数に制限がなく、基本料金のみで大規模なスタンプラリーにも対応できる点が特徴です。

一方、安価なプランは設けられておらず、一定以上の規模で開催しないとコストパフォーマンスが合わない可能性はあるでしょう。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
ライトプラン 124,800円(税別) 無制限 無制限 非掲載
スタンダードプラン 350,000円(税別) 無制限 無制限 非掲載
エンタープライズプラン 要相談 非掲載 非掲載 非掲載

出典:Raund(※2023年1月時点の情報)

【有料】てくてくスタンプ

てくてくスタンプ_top

引用:https://www.tektekstamp.jp/

てくてくスタンプは、デジタルスタンプラリーの基本設定やスポットの登録、景品の登録・管理、デザイン、利用状況レポートをワンストップで担うシステムです。

プラットフォーム型とスポット型があり、代行オプションを利用すれば運用の一部を外注することも可能です。

なお、参加可能人数やデータのダウンロードについては明記されておらず、詳細は問い合わせる必要があります。

プラン名 費用 参加可能人数 チェックスポット数 データダウンロード
スポットプラン 30万円+1ヶ月3万円 非掲載 +1ヶ所3,000円 非掲載
クリエイティブプラン 60万円+1ヶ月3万円 非掲載 +1ヶ所3,000円 非掲載
プラットフォームプラン 120万円+1ヶ月5万円 非掲載 無制限 非掲載

出典:てくてくスタンプ(※2023年1月時点の情報)

【有料】BALANCe

BALANCe_top

BALANCeでは、機能性と表現力に優れたデジタルスタンプラリーシステムの開発に加えて、マーケティング視点からのサポートを行っています。

スタンプラリーの実施だけでなく、スタンプラリーを盛り上げる企画の提案、実施後のデータの計測や改善も含めて、あらゆる視点からサービスを提供します。

費用の目安としてはミニマム50万円前後から実施でき、2,000万円ほどの大規模システムを開発した実績もあります。

業種や規模を問わず、さまざまな事例を取り扱っているため、予算や要件に応じて柔軟に対応することが可能です。

デジタルスタンプラリーの制作はBALANCeにお任せください

デジタルスタンプラリーの費用は、イベントの規模や開催期間などにより異なりますが、相場としては数十万~数百万円ほどです。

なお、企画・制作会社を比較する際には費用も重要ですが、デジタルスタンプラリー企画への理解や過去の開発実績もチェックすべきです。

BALANCeは、デジタルスタンプラリーをはじめとするPRイベントや、ブランディング戦略にもとづいたコンテンツ制作の実績が多数あります。

小規模から本格的なデジタルスタンプラリーまで、予算に応じて柔軟に対応できますので、お気軽にご相談ください。

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kitagawa

飲食業界で10年。売上管理や人材マネジメントに携わる中で、行動経済学に興味をもち、文章で行動喚起できるWebライターの道を志す。
ライターとしては、デジタルマーケティング、人材、テクノロジーなどの分野を中心に執筆。

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