デジタルキャンペーンとは?企画のコツや流れ、事例も紹介
デジタルキャンペーンにはさまざまな企画がありますが、基本的にはキャンペーン開催の目的から逆算して、ターゲットや内容を決めていく方法が一般的です。
しかし、デジタルキャンペーンの多様化が進むなかで、どのような企画であれば効果を最大化できるか、悩んでいるマーケターの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、デジタルキャンペーンの企画の流れや企画に役立つ事例アイディア、失敗しないためのポイントについて解説します。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画から制作まで対応可能!ゲームのエンタメ性と訴求力・拡散力を活かし、web広告+SNS運用による集客と、SNS上でバズる・話題になるコンテンツを制作・開発・提供いたします。大手ゲーム会社や、大手食品メーカーの制作実績も多数。
この記事でわかること
デジタルキャンペーンとは
企業や商品の魅力をユーザーに伝えるためには、デジタルキャンペーンの活用がおすすめです。デジタルキャンペーンをうまく活用することで、様々なメリットを受けられます。
ここでは、デジタルキャンペーンの詳細や実施する目的、メリットを解説します。
弊社ではデジタルキャンペーンの企画・制作を得意としています。デジタルキャンペーンの制作事例やサービス概要についてはこちらからご確認ください。
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デジタルキャンペーンの詳細
デジタルキャンペーンとは、WebサイトやSNSなどのデジタル媒体を活用して行うマーケティング活動の一つです。
特定の目的を達成するために、一定期間限定で行われるプロモーションやイベントを指します。
テレビや雑誌などのマス媒体を利用したキャンペーン、リアルイベントなどのオフラインキャンペーンと比べて、より精緻な効果測定ができる特徴があります。
デジタルキャンペーンを実施する目的
デジタルキャンペーンを実施する目的には、いくつかの種類があります。どのような目的でデジタルキャンペーンを実施するのかを明確にしておかなければ、効果的なキャンペーン設計はできません。
ここでは、デジタルキャンペーンの目的について解説します。
認知拡大
認知拡大は、企業やサービスの特徴や魅力を多くの人に理解してもらうことです。企業や商品をまだ知らない人に対して情報を届けることで、企業や商品の認知を拡大できます。
商品を認知しなければ、商品の魅力やメリットには気づいてもらえないため、商品の売上を向上させるためには、認知拡大のステップは欠かせません。
認知拡大を目的とする場合、SNSでの投稿やリポスト機能を活用したデジタルキャンペーンが有効です。
販売促進
販売促進は、見込み客の購買意欲を刺激し、購買へとつなげる活動のことを指します。商品の購入に踏み出せない人に対して商品を購入するメリットを提供することで、商品の購入を促します。
提供するメリットの例としては、割引クーポンやプレゼント抽選、獲得ポイントの増加などが挙げられます。
販売促進を目的とする場合、割引キャンペーンやプレゼントキャンペーンなどが有効です。
リピート数・最訪問数の向上
リピート数・最訪問数の向上は、商品やWebサイトをすでに利用したことのあるユーザーに対して再利用を促すことで、商品の販売数、利用数を伸ばすことを指します。
既存顧客からの継続的な商品購入、サイト利用を獲得することは、売上の安定につながります。また、顧客からの信頼を得られると、良い口コミを生み出せるため、商品の信頼性も向上します。
リピート数・最訪問数の向上を目的とする場合、再購入での割引キャンペーンや、ポイント獲得キャンペーン、ログインキャンペーンなどが有効です。
デジタルキャンペーンのメリット
デジタルキャンペーンを実施する際には、そのメリットを事前に把握しておくことで、効果的なキャンペーンを企画できるでしょう。デジタルキャンペーンを実施するメリットには、以下のようなものがあります。
- キャンペーンの拡散性が高い
- ターゲット層に直接アプローチできる
- ターゲット層との継続的な接点を獲得できる
- ユーザーデータを分析できる
- 低コストで実施できる
デジタルキャンペーンは、オフラインでのキャンペーンとは異なり、ターゲット層のユーザーに効果的にアプローチできることが高いことが大きなメリットでしょう。また、やり方によってはユーザーとの継続的な接点も獲得できるため、キャンペーンを実施した後にも効果が持続することもメリットのひとつです。
デジタルキャンペーンの企画・運営の流れ
デジタルキャンペーンを実施するうえでは、企画や運営の流れをおさえておく必要があります。
続いて、デジタルキャンペーンを企画する際の流れについて解説します。
目的を明確化する
デジタルキャンペーンを企画する際、最初のステップは、キャンペーンを実施する目的を明確にすることです。
主な目的としては、主に以下のようなものがあげられます
- ブランド認知の拡大
- 新規顧客の獲得
- 既存顧客のエンゲージメント向上
はじめに目的を明確化しておくことで、ゴールから逆算して企画を立てられるようになります。
KPIを設定する
次に、キャンペーンの効果を測定するためのKPIを設定します。
キャンペーンによって達成したい目的に対して、どのような指標がどのように改善されれば、目的を達成できるのかという観点から、定量的な目標値を設定します。
デジタルキャンペーンにおいては、訪問者数、クリック数、コンバージョン率などをKPIとするケースが一般的です。
キャンペーン概要とコンセプトを企画する
キャンペーンの目的とKPIが決まったら、具体的なキャンペーンの概要とコンセプトを企画します。
まずは、具体的な企画内容ではなく、ターゲットの属性やペルソナ、キャンペーンを通して伝えたいメッセージなどから詰めていきます。
はじめに設定したキャンペーンの実施目的をもとに、さらに粒度を細かくしていくイメージです。
そして、ターゲットやメッセージがある程度固まった段階で、キャンペーンの内容や期間などを含めて企画に落としこんでいきます。
媒体と手法を決める
次に、キャンペーンを展開する媒体と手法を決めます。
デジタルキャンペーンにおける媒体には、WebサイトやSNSなどがありますが、ターゲットとなる顧客が利用する媒体を選び、最適な手法を選定することが大切です。
また、手法ごとに得られる効果が異なる点にも注意すべきです。
たとえば、Twitter上でSNSキャンペーンを展開する場合、フォロー&リツイートキャンペーンであればフォロワーの獲得とキャンペーンツイートの拡散が見込めるのに対し、引用リツイートキャンペーンであればユーザーの感想や意見から反応をうかがいやすくなります。
インセンティブを決める
デジタルキャンペーンにおいては、キャンペーン参加を促すきっかけとしてインセンティブが設けられるケースが多いです。
インセンティブとは、キャンペーンに参加したユーザーが得られる報酬や景品です。
なお、多くのユーザーにインセンティブを提供するにはデジタルギフトが適しており、少ないユーザーに特別感のあるインセンティブを提供するにはリアルギフトがおすすめです。
なお、全員がもらえるデジタルギフトと、さらに抽選で少数のユーザーにリアルギフトを設けるケースも多くあります。
インセンティブにより参加者のモチベーションを高めることもデジタルキャンペーンを成功させるポイントです。
抽選方法や当選連絡の方法を決める
一部の参加者にのみ、インセンティブを提供する場合は、抽選方法や当選連絡の方法を決めておきます。
公平性を保てるような抽選方法を検討すると同時に、不正アクセスや同一ユーザーによる重複参加への対策なども考慮しましょう。
また、当選者への連絡方法やオペレーション、インセンティブの提供方法なども検討しておくと、キャンペーンの運用をスムーズに進められます。
効果検証をする
キャンペーン終了後は、設定したKPIをもとに効果検証をおこないます。
企画当初にたてた目標の達成度はもちろん、成功や失敗の要因分析、次回以降の改善点などを振り返りましょう。
また、デジタルキャンペーンは参加者のユーザーデータを収集しやすいため、取得したデータはノウハウとして保管しておくことをおすすめします。
弊社では、大手企業の様々な施策でのキャンペーン制作実績があります。御社に最適なキャンペーン施策のご相談とご提案は無料です。ぜひ制作を検討している方はこちらからご相談ください。
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デジタルキャンペーンにはゲームの活用がおすすめ
デジタルキャンペーンの制作を検討している方には、ゲームを活用したデジタルキャンペーンの活用がおすすめです。ゲームを活用することで、他社と差別化されたキャンペーンとなります。
また、商品の事業理解につながるようなゲームコンテンツを活用すると、ユーザーが楽しみながらキャンペーンに参加できるだけでなく、ユーザーからの事業理解、ブランド理解が深まります。インフルエンサーPRや動画広告などの施策と比べて、ユーザーの体験を通して事業理解を促しながら商品を拡散できることが魅力です。
弊社で提供しているゲームを活用したデジタルキャンペーン「ゲーキャん」では、ゲームを活用したデジタルキャンペーンの企画から制作までを一気通貫して提供しています。制作できるゲームの種類も多いため、他社とは差別化したキャンペーンを実施できます。
ゲームを用いたデジタルキャンペーンに興味のある方はぜひこちらからサービス詳細をご確認ください。
デジタルキャンペーンを企画する際のポイント
続いて、デジタルキャンペーンを企画する際のポイントについて解説します。
ターゲットをもとに企画内容を検討する
デジタルキャンペーンを成功させるには、ターゲットとなる顧客を明確にし、ニーズや行動特性を理解することが重要です。
そして、ターゲットが日々の行動のなかでキャンペーンに触れ、興味をもってもらえるような内容を企画すべきです。
拡散してもらえるような仕組みをつくる
デジタルキャンペーンにおいては、SNSによる拡散を活用することがカギとなります。
そのため、オリジナルのハッシュタグやシェアによる当選確率アップなど、参加者が自然と拡散したくなるような仕組みを取り入れることがポイントです。
また、スムーズにシェアできるような導線を設けると効果的です。
デジタルキャンペーン企画時に役立つ制作事例
最後に、デジタルキャンペーンを企画する際に役立つ事例を紹介します。
オンラインガチャ
オンラインガチャは、ソーシャルゲームのガチャを模したキャンペーンです。
ガチャの景品として割引クーポンや商品購入に使えるポイントを用意することで、商品の販売促進の効果があります。
また、ログインボーナスとしてWebサイト上で毎日ガチャを引ける仕様にすることもおすすめです。
弊社で制作した事例では、1日1回参加できるオンラインガチャをWebサイトに組み込むことで、ユーザーとの接触頻度やアクティブ率、ログイン率を向上させました。
オンラインガチャをサービスサイトに組み入れた事例の概要についてはこちらからご確認ください。
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投票キャンペーン
投票キャンペーンは、公式キャラクターや製品についての投票を実施するキャンペーンです。投票キャンペーンを行うことで、商品やサービスの認知度が高まるだけでなく、消費者の好みや関心を把握できます。
弊社で制作した事例では、施設のオフィシャルキャラクターの人気投票を行い、投票数は約40万票となりました。人気投票の実施を通して、多くのユーザーからのエンゲージメントを獲得しています。
人気投票キャンペーンを実施した事例の詳細についてはこちらからご確認ください。
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SNS連動キャンペーン
SNS連動キャンペーンは、SNSでの投稿やフォロー、リポストを促すキャンペーンです。商品の認知拡大やユーザーとの接点強化などに対して効果的です。
弊社で制作した事例では、施設の魅力を体験できるレースゲームを制作し、ゲームの結果をSNSに投稿できるように設計しました。その結果、X上で多くのユーザーに拡散され、話題になりました。
SNS連動キャンペーンの事例の詳細についてはこちらからご確認ください。
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デジタルスタンプラリー
デジタルスタンプラリーは、実際にスポットを訪れると、スマホやタブレット上でデジタルスタンプを獲得できるキャンペーンです。
デジタルデバイスで参加するキャンペーンではありますが、オフライン集客ができる施策であるため、観光業界や店舗型ビジネスにおいてよく導入されています。
弊社で制作した事例では、商業施設を回遊するようなデジタルスタンプラリーを制作し、施設内を巡りながらゲームを楽しめるように設計しました。その結果、商業施設内の回遊率や購買単価、滞在時間の向上につながりました。
商業施設内デジタルスタンプラリーの事例の詳細についてはこちらからご確認ください。
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デジタルキャンペーンの景品におすすめのコンテンツ
前述のとおり、デジタルキャンペーンにおいて参加者のモチベーションを高めるには、どのようなインセンティブを用意するかがポイントとなります。
以下では、インセンティブにおすすめのコンテンツについて解説します。
ARフィルター・ARフォトフレーム
AR技術を活用したフィルターやフォトフレームは、新たなユーザー体験を提供するとともに、SNSでのシェアを促す効果があります。
キャンペーンのコンセプトに関連した演出があると、より話題性を高めやすくなるでしょう。
メモリアル画像
キャンペーン参加者への記念品として、オリジナルのメモリアル画像を提供することも一つの手法です。
日付やユーザー名などのユニークな要素を入れて世界に一つの画像にしたり、スマホの壁紙に利用できるサイズにしたりと、さまざまな工夫が考えられます。
NFT
NFTは、デジタルコンテンツの所有権を証明するトークンです。
ブロックチェーン技術により、コンテンツが複製されたものではなく、ユニークであることが証明されるため、コンテンツの限定性や希少性をアピールできます。
デジタルキャンペーンに際して、数量限定で発行されたNFTコンテンツは、客観的にも価値がわかりやすいことから、インセンティブとしての効果も高まります。
SNSアイコン
デジタルキャンペーンのインセンティブとして、オリジナルのSNSアイコンを提供するケースもあります。
とくに、SNSキャンペーンにおいては、キャンペーンを展開するプラットフォームで利用できるアイコンをプレゼントするケースがよくみられます。
また、SNSのアイコンはユーザーの顔となるため、多くのユーザーに利用してもらうことによってキャンペーンの拡散効果も期待できます。
LINEスタンプ
LINEスタンプは、日常的に使われるコミュニケーションツールであるため、接触回数を増やしやすく、ブランドの認知度向上に寄与します。
企業やブランドのLINEアカウントを運用している場合は、LINE友だち登録を条件としてスタンプをプレゼントするキャンペーンなども実施されています。
また、LINE上ですでに人気を獲得しているスタンプクリエイターやキャラクターとコラボして、企業コラボスタンプを制作してもらう方法もあります。
デジタルキャンペーンはBALANCeにお任せください
デジタルキャンペーンを実施する際は、キャンペーンの目的やKPIをもとに、ゴールから逆算して企画をたて、ターゲットや媒体に適したクリエイティブを制作することが重要です。
目的の明確化、ターゲットの属性やペルソナの可視化、KPIの設定や振り返りにおいては、マーケティング的な視点が欠かせず、戦略的なキャンペーン設計が成功のカギとなります。
BALANCeは、マーケティングと開発に強みをもつ制作会社として、さまざまな業界・ブランドのデジタルキャンペーンを支援した実績がございます。
キャンペーンサイトやアプリの開発はもちろん、企画段階からのご相談も対応可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。