公開日:2023.05.29 / 更新日:2023.07.26
ショートゲームを活用したプロモーションとは?独自の強みや成功事例を紹介
ブラウザ上で手軽に楽しめるショートゲームは、ユーザーの興味関心をひきつけやすく、ユーザーが能動的にプロモーションメッセージに触れるよう促せます。
そのため、さまざまなマーケティング施策のなかでも、効果的なプロモーション手法として注目されています。
この記事では、ショートゲームの概要からメリット、成功事例について紹介します。
この記事でわかること
ショートゲームとは
ショートゲームとは、マーケティングやキャンペーンに用いる、ゲーム性のあるWebコンテンツです。
ショートゲームの特徴は、一般的なブラウザゲームとは異なり、誰でも手軽に短い時間で楽しめる点です。
また、ゲームを通じて自社製品の理解を深められるほか、自社のブランディングイメージを植え付けることができ、一般的なキャンペーンや広告よりも高い効果が期待されています。
ショートゲームによるプロモーションが注目されている
近年、Webコンテンツが爆発的に増加しているため、お金をかけたプロモーションを企画しても埋もれてしまいがちです。
そこで話題性を高めやすいショートゲームが注目されています。
ショートゲームによるプロモーションが注目されている理由としては、以下の3点があげられます。
・話題になりやすく、大量のWebコンテンツに埋もれにくい
・短い時間で楽しめるため、時間効率を気にする現代人に合っている
・ゲーム体験を提供でき、ユーザーの記憶に残りやすい
ショートゲームによるプロモーションのメリット
次に、ショートゲームによるプロモーションのメリットを3つ紹介します。
・興味や関心を惹きつけられる
・プロモーションメッセージに長時間触れてもらえる
・自然と複数回触れてもらえる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
ユーザーの興味や関心をひきつけられる
ショートゲームは、ゲーム性を工夫することで、自社のサービスに興味の無いユーザー層の関心を惹きつけられる可能性があります。
そのため、通常のプロモーションと比べて新規顧客を獲得しやすいです。
プロモーションメッセージに長時間触れてもらえる
ショートゲームは一般的なネット広告と比べて、途中離脱の可能性を下げられます。
ゲームを楽しみながらプロモーションに接してもらえるため、自然とプロモーションメッセージに長時間触れてもらえます。
プロモーションメッセージに触れる時間が長くなると、ブランディングを伝えたり、商品への理解を促したりしやすくなります。
一般的なプロモーションは受動的になりがちですが、ショートゲームはユーザーが主体的に接するため、より多くの広告効果が期待できます。
プロモーションメッセージに複数回触れてもらえる
ショートゲームの内容を一定期間ごとに変更したり、1日あたりの回数制限を設けたりすると、プロモーションメッセージとの接触回数を増やすことが可能です。
一般的なプロモーションにおいては、複数の広告媒体を利用したり、リマーケティング機能を活用したりして接触回数を増やしますが、ゲームコンテンツであればユーザーの再訪を促しやすくなります。
エビングハウスの忘却曲線のように、短期間において複数回接触すると、記憶の定着率が高まるため、ユーザーの記憶に残りやすいプロモーションを実現できます。
プロモーションに活用できるショートゲームの種類
ショートゲームにおいては、さまざまなゲームコンテンツの種類がありますが、主に以下のようなコンテンツが用いられます。
- クイズ・謎解きゲーム
- パズルゲーム
- シューティングゲーム
それぞれのゲーム内容と効果について詳しく見ていきましょう。
クイズ・謎解きゲーム
クイズ・謎解きゲームとは、出題された謎を解く形式のゲームです。
商品やサービスに関連するクイズを出すことによって、ユーザーのブランドに対する理解度を深められます。
また、頭を使うゲームコンテンツは、ユーザーの記憶に残りやすい点も特徴的です。
簡単すぎるとやりがいがなくなってしまいますが、最後まで解けたときのスッキリとした達成感を与えられるよう、ほどよい難易度に設定するのがポイントです。
パズルゲーム
パズルゲームとは、ピースやブロックを組み合わせる形式のゲームです。
最初からすべてのピースを与えず、謎解きゲームと組み合わせて問題に正解するとピースを得られるような仕組みもよくみられます。
だんだんと完成していく様子をみているため、途中離脱が起こりにくく、イメージやメッセージを最後まで伝えやすいでしょう。
シューティングゲーム
シューティングゲームとは、ユーザーの操作で機体を動かし、迫り来る的を撃ち落とす形式のゲームです。
ほかのゲームと比べて、視覚的な効果や臨場感を与えやすく、スコア機能とも相性がよい点が特徴です。
また、ランキング機能を実装することによって複数回挑戦してもらいやすく、高スコアを取得したユーザーによるSNS上の拡散が狙えます。
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ショートゲームによるプロモーション事例
ショートゲームのプロモーションは高い効果を期待できる一方、企画を練るのが難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
以下では、ショートゲームの企画案や成功事例をイメージするうえで、実際のプロモーション事例を6つ紹介します。
【小売】イオンモール中国

中国のイオンモールで実施されたデジタルスタンプラリー施策において活用したショートゲームです。
BALANCeが得意とするデジタルスタンプラリーにより、施設内の回遊を促すとともに、ゲームコンテンツによってエンタメ性を高めた事例です。
モール内を歩くとゲーム内の木が生長する仕組みとなっており、回遊率上昇や購買単価・滞在時間の増加につながりました。
【食品】meiji

株式会社明治の新商品「プロビオヨーグルトR-1」の発売キャンペーンサイトでは、ショートゲームを活用したキャンペーンを行われました。
キャンペーンサイトでは、母の日・父の日に合わせて実施されたメッセージボトル画像を作成でき、受け取った相手に抽選で商品ギフトがあたるキャンペーンが実施されました。
公式ツイートは3,000件以上のいいね、7,300件以上のリツイートと大盛況に終わり、新商品の認知拡大につながった事例です。
【時計】IWC Skywriter

スイスの高級時計メーカーであるIWCは、商品に航空計器を連想するデザインを採用していることから、航空機を操作するショートゲームをリリースしています。
ローディングアニメーションからサウンドまでこだわり、本格派のブランドイメージを反映した世界観を演出しています。
ゲームを開始すると、4種の航空機から好きな機体を選択でき、矢印キーのみで簡単に操作を楽しめます。
また、それぞれの航空機をモチーフにした時計を確認できる仕組みとなっており、IWCの商品のコンセプトを伝えるのに役立っています。
【IT】a-works株式会社

新卒採用サイトにショートゲームを活用した事例です。
イソップ物語「金の斧銀の斧」に沿って、自社を「第3の会社」と称して自社情報を紹介しています。
ページ内ではマウスアニメーションにより視覚的な情報を増やし、自社の応募フォームへ誘導している様子が特徴的です。
視覚的なインパクトに特化した事例といえるでしょう。
【比較サイト】ウォーターサーバー比較

ステージ内に隠れたウォーターサーバーを探す謎解きを通して、さまざまなデザインのウォーターサーバーがあることを知れるショートゲームです。
ユーザーは宝探しのような感覚で手軽に楽しめるうえ、いろいろなデザインで部屋に馴染むサーバーの存在を知って、インテリアを重視しつつサーバーを置く選択肢があることを再認識させられる内容です。
実際の体験を通じて商品理解を深める内容であることから、消費者心理にも響きやすいといえるでしょう。
【ゲーム】ラグナロクオリジン

ラグナロクオリジンは、本格育成MMORPGとして人気のスマホアプリです。
キャンペーンサイトでは、ゲーム画面に吹き出しや画面エフェクトを追加した漫画風の画像を作成できる「SS漫画メーカー」や、ゲーム内の交流に活用できる「フレンドカードメーカー」や「ギルドカードメーカー」などのサービスを展開しています。
作成したカードをユーザーが投稿する二次拡散も期待でき、認知拡大の役目を果たしています。
ショートゲームの企画・制作はBALANCeにご相談ください
ブラウザ上で気軽に楽しめるショートゲームは、ユーザーの興味関心をひきつけることや、話題性の醸成、顧客ロイヤルティの向上に効果的です。
新規顧客の獲得はもちろん、認知の拡大、エンゲージメントの向上など、さまざまな目的に活用できるでしょう。
BALANCeは、Web制作のなかでもゲーム性のあるサイトやアプリの開発を得意としており、ショートゲームについても多数の制作実績がございます。
拡散性のあるキャンペーンやプロモーションの企画・制作・運用サポートまで行っておりますので、マーケティング・集客に課題を感じている方はぜひお気軽にご相談ください。
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