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集客イベントの成功事例7選|アイディア出しや企画運営のポイントも解説

集客イベントの成功事例7選|アイディア出しや企画運営のポイントも解説

集客イベントは、新規顧客の獲得・既存顧客の育成のどちらにも有効な施策です。

しかし、ありふれた内容になってしまい、なかなか集客を成功させるのが難しいと悩んでいる方も多いはずです。

この記事では、集客イベントの成功事例をもとに、イベントを企画する際のコツやポイントについても解説します。

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集客イベントの重要性

企業や店舗は、さまざまな方法で消費者にアプローチをしますが、その方法のひとつとして集客イベントがあります。

集客イベントでは、顧客に対して自社の魅力や熱量を共有でき、ファンを増やすうえでも効果的です。

集客イベントの種類と目的には、大きく以下のようなものがあります。

  • プロモーションイベント:商品の認知獲得や理解促進が目的
  • 販売イベント:商品の販売が目的
  • 商談会・展示会:商品の理解促進や契約獲得が目的
  • プライベートショー:企業のブランディングや商品の理解促進が目的

近年は、商品の質が高くなってきていることもあり、商品の機能や価値を伝えるだけでは売れません。

また、商品やサービスの多様化、人口減少などの要因から顧客を獲得するのも難しくなっている状況です。

そのため、集客イベントによって商品の認知や理解を促し、クロージングしやすくする環境づくりが求められています。

集客イベントの成功事例7選

続いて、さまざまな業界ごとに集客イベントの成功事例について紹介します。

【住宅】株式会社オリバー

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参照元:https://www.oliverinc.co.jp/

富山市に本社を置くリフォーム専門会社のオリバーは、「リフォーム祭り」と銘打った集客イベントを開催しています。

リフォーム祭りでは、食べ物やおみやげを販売する屋台を出店し、お祭りらしい雰囲気を演出しつつ、設備メーカーのショールーム展示、リフォームをテーマにしたセミナーなども実施しています。

リフォームに関連する情報がひとまとめにされており、イベントごとに300組以上の来場者がおり、1億円以上の受注を見込んでいます。

【自動車】FREUDE by BMW–THE GARDEN

参照元:https://www.bmw.co.jp/ja/campaign/bev2023.html

「FREUDE by BMW–THE GARDEN」は、BMWによるエキシビジョンイベントです。

最新型の自動車展示を中心に、ショートフィルムの上映やアートの展示のほか、カフェ&バーも併設しており、BMWの理念である「FREUDE byBMW」を体現しています。

BMWが細部までこだわって演出した空間で、来場者にブランドの価値を深く伝えるとともに、アートや飲食を通して上質な顧客体験を提供することに成功しています。

また、自動車の展示だけでなく、ショートフィルムやアートを取り入れることによって、異なる興味をもつ層の参加を促進する効果もあります。

【イベント会社】犬祭り

参照元:https://inumatsuri.com/3292/

「犬祭り」は、「ペットとの新たなライフスタイルの創造」をモットーとするONES株式会社による集客イベントです。

ペット関連商品のメーカーや観光協会、住宅メーカーをはじめ、120店舗以上が協賛企業として出展しており、全国から愛犬家が足を運びました。

人とペットの共生をテーマに、さまざまな業界の企業が出店したため、来場者に対してペット関連のあらゆるニーズを満たすことができ、非常に好評なイベントでした。

また、会場内に写真映えするスポットを多く設けることで、自発的にペットの写真を撮影してもらい、Instagram上へのUGC投稿を促す戦略も成功の一因となっています。

【電鉄】のせでんで巡るリアル謎解きゲーム

参照元:https://noseden.hankyu.co.jp/guide/spot/wtkpj3bpzs/event/iq5lfm0hqo/

「のせでんで巡るリアル謎解きゲーム」は、兵庫県の能勢電鉄が企画した集客イベントです。

能勢電鉄の乗車券と謎解きキットを組み合わせて販売し、参加者は能勢電鉄を利用しながら周辺地域を周遊してリアル謎解きゲームに挑むというものです。

体験型ゲームの導入によって、参加者がアクティブに地域をめぐるきっかけを提供し、地方路線の魅力を再認識してもらうねらいがありました。

また、イベントの実施にあたり、地元の商工会と連携して参加者に飲食店で使用できるクーポンを配布しており、地域経済の活性化にも貢献しました。

【地方自治体】越後妻有地域

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参照元:https://www.echigo-tsumari.jp/

芸術祭事業で観光客を49万人動員した成功事例です。

新潟県の越後妻有地域は、広大な敷地を活用した「大地の芸術祭」を開催し、50日間で約50万人の観光客を動員しました。

有名なアーティストを招いてイベントとしての価値を高めつつも、地域住民や観光客が一体となって作品をつくる仕組みとして、主体的に参加できるイベントにしています。

また、芸術祭に加えて、越後妻有地域の特産品のデザインに若手クリエイターを起用することによって、新たな若年層への認知拡大を図っています。

【地方自治体】仙台謎解きウォーク

参照元:https://machi-ni-negaiwo.jp/

「仙台謎解きウォーク」は、俳優の佐藤健さん・神木隆之介さんがプロデュースした集客イベントです。

人気タレントを起用することで、観光とエンターテインメントの融合を演出しており、新しい仙台の魅力を発信するイベントとして話題になりました。

謎解きのなかで仙台の歴史や文化に触れられる内容となっており、学びと遊びを両立したコンテンツとなっています。

ゲーム要素を取り入れることによって、参加者のエンゲージメントを高めつつ、仙台市内を積極的に巡るきっかけを提供しています。

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集客イベントのアイディア企画におけるポイント

集客イベントを実施する際には、はじめにアイディアを企画する必要があります。

しかし、イベントの企画は突然やろうとしても、なかなかうまくできるものではありません。

以下では、集客イベントを企画する際のポイントについて紹介します。

目的・目標

まず、イベントを開催する目的やイベント後の姿を考えてみましょう。

開催することを目的にしてしまうと、実施後の集客や売上にはつながりません。

たとえば、自動車メーカーの新車発表会には、新たに発売する車種の特徴や性能について広くアピールする目的があります。

また、地方公共団体による移住相談会では、漠然と地方への移住を検討している方に対して、リアルな生活をイメージしてもらうことによってメリットを伝えるのが目的です。

企画の段階で目的を明確化しておくと、イベントのターゲットや内容なども固まるはずです。

ターゲット

イベントの目的や目標が決まると、イベントを通してどのような層に対してアプローチすべきかが明確になります。

イベントの実施にあたり、告知や宣伝をする際にもターゲットは重要な要素になります。

また、ターゲットを選定するうえでは、顧客をセグメント化するのもポイントです。

具体的には、以下のような分類で考えられるとよいでしょう。

潜在顧客

潜在顧客とは、自社の商品やサービスを知らない層を指します。

商品やサービスへの理解がない状態で購入するケースは少ないため、潜在顧客をターゲットとする場合は、まず認知や理解を促すことが大切です。

見込み顧客

見込み顧客とは、自社の商品やサービスを知っているが、購入したことはない層を指します。

商品やサービスの魅力を知ってもらえれば購入につながる可能性が高まるため、興味や関心を獲得できるようなアプローチが求められます。

また、購入にあたってネックになりやすいポイントについて、不安や悩みを払しょくするような訴求をするのも重要です。

新規顧客

新規顧客とは、商品やサービスをはじめて購入する層を指します。

新規顧客向けの施策としては、初回購入限定の特典をつける方法も効果的です。

なお、一度購入してもらったあとは商品力が重要になりますが、次回購入時に利用できるクーポンなどがあると、リピート購入のきっかけにもなるはずです。

既存顧客

既存顧客とは、自社の製品やサービスを購入したことがある層を指します。

既存顧客をリピーター化できると、ライフタイムバリューの向上から売上を伸ばしやすくなります。

具体的なアプローチとしては、リピート購入に対して割引を設けるような施策が有効でしょう。

リピーター

リピーターとは、定期的に製品を購入してくれる層を指します。

優良顧客やロイヤルカスタマーとも呼ばれており、売上を安定させるうえでは欠かせない存在です。

リピーターを獲得するには、製品の質の改善、カスタマーサービスの充実などが効果的です。

顧客側のメリット

イベントの企画においては、開催側の視点で考えがちになってしまいますが、もっとも重要なのはターゲットが得られるメリットを明確にすることです。

お金や時間をかけてでもイベントに足を運びたいと感じるようなメリットを提供できなければ、集客を実現するのは難しいでしょう。

集客イベントを成功させるポイント

集客イベントのゴールは、ターゲットをイベントに招いてビジネスチャンスにつなげることです。

しかし、集客におけるポイントを理解しないまま、企画や運営を進めてしまうと最終的に集客できずに終わってしまう可能性もあります。

以下では、集客イベントを成功させるためのポイントについて解説します。

ほかの集客イベントとの差別化を図る

どこにでもあるようなイベント内容では、わざわざ足を運ぶ価値を感じられません。

イベントに参加する動機付けをするために、ほかのイベントとの差別化を図りましょう。

たとえば、ファミリー層をターゲットとした新車発表会であれば、以下のような差別化ポイントが考えられます。

  • 子どもが楽しめるゴーカートを用意する
  • 家族の構成や人数にあわせてファミリーカーをラインナップする

ターゲットに届く告知方法を選定する

ターゲットの属性によって、告知や宣伝の方法を変えることも重要です。

年代・性別・居住地・家族構成などの属性を絞り込み、ターゲット像となるペルソナに届きやすい方法を選定しましょう。

たとえば、30代のファミリー層をターゲットとするのであれば、InstagramやFacebookなどのSNS、子ども服を販売する店舗内のフリーペーパーなどが選択肢にあがります。

顧客のニーズをリサーチする

前述のとおり、集客を実現するにはイベントの内容が魅力的でなければいけません。

ターゲットにとって魅力的な内容を検討するうえでは、顧客のニーズを調査する必要があります。

あらかじめニーズに関する調査をしておき、顧客が知りたい情報や興味をもつコンテンツを用意できると集客につながるでしょう。

イベント終了後は効果を測定・分析する

イベントの実施後は、どのような効果を生んだのかを検証することが大切です。

来場者の数や当日の商談数はもちろん、イベントをきっかけとする認知や売上へのインパクトも計測できると理想的です。

また、最終的にはイベントを実施するコストと効果を検証して、次回以降の実施可否、改善点などを検討できるとよいでしょう。

集客イベントはBALANCeにお任せください

集客イベントにおいては、人を集められる企画、来場者の満足度を高める運営が求められます。

リアルイベントを成功させるには、目的やターゲットをもとに戦略的に企画をたて、顧客のニーズや顧客体験を意識しながら運営しなければいけません。

しかし、イベントの企画運営に関するノウハウがない企業も多く、どのように実行すべきかがわからないことも少なくありません。

そこではじめは制作会社に伴走してもらい、ノウハウがたまってきたら徐々に内製にシフトしていく方法がおすすめです。

BALANCeでは、デジタルスタンプラリーやARなどのデジタルコンテンツを活用した集客イベントを得意としております。

さまざまな実績や事例をもとに、最適な提案をさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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nakazato

SEOを中心とするWebマーケティングや広告戦略の策定が得意。
メディアのグロース責任者としてBALANCeにジョイン。

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