ECサイトで効果的な販促キャンペーン施策15選！効果的な実施方法などを解説

ECサイトの利益を拡大させたいときは、販促キャンペーンが有効です。サイトに訪れた見込み客の心を掴み、顧客に変えられます。また、一度サイトを利用した顧客が再び訪れるリピート効果も期待できます。

ECサイトで販促キャンペーンを実施したいと考えていても、具体的なアイデアが浮かばない、効果的に実施する方法が知りたいというECサイト担当者の方もいるのではないでしょうか。

そこで、この記事では、ECサイトで効果的な販促キャンペーン施策15選や注意点について解説します。

ECサイトに販促キャンペーンが必要な理由

漠然と利益を拡大できるから、と考えて販促キャンペーンを実施すると失敗する可能性が高いです。まずは、ECサイトに販促キャンペーンが必要な理由をきちんと理解することが大切です。

ここでは、ECサイトに販促キャンペーンが必要な理由を解説します。

認知度を向上させるため

販促キャンペーンはECサイトの認知度を向上できます。様々な広告やSNSなどを利用して販促キャンペーンの宣伝を行うことで、集客施策のトピックになるためです。

定期的にキャンペーンを開催し情報を発信する機会を増やすことで、多くの人にサイトの存在を覚えてもらえます。

サイトの認知度が向上すれば、既存顧客に対してサイトへの再訪問やリピート購入の促進が可能です。さらに、これまでサイトを知らなかったユーザーにとっては、ブランドやサイトを知るきっかけになります。

リピーターを増加させるため

販促キャンペーンは、ECサイトを利用したことがある顧客の再訪問・リピート購入を促せます。広告やメルマガを活用したキャンペーン告知は、ユーザーとコミュニケーションを取るきっかけになります。

ユーザーとの接触頻度が増えることでサイトを意識してもらえるようになれば、買い物をするときに自社のECサイトを選んでくれる可能性が高いです。そのため、リピーターを増加できます。

さらに、キャンペーンを定期的に実施すれば、長期的な売上増加や利益拡大だけではなく、顧客のロイヤリティ・満足度の向上を期待できます。

新規顧客を獲得するため

広告などで見たり聞いたりする機会が増えることで、ユーザーの潜在意識にECサイトへの安心感や信頼が生まれます。特に広告で見かける企業には一定の信頼感を覚える人が多いです。

広告などでユーザーの潜在意識に生まれた安心感や信頼は、サイトで買い物をする確率を高める傾向にあり、新規顧客の獲得につながります。

さらに、定期的にキャンペーンを開催し情報発信を通してサイトと顧客とのタッチポイントを増やせれば、ブランドのイメージを向上できます。

弊社ではデジタルキャンペーンの企画・制作を得意としています。デジタルキャンペーンの制作事例やサービス概要についてはこちらからご確認ください。

ECサイトの販促キャンペーンを効果的に実施する方法

ECサイトで販促キャンペーンを実施する目的は売上増加です。しかし、やみくもに販促キャンペーンを実施しても、中長期的な売上増加につながりません。短期的な利益だけで終わりがちです。

ここでは、ECサイトの販促キャンペーンを効果的に実施する方法を解説します。

販促キャンペーンの目的を明確にする

販促キャンペーンは、どのような内容で実施するか決める前に、目的を明確に設定しておくことが重要です。販促キャンペーンの目的が明確にされていない場合、キャンペーンの効果が発揮しきれず、短期的な利益だけで終わってしまいます。販促キャンペーンを実施する目的には、以下のようなものがあります。

• 新規ユーザーへのアピールとサイトへの流入数を増加したい
• メルマガやアカウントへの登録者数など、直接リーチできる層を増加したい
• 新規や二度目、リピート、定期など、顧客の商品購入を促進したい
• まとめ買いやついで買いなど、顧客単価を向上させたい
• 休眠している顧客を復活させたい
• ユーザーに競合サイトから乗り換えてもらいたい

目的を明確に設定することで、販促キャンペーンの内容を具体的に決められます。

ターゲット層を明確にする

ECサイトで販促キャンペーンを実施する際は、目的に応じたターゲット層を明確にすることも大切です。ターゲット層は、以下のように5W1Hで考えるとイメージしやすくなります。

• WHO：新規顧客や既存顧客、休眠顧客など具体的な顧客
• WHERE：ランディングページやメルマガ、SNSなどの場所
• WHEN：クリスマスシーズンや母の日、父の日など実施する時期
• WHY：セールやまとめ買い、ギフト購入などの顧客が商品を購入する理由
• WHAT：限定商品や予約商品、新商品、セット商品などの商材
• HOW：送料無料やプレゼント、割引などの訴求ポイント

ユーザーの気持ちになって考えるなど、様々な方法を試しながら効果的なキャンペーン施策を企画しましょう。

同時に集客施策を実施する

サイトへ訪れる顧客がいなければ、販促キャンペーンの効果は限定的なものになります。そのため、サイトへ訪れる顧客の母数を増やす集客施策を同時に行うことが大切です。集客には様々な方法がありますが、ECサイトの集客として、主に以下のような方法が取り入れられています。

• Web広告
• プレスリリース
• SNS
• SEO対策
• メルマガ
• LINE

自社のECサイトに合う集客方法を取り入れて、販促キャンペーンの効果を高めましょう。

効果検証を行う

事前に目標を設定しておき、販促キャンペーンを実施している間も目標を達成できているか、売上増加や利益確保につながっているか意識することが大切です。販促キャンペーンの目標には、以下のような内容があります。

• 人数：サイトへの訪問者数や購入者数、会員登録した人数など
• 対象商品数：販促キャンペーンの対象となった商品の売れた数や売上金額など
• 対象外商品数：販促キャンペーンの副産物的に売上が上がった商品、下がった商品など
• 客単価：購入に至った顧客の割合など

これらを販促キャンペーンの実施前後で比較することで、効果を見極められます。販促キャンペーンはどこかお祭りのような雰囲気があるため、盛り上がったかどうかの評価で終わる場合もあります。

しかし、販促キャンペーンを実施するうえで重要な点は、ECサイトの売上増加や利益確保です。事前に設定した目標を達成し、振り返りをしたうえで改善できるよう、目標を意識して効果検証を行いましょう。

弊社では、大手企業の様々な施策でのキャンペーン制作実績があります。御社に最適なキャンペーン施策のご相談とご提案は無料です。ぜひ制作を検討している方はこちらからご相談ください。

ECサイトの販促キャンペーン施策15選

ECサイトの販促キャンペーン施策には様々な内容があり、それぞれ特徴が異なります。ここでは、ECサイトの販促キャンペーン施策15選を紹介します。自社のECサイトで販促キャンペーン施策を実施する際の参考にしてください。

クーポン

ユーザーが買い物をする際に、サイト内で発行されるコードなどを入力すると商品をお得に購入できるキャンペーン施策です。全員にクーポンを配布する以外に「初めてサイトを利用される方限定」や「1年間で50,000円以上購入した方限定」など、特定のユーザーに向けて配布する方法があります。

ターゲットを分けてクーポンを配布する方法は、特別感を演出できます。また、クーポンに有効期限を設定して購入回数を増やす方法もおすすめです。有効期限内にクーポンを利用しないと損をするという認識を共有しやすく、即効性を期待できます。

さらに、クーポンの発行は既存顧客だけでなく、新規顧客をリピーターにつなげたいときにも有効です。

セール

利益が少なくても、新規顧客の獲得や既存顧客のリピート購入を期待できるキャンペーン施策です。全商品を対象にしたセールや季節商品を対象とした限定セールなど、様々な方法があります。

セール用の特設ページを設置して、キャンペーンをアピールすることも効果的です。初日は「全品10％OFF」に設定して、2日目は「冬物30％OFF」にするなど、少しずつ値引き率を上げていくことでイベント感を演出できるでしょう。

また、商品自体に魅力がある場合は、短期間で売上アップを狙えます。さらに、セールの開始日を他社より早く設定すれば、ゴールデンウイークセールやクリスマスセールといったセール時期であっても、競合他社より一歩リードできます。

送料無料

ECサイトで買い物をした際に送料が無料になるキャンペーン施策です。ECサイトは通販のため必ず送料が発生します。しかし、実店舗と比べると余計な金額を払っている印象を与え、ECサイトで買い物をする際のハードルになりがちです。

そこで、「5,000円以上購入された方は送料無料」や購入金額に関わらず「月末まで送料無料」など、送料が無料になるキャンペーンを行えば、購入までのハードルを下げられます。

また、競合他社と自社のECサイトのどちらで購入すべきか、値段を比べて悩んでいる見込み客に対して大きな効果を期待できます。

まとめ買い

ECサイトで2点以上など、商品をまとめて購入した顧客へ、割引やプレゼントなどを提供するキャンペーン施策です。顧客単価を向上させたいときに有効です。

「2点以上購入すると10％OFF」や「1,000円以上購入すると5％OFF」など、様々な組み合わせでユーザーのニーズに合わせたまとめ買いを提案しましょう。

また、「5点購入すると10％OFF＋新商品サンプル1点つき」など、商品をまとめて購入することでノベルティを付与する方法もあります。個数や金額などで割引率やノベルティを変更して「あとちょっと感」を出すのがコツです。比較的安価な商品で実施しましょう。

ゲームコンテンツ

ECサイトの販促キャンペーンにゲームコンテンツを組み合わせることで、ユーザーはより意欲的にキャンペーンに参加できます。ユーザーとの接触頻度やアクティブ率、ログイン率の向上を目指せる施策です。

ゲームコンテンツの中でも、ガチャのコンテンツはプレイの難易度が低く、誰でもプレイ可能です。また、クーポンやセールなどとも相性がよいです。ガチャで割引クーポンなどを配布することで、顧客の購買意欲を高められます。

さらに、ガチャの結果をSNSで拡散できるボタンリンクを載せておけば、認知拡大や新規顧客の獲得につながります。

ガチャキャンペーンの具体的な事例や、ゲームで遊べるキャンペーンサイトの事例についてはこちらからご確認ください。

数量・回数限定

「先着〇〇セット限定」や「初回限定」などの限定販売を行うキャンペーン施策です。注文数量や回数を制限することで、希少性を高めて顧客の購買意欲を促進できます。

「すぐに売り切れてしまうかも」「今しか買えない」と顧客に思わせることで、商品購入への決断を早めるほか、見込み顧客を囲い込む施策としても有効です。

ただし、限定表示を行うときは、終了期間や数量個数を明らかにする必要があります。守らなければ、景品表示法違反として指摘される可能性があるため注意しましょう。

ポイントアップ

購入金額に応じて獲得ポイントを付与するキャンペーン施策です。セールを行いたくない時期や商品があるときにおすすめです。常連客にとってはセールで割引するよりも訴求力があります。

そのため、既存顧客のリピート施策として有効です。「月末3日間限定で通常ポイント率が2倍！期間中10,000円以上購入で+100ポイント」など、期間を決めて実施することで、顧客は通常よりお得感を得ながら買い物ができます。

SNS連動

InstagramやX（Twitter）などのSNSを活用して、ECサイトのキャンペーンをアピールする方法です。「＃サイト名」「＃商品名」など、ハッシュタグやシェアで抽選応募・クーポンコードの配布など、様々な方法でキャンペーンをアピールできます。

基本的にはECサイトへの誘導が前提です。ランディングページへの誘導やSNSからショッピングできる機能を利用するなど、様々な導線を設計できます。また、ブランドや商品認知の拡大につながるため、新規顧客の獲得としても効果的です。

SNSキャンペーンのメリットや成功事例についてはこちらで解説しています。

メルマガ登録

メルマガに登録してくれた方限定で、通常よりお得に買い物できるキャンペーン施策です。メルマガ登録キャンペーンは商品の購入を促進できるだけでなく、メルマガ登録者を増やせます。

ECサイトにおけるメルマガは、顧客とのつながりを深められるツールの1つです。メルマガで定期的に情報を届けることで、顧客にECサイトへの愛着や好感を持ってもらえます。さらに、クーポンやお得な情報を届けることで、リピート購入を促進できます。

顧客ランク制度

購入額などの条件から顧客を区分して、ランクに応じてポイント増額を実施するキャンペーン施策です。顧客の購買意欲を刺激し、リピート購入を促進できます。

レギュラー会員・シルバー会員・ゴールド会員などの名称をつけて、顧客に「ランク」という目安を意識させることが大切です。また、ランクが上がるにつれてポイント還元率を高めれば、顧客は次回も自社のECサイトで買い物をしたいと感じてくれます。

そのため、競合サイトへの流入を防止できます。さらに、これまでの購入額が高い顧客に少し高級な上位ラインの商品をおすすめすれば、客単価を向上できるでしょう。

お友達紹介

紹介者に対して特典を付与するキャンペーン施策です。知り合いからの紹介は安心感もあるため、会員登録や購買へのハードルを下げられます。新規顧客を増やしたいときに有効です。

既存の顧客に紹介コードを付与して、「コードを共有してくれた方に、5,000円のクーポンをプレゼント」や「紹介してくれた方と紹介された方それぞれに3,000円分のポイントをプレゼント」など、方法は様々です。

また、お友達紹介キャンペーンは広告が届きにくい層にも口コミが届きます。身近な人からの口コミには信頼感があるため、企業の広告が届きにくい層の顧客を増やすときにも有効です。

投票キャンペーン

投票キャンペーンは、ユーザーとの接触頻度を増やせる施策です。キャラクターや製品などの人気投票をすることで、既存顧客からのリピート購入を獲得できる可能性があります。

投票キャンペーンの開催時は、投票数やランキングを特設サイト上にリアルタイムで反映することで、注目を集められます。

さらに、投票は1日に1回など限定したうえで、対象商品の購入時にシリアルナンバーつきの投票券を配布するなど、購入者限定の施策を行うことで、継続購入の促進にも効果的です。また、SNSと連動することで潜在顧客にもサイトの認知度を広げられます。

投票キャンペーンの詳細についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

ARキャンペーン

ARキャンペーンはECサイトと相性がよいです。商品を購入された方にARのフォトフレームをプレゼントするキャンペーンが一般的です。

オリジナルフォトフレームで記念写真や自撮り撮影を楽しめるARフォトフレームは、話題作りにも最適です。ECサイトへの集客効果を期待できます。

また、ECサイト自体にARを組み込み、リアルな商品イメージが伝わる体験を提供します。顧客は実際に手に持ったイメージを体験できるため、より製品を理解できて販促につながります。商品の購入率向上やクレーム・返品率の軽減に有効なキャンペーン施策です。

ARを活用したキャンペーンについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

シーズナリー

季節や催事別など、各時期に適した商品をまとめて紹介するキャンペーン施策です。ユーザーの関心を惹きつけ、季節商品や催事ごとにキャンペーンを実施するサイトとして認知してもらえます。また、企業側もキャンペーン企画を計画的に立てられます。

さらに、キャンペーン時期以外に営業活動を並行して行えば、顧客のリピート購入の促進が可能です。母の日や父の日特集、夏用の冷感グッズ、冬用の温感グッズなど、ギフト需要や自分自身が購入したくなるようなストーリーを提供しましょう。

在庫処分

「季節外商品」や「デザインリニューアル前の商品」など、訳あり商品を特価で販売するキャンペーン施策です。とにかく安く商品を購入したいという顧客のニーズに応えられます。

また、割引価格で商品を提供することで、値段がネックになっていた顧客による購入を促進できます。ECサイトでは在庫を抱えてしまう場合が多いです。

そこで、在庫キャンペーンを利用すれば、利益率は少し下がってもサイト運営においてはプラスの効果を得られます。

定期便

消耗品などを多く扱っているECサイトでは特に効果的なキャンペーン施策です。消耗品などは何度も購入することが多いため「毎回の手続きが面倒」といった顧客を取り込めます。

「期間限定！月末までに契約された方は10％OFF」や「初めて購入される方限定！10％OFF」など、決められた期間に契約すると、通常よりも割引された価格で購入できるよう設定することでお得感を演出できます。定期便は、1か月単位などで継続して商品を届けるシステムです。

定期便経由で購入してもらえることで継続的な売上を見込めます。定期便キャンペーンは、今後も購入することになると思い契約してくれる顧客も多いため、効果が出やすい施策です。

返品無料

期間限定で企業側が返品の送料を負担するキャンペーン施策です。ECサイトで購入した商品を返品する際、購入者が送料を負担するのが一般的です。しかし、それが購入のハードルを上げている場合が多いです。

特に、洋服を購入するときは、サイズが合わなかった場合を考えて気になっても購入に踏み込めない場合があります。そのような方に向けて返品無料キャンペーンを実施すれば、商品購入のハードルを下げられます。

返品無料キャンペーンは、返品が多くなり運用が大変なイメージを持たれますが、日本の通販の返品率は2％前後と高くありません。返品率を気にするよりも返品無料で売上が上がる効果を期待できます。

レビュー投稿でのノベルティプレゼント

商品のレビューを書いた顧客に、ノベルティプレゼントや送料無料などの特典を提供するキャンペーン施策です。商品のレビューが多いほどECサイトへの信頼度が高まります。しかし、顧客にとってレビューは手間がかかる作業です。

そのため、商品のレビューを増やしたいときに有効です。ただし、レビュー投稿でのノベルティプレゼントキャンペーンは、顧客にとって魅力的な商品を用意する必要があります。

顧客にとってメリットが少なければ、キャンペーンを利用してくれない可能性が高いためです。さらに、新商品を発売するタイミングや期間限定でキャンペーンを実施するのが大切です。

特典を目的としたレビューは真剣な回答を得られず、別のユーザーの購入意欲を低下させるリスクがあるため注意しましょう。

コラボ

他社やほかのECサイトと共同開発した商品などを「コラボ商品」として提案するキャンペーン施策です。他社との相乗効果でイメージアップを狙えるほか、新たな顧客層を開拓するときに有効です。

コラボキャンペーンは、商品の限定感を演出できるだけでなく、キャンペーンを共同告知することで訴求力を向上できます。

コラボする企業やECサイトを探す際は、特別有名な商品・企業でなくても、企業理念が共通しているか、テーマ・ジャンルが重なっているかといった点を重視するとキャンペーンの効果が高まります。

IPとコラボしたキャンペーンについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。

モニター募集

商品をお試し価格で試せるキャンペーン施策です。新規購入のハードルを下げられるため、新規層へのアピールにつながります。アンケートに答えてもらうなどの条件をつけて、割引率を向上したり、初回購入に限り割引したりなど、様々な方法があります。

特に、化粧品やサプリメントといった見た目で判断できない商品に有効です。商品の効能に自信があるのになかなか購入してもらえない場合に、キャンペーンを実施することで購入のハードルを下げられます。

実際商品を購入して使ってもらえれば、効果を実感してもらえます。モニターキャンペーンは、リピーターになってもらうことを意識して実施しましょう。

こちらの記事では、デジタルキャンペーンの詳細や企画のコツについて解説しています。

販促キャンペーンの注意点

ECサイトの販促キャンペーンはトラブルが起きやすいです。トラブルを防止するためにも、販促キャンペーンの注意点について事前に確認しておくと安心です。

ここでは、ECサイトの販促キャンペーンの注意点を解説します。

金銭的なメリットの提供を目的としない

ECサイトの販促キャンペーンの目的は、ポイントや割引などで顧客に金銭的なメリットを提供するだけではありません。キャンペーンを通して顧客と良好な関係を継続・維持して、ECサイトの長期的な利益につなげることが重要です。

そのためには顧客のニーズを適切に把握する必要があります。顧客にとって「価値のある情報」とはどのような情報か、その点を細かく分析することが大切です。顧客にとって有益な情報を届けて、良好な関係を継続しましょう。

画面設計はわかりやすく整えておく

商品が魅力的でも使いにくいECサイトの場合、ユーザーの離脱率が高まります。ユーザーがサイト内で迷子にならないよう、導線のわかりやすいサイト構成や画面設計を行うことが大切です。

商品をカートに入れてから決済までの導線がわかりにくいと、ユーザーの購買意欲が低下します。また、送料や支払方法の表記がわかりにくい場合も、商品の購入に至らずサイトを離脱してしまう可能性が高いです。

サイト構成や画面設計をユーザー目線で見直して、使いにくい部分やわかりにくい部分を確認することが大切です。問題があれば適宜改修して、ユーザーの離脱を防止できるようなサイト構成・画面設計を行いましょう。

サーバー環境をテストしておく

キャンペーンを実施すると、急激な通信量の増加によってサーバーがダウンする恐れがあります。サーバーがダウンすると、その間に訪問したユーザーが商品を購入できなくなるため、大きな機会損失を招きます。

さらに、ユーザーからの心象・印象が悪くなり、訪問頻度の低下や離脱率を向上させてしまいます。このような事態を回避するためにも、サーバーのダウンを防止する必要があります。

キャンペーン中と同じような環境下で負荷テストや性能テスト、CDNを導入するといった事前準備をしっかり行っておきましょう。

ECキャンペーンの企画や制作はBALANCeにご相談ください

ECサイトの販促キャンペーンは、売上向上につながる施策です。見込み客をなるべく多く顧客へ変えることや、既存顧客をリピーターとしてつなぎ留めておける効果があります。

自社のECサイトに合う方法で販促キャンペーンに取り組みましょう。弊社では、ECキャンペーンの企画や制作のご相談に対応しています。様々なキャンペーンを支援した実績があります。

ECサイトの販促キャンペーンを効果的に実施したいと考えている方は、ぜひこちらからお問い合わせください。