公開日:2022.12.12 / 更新日:2023.10.16
ゲーム業界のデジタルスタンプラリー事例まとめ!面白い企画例も紹介
デジタルスタンプラリーは、ユーザーが実際に体験できるゲーム要素をもちあわせており、ゲーム業界と相性のよい施策です。
また、スマートフォンを活用することから、ゲームアプリとシームレスにつないだり、ARカメラ機能を実装したりすることもできます。
この記事では、ゲーム業界におけるデジタルスタンプラリーが注目される理由や活用事例について紹介します。
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この記事でわかること
デジタルスタンプラリーとは
デジタルスタンプラリーとは、スマホやタブレットなどを用いて、スポットに訪れた証を集める企画です。
ラリースポットのQRコードを読み込んだり、GPS機能で位置情報を送信したりして、参加者がスポットに訪れたことを把握します。
以前は専用アプリをインストールして参加する形式が一般的でしたが、近年ではアプリレスで参加できるデジタルスタンプラリーも増えています。
また、集めたスタンプに応じて賞品を設定したり、スタンプ台紙をビンゴ形式にしたりと、目的に応じたカスタマイズも可能です。
ゲーム業界でデジタルスタンプラリーが注目される理由
ゲーム業界とデジタルスタンプラリーの相性がよい理由として、主に以下の2点があります。
- スマートフォンゲームとの相性がよい
- ARを活用してゲームの世界観を再現できる
以下では、それぞれの理由について詳しく紹介します。
スマートフォンゲームとの相性がよい
デジタルスタンプラリーではスマートフォンを利用するため、普段からスマホゲームをしている若年層はシームレスに利用できます。
そのため、参加に対する心理的ハードルが低く、通常のスタンプラリーよりも参加者を獲得しやすいといえます。
また、普段ゲームに利用しているデバイスで参加してもらえるため、スタンプラリーの景品をゲーム内で配信するような仕組みもつくりやすい点が特徴です。
ARを活用してゲームの世界観を再現できる
デジタルスタンプラリーとAR機能を組み合わせることによって、ゲームの世界観を再現できます。
たとえば、ラリースポットに仮想のゲームキャラを配置したり、ゲームの装備をつけて写真を撮影できたりと、独自の体験を提供できます。
また、参加者が撮影した写真をSNSにアップすれば、二次的な拡散や宣伝にもつながるでしょう。
デジタルスタンプラリー×ゲームの企画例
前述のとおり、デジタルスタンプラリーはゲーム業界と相性がよい企画として知られていますが、その他の業界においても活用可能です。
以下では、デジタルスタンプラリーを活用した企画の例について紹介します。
地点ごとの限定ファイルを配布する
デジタルスタンプラリーでは、スタンプスポットごとに限定ファイルを配布できます。
たとえば、駅をスポットとしたデジタルスタンプラリーであればアナウンス音、自治体とコラボしたデジタルスタンプラリーであればご当地キャラの壁紙などを限定特典とする方法があります。
デジタルスタンプラリーでしか手に入らないコンテンツを用意することによって、より多くの参加者を募ることができるでしょう。
スタンプラリー完走者に対して抽選ゲームを設ける
デジタルスタンプラリーでは、一定数以上のスタンプを集めた参加者に対して、抽選ゲームを実施できます。
通常のスタンプラリーの場合、一人ひとり台紙を確認して条件を満たしているかチェックする手間がかかりますが、デジタルであればあらかじめ設定した基準を満たしたユーザーに対して、自動で抽選権を付与することが可能です。
デジタルビンゴラリーとする
デジタルスタンプラリーでは、台紙をビンゴカード風に設定することでデジタルビンゴラリーを開催できます。
デジタルビンゴラリーにすると、ユーザーが次に進むスポットを悩みにくく、ビンゴカード内における各スポットの配置を工夫すれば、スポットに集まる参加者の数をコントロールできます。
スタンプをピースとしてジグソーパズル化する
デジタルスタンプラリーでは、各スタンプをピースとしたジグソーパズル風に設定できます。
ジグソーパズルにすると、自然と参加者の回遊率を上げられるうえ、完走率を高められます。
そのため、スポットすべてに参加者を集めたい場合に有効な施策となります。
デジタルスタンプラリーと謎解きを組み合わせる
デジタルスタンプラリーでは、各スポットに訪れるだけではスタンプを取得できないような仕組みも実装可能です。
たとえば、スポットに訪れると謎解きに挑戦でき、謎が解けた参加者だけがスタンプを獲得できる仕様です。
スタンプラリーにエンタメ性をもたせられるうえ、訴求したいコンテンツに絡めた謎解きを提供すると、参加者の理解を深められる効果もあります。
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ゲーム業界のデジタルスタンプラリー活用事例
次に、ゲーム業界におけるデジタルスタンプラリーの事例を3つ紹介します。
- ブシロードゲームフェス2021
- 三国志覇道デジタルスタンプラリー
- 『ポケットモンスター ソード・シールド』デジタルスタンプラリー
以下では、それぞれの企画について詳しく解説します。
ブシロードゲームフェス2021

引用:https://bushiroad.com/bushiroadgamefes2021_stamprally
ブシロードゲームフェス2021では、イベント開催にともない、秋葉原周辺の店舗でデジタルスタンプラリーを行いました。
各スポットに設置されているパネルのQRコードを読み取ってスタンプを集めると、特製缶バッジやPRカードセットなどの景品を獲得できます。
また、スタンプを全種類集めると、限定商品と交換できる仕組みとなっており、参加者の完走への熱量を高める施策にも力を入れていました。
特設サイトにアクセスするだけで参加できるため、参加のハードルが低いのも特徴です。
三国志覇道デジタルスタンプラリー

引用:https://www.gamecity.ne.jp/sangokushi_hadou/stamprally.html
三国志覇道デジタルスタンプラリーは、スマホアプリ「三国志覇道」が横浜中華街で行ったデジタルスタンプラリーです。
各スポットのポスターやインフォメーションセンターに設置されているQRコードからスタンプを獲得すると、画面上にAR武将が表示され、一緒に記念撮影ができます。
また、スタンプ獲得数に応じて、さまざまな特典も獲得できました。
横浜市とコラボしたキャンペーンとなっており、スタンプラリー開催に合わせて「三国志覇道」の絵柄が入った地域限定市営バス・地下鉄1日乗車券が発売されたことも大きな盛り上がりをみせました。
『ポケットモンスター ソード・シールド』デジタルスタンプラリー

引用:https://www.pokemon.co.jp/info/2019/07/190719_e01.html
『ポケットモンスター ソード・シールド』デジタルスタンプラリーは、ポケットモンスターソード・シールド発売記念として、横浜市みなとみらい地区周辺で行われたキャンペーンです。
ポケモン公式LINEを友だち追加して「LINE Beacon」の受信設定を行うことが参加条件となっていました。
新作で登場する新ポケモンがスタンプとして登場しており、ゲームの認知度向上としての役割も担っていました。
スタンプを3つ集めるとオリジナル壁紙、9つ集めると豪華プレゼントの抽選への参加権と参加者の熱量に応じて楽しめる仕組みとなっていました。
【業界別】デジタルスタンプラリーを用いたキャンペーン事例
前述のとおり、デジタルスタンプラリーはさまざまな業界と相性がよく、ゲーム業界以外でもいろいろな事例があります。
なお、業界を問わず、ゲーム性をもたせやすいのもデジタルスタンプラリーの特徴です。
以下では、観光や映画をはじめ、各業界におけるデジタルスタンプラリー事例について紹介します。
【観光】くま泊

引用:https://kumamoto1.tabingo.com/
くま泊は、ビンゴ形式のデジタルスタンプラリーです。
専用サイトにメールアドレスを登録すると参加でき、各スポットでスタンプを集めるとビンゴのマスを開放できます。
ビンゴを達成すると「くま泊チケット」が手に入り、くま泊チケットを集めると抽選で豪華商品が当たります。
【映画】イオンエンターテイメント

引用:https://aeon.cinecon.jp/cp/suzume-tojimari/
イオンシネマと「すずめの戸締まり」がコラボしたデジタルスタンプラリーです。
イオンシネマ内に設置されたラリースポットでポスターのQRコードを読み取ると、抽選で豪華景品が当たります。
メールアドレスさえ登録すれば無料で参加できるキャンペーンとなっています。
【電鉄】相鉄線沿線謎解きトレジャーラリー

引用:https://www.gototown.jp/lp/sotetsu2021/
トライブナイン デジタルスタンプラリーは、相鉄線沿線の各スポットで謎解き問題を解き、スタンプを集めるキャンペーンです。
各スポットにある二次元コードをスマートフォンで読み取ることで謎解きに挑戦できます。
なお、スマートフォンをもっていない子どもでも参加できるよう、LPから紙の台紙をダウンロードして印刷することも可能となっています。
相鉄・鉄道全線の1日乗車券を利用して、お得にキャンペーンを楽しめるようになっている点も特徴です。
【スポーツ】サントリーサンバーズホームゲーム デジタルスタンプラリー

引用:https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/news/detail/20221020.html
サントリーサンバーズホームゲーム デジタルスタンプラリースタンプラリーは、2022-23シーズンのV.LEGUE開幕戦に合わせて開催されたキャンペーンです。
シーズン中の各試合・各会場でデジタルスタンプを集めてコレクションを楽しめました。
景品や抽選を設けるのではなく、スタンプそのものをコレクションして楽しめる仕組みは、業界を問わず実装しやすいでしょう。
デジタルスタンプラリーの制作はBALANCeにお任せください
デジタルスタンプラリーは、コロナ禍で失った客足を取り返すのに有効な施策です。
回遊率の上昇や売上の向上、認知度の拡大など、さまざまな効果が期待できるでしょう。
BALANCeでは、大規模なスタンプラリーシステムの開発や、エンタメ性に長けたスタンプラリーの企画を得意としています。
デジタルスタンプラリーによる集客、販促を検討している方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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