Web抽選システムとは?主な機能や導入メリット・手順を解説
Web抽選システムは、プレゼントキャンペーンやイベントの応募受付・抽選・結果通知を効率よく進めるために利用されています。応募者が多い企画では、手作業による管理の負担や通知漏れなどのミスを減らすうえでも有効です。
実際に導入する際は、応募方法や抽選条件によって必要な機能が異なります。「自社の企画にはどの種類が合うのか」「導入にどの程度の費用や準備が必要なのか」と迷う担当者もいるでしょう。
この記事では、Web抽選システムの主な機能や種類、導入メリット、費用相場を解説します。システムの選び方や導入手順、運用時の注意点も紹介します。
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Web抽選システムとは
Web抽選システムは、Web上で応募を受け付け、設定した条件に沿って当選者を決める仕組みです。サービスによっては応募者情報の管理や結果通知まで行えます。
Web抽選システムに任せられる業務を把握することで、キャンペーン運営での使い方を具体的に考えられるでしょう。ここでは、Web抽選システムの主な機能と活用例を紹介します。
Web抽選システムの機能
Web抽選システムには、応募の受付・管理から抽選、結果通知、データ分析までを支えるさまざまな機能があります。代表的な機能は以下のとおりです。
| 機能 | 主な内容 |
| 応募管理機能 | ・応募者情報の管理 ・応募フォーム作成 ・応募期間の設定 ・応募条件の判定 ・重複応募の確認 |
| 抽選機能 | ・ランダム抽選 ・当選人数の設定 ・当選確率の設定 |
| 結果通知機能 | ・メールの自動配信 ・個別メッセージ設定 ・SMS通知 |
| データ分析機能 | ・応募者属性 ・応募動向 ・当選者データの分析 ・データ出力 |
搭載される機能や対応範囲はシステムによって異なります。応募受付から抽選後の集計まで、複数の業務をまとめて管理できるものもあります。
Web抽選システムの活用例
Web抽選システムは、商品の販売やイベント、販促施策などに利用されています。主な活用例は以下のとおりです。
- 商品の抽選販売:購入希望者から応募を受け付け、販売数に応じて当選者を選出する
- イベントの抽選予約:開催回・日時ごとに抽選を行い、参加者へ結果を通知する
- プレゼントキャンペーン:応募受付から抽選、当選連絡までを一連の流れで管理する
- 商業施設や地域イベントの抽選企画:来店や会場での参加を条件に抽選を実施する
抽選販売では販売数、イベント予約では開催回ごとの定員など、企画の内容によって当選人数の設定も変わります。
Web抽選システムの種類
Web抽選システムには、応募方法や参加条件によって複数の形式があります。形式ごとに参加までの操作や運営側が管理する情報も異なるため、特徴を把握すると企画の内容を具体化しやすくなります。
代表的な形式は次のとおりです。
| 種類 | 主な特徴 |
| 応募フォーム型 | Webフォームから応募 |
| SNS連携型 | SNS上の行動を応募条件に設定 |
| レシート・シリアル応募型 | 購入証明やコードで応募 |
| LINE連携型 | LINE上で応募・抽選 |
| QRコード・店頭応募型 | 店頭のQRコードなどから参加 |
| ポイント・スタンプラリー型 | ポイント・スタンプの獲得数に応じて抽選への応募権を付与 |
LINEから抽選ページを開いてレシート画像を送るように、複数の形式を組み合わせる場合もあります。
ここからは、各形式の特徴を紹介します。
応募フォーム型
専用のWebフォームに氏名やメールアドレスなどを入力して応募する形式です。アンケートへの回答を応募条件にしたり、特定の項目を必須入力にしたりする企画にも利用できます。
入力された内容を項目ごとに管理できるため、応募条件に合う人を抽選対象として扱いやすい点が特徴です。応募期間や受付件数も管理できるサービスでは、受付状況の把握にも役立ちます。
回答を一つ選ぶ質問にはラジオボタン、複数選ぶ質問にはチェックボックスが一般的です。画像を選んで回答する形式に対応したサービスもあります。
SNS連携型
アカウントのフォローやリポスト、ハッシュタグ投稿などを行って応募する形式です。参加者の投稿やシェアを通じて情報が広がりやすく、商品やブランドの認知拡大を狙う施策に向いています。
Xのフォローとリポスト、Instagramのハッシュタグやメンションを付けた投稿などが、応募形式の一例です。利用できる応募形式は、SNSと連携するシステムの対応範囲によって異なります。
ただし、利用するSNSの仕様変更や利用規約の影響を受けるため、抽選企画を実施する時点のルールを確認したうえで設計する必要があります。
レシート・シリアル応募型
対象商品の購入者が購入証明を使って応募する形式です。レシート応募では購入時のレシート画像をアップロードし、シリアル応募では商品に付いているコードや購入時に配布されたコードを入力します。
購入者を対象にできるため、販売促進やマストバイキャンペーンに適しています。レシート応募では、購入店舗や商品名、購入日時を確認条件として設定できる点が特徴です。
シリアル応募では、商品1点ごとに異なるコードを発行し、コードの再利用を防ぐ仕組みも設けられます。購入数に応じて応募口数を変えるなど、企画に合わせた条件を設定できるサービスもあります。
LINE連携型
LINE公式アカウントのトーク画面から抽選ページへ進んで応募する形式です。LINEログインに対応するサービスでは、普段使うLINEアカウントで認証でき、入力の手間を減らせる場合があります。
友だち追加を応募条件にできるサービスでは、参加後も公式アカウントを通じて情報を届けられる点が特徴です。抽選結果に応じてクーポンや案内メッセージを配信する機能を備えたサービスもあります。
例えば、店頭で景品を渡す企画では、当選者の画面に引換券を表示する機能を利用します。参加者が引換券を提示すると、スタッフが画面を確認し、景品を渡した時点で使用済みに変更する仕組みです。
QRコード・店頭応募型
店舗やイベント会場のQRコードから応募ページへアクセスする形式です。来店者がその場で応募できるため、店頭で実施するキャンペーンやイベント企画にも向いています。
QRコードは商品棚に設置できるほか、レシートやポスターにも掲載できます。実施場所に合わせて応募導線を設けられる点が特徴です。購入者や来場者に個別のQRコードを配布し、シリアルコードを手入力せずに抽選へ進める方式もあります。
応募後すぐに結果が分かるインスタントウィンや、当選者へのクーポン配布とも組み合わせられます。
ポイント・スタンプラリー型
購入や施設への訪問などでポイント・スタンプを集め、一定数に達すると抽選に参加できる形式です。参加者に繰り返し来店してもらいたい企画や、複数の施設を巡る企画で使われます。
例えば、商業施設の複数店舗を巡る企画では、訪問先ごとにスタンプを付け、獲得数に応じて応募権を付与します。一定の条件を満たした参加者だけが抽選に進める仕組みを作れる点が特徴です。
獲得履歴を管理できるサービスでは、どの参加者が条件を満たしたかを確認できます。ポイント数に応じて抽選回数を変える方式もあり、企画に合わせて参加条件を設定できます。
弊社では、Web抽選システムの企画・開発が可能です。弊社でのシステム開発事例やサービス概要についてはこちらからご確認ください。
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Webキャンペーンシステムの種類についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
Web抽選システムを導入するメリット

Web抽選システムを導入すると、応募受付や抽選にかかる手間を減らすほか、キャンペーン全体の運営にも役立ちます。担当者の作業負担の軽減や参加者への情報発信など、目的によって活用の仕方はさまざまです。
ここでは、Web抽選システムを導入する主なメリットを紹介します。
業務の効率化によりコストを削減できる
応募受付から抽選、結果通知までの機能を備えたWeb抽選システムなら、繰り返し発生する作業を自動化できます。応募件数に応じて増える定型業務をシステムへ任せ、担当者の作業時間を抑えられる点がメリットです。
例えば、応募が集中する時期でも、受付や抽選処理をシステムで行うことで、件数の増加に合わせて担当者を増やす負担を抑えられます。追加の人員配置や残業で対応する必要も少なくなるため、人件費の削減につながるでしょう。
限られた人員で運用しやすくなるため、企画や問い合わせ対応など、人の判断が必要な業務にも時間を充てられます。
公平性・透明性を確保できる
Web抽選システムでは、あらかじめ定めた条件に沿って当選者を選び、担当者ごとの選出方法の違いを抑えられます。
公平性を保つには、応募資格や当選人数、抽選条件を適切に設定しておくことが前提です。参加者にも同じ条件で抽選することを説明しやすくなる点がメリットです。
抽選条件や実行履歴が記録されるシステムなら、結果について問い合わせがあったときも、記録をもとに実施内容を説明できます。抽選記録を関係者間で共有しやすくなるため、社内での確認や引き継ぎにも役立つ点が特徴です。
ヒューマンエラーを防止できる
Web抽選システムは、応募データの転記や抽選結果の手入力を減らし、ヒューマンエラーの防止に役立ちます。複数のファイルへ手入力する工程は、入力漏れや対象者の取り違えにつながる原因の一つです。
応募フォームで取得した情報を抽選対象へ直接反映できれば、転記による入力漏れや誤記を防ぎやすくなります。例えば、当選結果を応募者情報とひもづけて管理し、そのまま結果通知に利用する仕組みがあります。
データを移したり通知先を個別に入力したりする工程が少なくなるため、人による操作ミスを抑えられる点がメリットです。
ゲーム性により拡散と認知拡大を促せる
Web抽選にルーレットやガチャガチャ、スクラッチなどの演出を加えると、参加者が抽選そのものを楽しめるようになります。操作に応じて結果が表示されるため、通常の応募フォームとは異なる体験を用意できる点が特徴です。
抽選結果をSNSへ共有できる導線を設ければ、参加者の投稿を通じて商品名やキャンペーン名が広がるきっかけになります。例えば、抽選終了後の画面に投稿用のボタンを設置する方法があります。
投稿を見た人が企画の存在を知ることで、参加者以外への認知拡大も期待できる点がメリットです。実際の拡散状況は、企画内容や参加者の反応によって異なります。
ゲーミフィケーションを活用するメリットについてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
参加者のデータを収集・分析できる
Web抽選システムには、応募件数や応募日時などのデータを記録できるサービスがあります。年代や地域を応募フォームで取得すると、参加者の傾向を属性別に確認できる点も特徴です。
応募経路まで計測できる仕組みなら、SNSや広告など、どの告知先から参加につながったかを把握できます。例えば、SNS経由の応募が多かったという結果は、次回の告知先を考える際の手がかりです。
応募数だけでは参加につながった理由まではわからないため、実施した告知内容も併せて振り返ります。取得できる項目はシステムや応募画面の設定によって異なります。
Web抽選システムの導入方法
Web抽選システムの導入には、既存ツールを利用する方法と、企画に合わせて独自開発する方法があります。使える機能やデザイン、準備にかかる費用・期間は、方法によって異なります。
ここでは、Web抽選システムの導入方法について、それぞれの特徴を紹介します。
既存の抽選ツールを利用する
既存の抽選ツールには、応募受付、抽選、結果通知などの機能が用意されています。自社で開発する必要がないため、準備期間や初期費用を抑えやすい方法です。
管理画面から応募期間や当選人数などを設定できるサービスなら、運営担当者が抽選企画を準備しやすい点が特徴です。一方、使える応募形式やデザイン、外部サービスとの連携範囲はツールによって異なります。
プレゼントキャンペーンのように、用意された機能で条件を設定できる企画に向いています。独自の演出や複雑な連携が必要な場合は、追加料金や個別対応の有無も調べておくとよいでしょう。
独自の抽選システムを開発する
既存ツールでは扱いにくい応募条件や画面演出が求められる場合は、独自のWeb抽選システムを開発する方法があります。
応募ページの表示や抽選後の画面、管理画面の操作方法まで、企画に合わせて設計できる点が特徴です。会員データや購買データなど、既存システムとの連携を組み込むこともできます。
一方、個別開発には要件定義、設計、実装、テストなどの工程があり、既存ツールより費用や期間が増える傾向がある点には注意が必要です。すべてを0から作るのではなく、既存機能を利用しながら必要な部分を開発する方法もあります。
弊社では、Web抽選システムの企画から開発まで支援しています。応募方法やゲーム演出、外部サービスとの連携など、運用方法に合わせたシステム開発に対応可能です。Web抽選システムの導入や開発パートナーを検討している方は、こちらからご相談ください。
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Web抽選システムの費用相場
Web抽選システムの費用は、既存システムの利用か独自開発か、制作・運用をどこまで依頼するかで異なります。
既存システムには無料で利用できるものや、初期費用と利用料を合わせて数十万円程度で導入できるものがあります。無料利用の条件はサービスごとに異なり、応募上限や機能の確認が必要です。
独自開発やキャンペーンサイトを含む制作では、対応範囲によって数十万円から数百万円以上になるケースもあります。応募規模や実施期間、オリジナルデザイン、外部サービス連携なども費用を左右する要素です。
見積もりでは、初期費用だけでなく月額費用やオプション費用も含め、対応範囲をそろえて確認しましょう。
システム開発に活用できる補助金についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
Web抽選システムの選び方

Web抽選システムは、対応できる応募方法や情報管理の仕組み、サポート内容がサービスによって異なります。企画に必要な機能だけでなく、応募者の個人情報を安全に管理できるか、トラブル時に支援を受けられるかも確かめておくことが大切です。
ここでは、Web抽選システムを選ぶ際のポイントを紹介します。
必要な機能を備えているか
Web抽選システムを選ぶ際は、実施したいキャンペーンに必要な機能を備えているかを確認します。例えば、購入者限定の企画ではレシートやシリアルコードによる応募、応募直後に結果を出したい場合はインスタントウィンなど、企画によって必要な仕組みが変わります。
応募受付のほか、重複応募の判定、当選確率の設定、結果通知、データ出力なども確認したい機能です。
標準機能で対応できる範囲と、追加設定や開発が必要な範囲を分けておけば、導入後に想定外の費用や手作業が発生するリスクを抑えられます。将来使うかもしれない機能より、今回の施策で必須の機能を優先します。
システム開発で導入できる機能の種類一覧についてはこちらの記事で解説しています。ぜひこちらもご確認ください。
セキュリティ体制は整っているか
応募時に氏名やメールアドレス、住所などの個人情報を取得する場合は、Web抽選システムのセキュリティ体制を把握する必要があります。
総務省の「令和8年版 情報通信白書」によると、インターネット利用に不安を感じる人のうち、個人情報や利用履歴の漏えいを不安の内容に挙げた割合は90.3%でした。
データの暗号化や不正アクセス対策に加え、誰が情報を見られるか、管理画面にどうログインするかなど、個人情報を守るための仕組みを確認しましょう。あわせて、データの保存場所や保存期間、削除方法も確かめておくと安心です。
応募者データを外部へ委託する場合は、委託先の管理体制や契約内容、情報漏えい時の連絡方法も調べておきます。外部サービスとの連携では、共有するデータの種類や送信先まで確かめます。
参考:令和8年版 情報通信白書 第Ⅱ部 情報通信分野の現状と課題-総務省
サポート体制は整っているか
Web抽選システムのサポート内容は、提供会社によって異なります。設定変更や応募者からの問い合わせ、通信障害に備え、相談窓口の対応時間や連絡手段を調べておくと安心です。
サービスによっては、操作案内に加え、応募ページの制作・テスト、事務局運営、景品対応まで支援してもらえます。実施後の分析まで依頼できるかは、契約内容による違いの一つです。
自社と提供会社でどの業務を担当するかを分け、契約に含まれる作業と別料金の作業を確かめます。障害が発生したときに、復旧と参加者への案内を誰が担当するかも決めておくとよいでしょう。
Web抽選システムを導入する流れ

Web抽選システムは、応募ページを公開する前の準備だけでなく、キャンペーン開始後にも運用作業が発生します。事前に全体の流れを押さえておくと、準備の抜け漏れや公開後の混乱を防ぎやすくなります。
ここでは、企画内容を決める段階から公開後の運用まで、導入の流れを紹介します。
目的と企画内容を明確にする
まず、キャンペーンで達成したい目的を定めます。認知拡大や購買促進、来店促進など、目的によって適した応募方法や必要な機能が変わるためです。
応募対象者、期間、景品、当選人数、抽選のタイミングなどを決め、参加条件を具体化します。商品購入や来店を条件に景品を提供する企画では、景品表示法の規制にも注意が必要です。当選後の連絡方法も、事前に決めておきます。
独自開発では、参加者と管理者がどの画面で何を操作するかまで決めておくことが必要です。応募数など、実施後に成果を確かめるための指標(KPI)も設定します。
候補システムを選定する
企画に必要な機能をもとに、導入候補のサービスや開発会社を洗い出します。想定応募数や実施期間を最初に伝えることも、対応範囲を確かめるための前提です。
既存ツールでは、利用したい応募方式が標準機能に含まれるか、追加料金が必要か、利用開始までにどの程度かかるかなどを提供会社へ問い合わせます。独自開発の場合は、開発会社から仕様に応じた費用と納期、作業範囲の提案を受けることが基本です。
複数の候補がある場合は、提案内容と費用に含まれる作業、公開後の管理方法を同じ条件で比べます。依頼先を決めたら、制作や初期設定を始めるための担当者とスケジュールを確定します。
応募ページを作成しテスト・公開を行う
利用するシステムが決まったら、応募フォームやキャンペーンページを作成し、抽選条件や通知内容を設定します。入力項目や応募規約など、企画時に決めた条件が正しく反映されているかの確認も必要です。
公開前には、必要事項を入力して応募を完了できるかに加え、入力漏れや応募条件を満たさない場合のエラー表示を確認します。抽選処理についても、当選人数の上限や結果の反映、通知先・文面が想定どおりかテストが必要です。
スマートフォンやPCなど、利用が想定される端末でも、画面が崩れていないか、問題なく操作できるかを確かめます。不具合や設定ミスを修正してから公開すれば、開始後のトラブルも抑えられるでしょう。
Web抽選システムの運用を行う
公開後は、応募状況やシステムの稼働状態を確認します。応募数の推移やエラーの発生状況などを把握し、問題があれば設定や案内内容を見直します。
後日抽選型では、受付終了後に応募条件を満たすか確認し、抽選対象を確定したうえで抽選を実施しましょう。当選者が決まったら、設定した方法で通知します。インスタントウィン型では結果が随時確定するため、当選数が設定した上限を超えていないかなど、抽選状況の管理が必要です。
抽選企画の終了後は、応募データや抽選結果を確認し、必要なデータを出力・保存します。個人情報を含むデータは、あらかじめ定めた保管期間や削除ルールに沿って扱うことが大切です。
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Web抽選システムを導入する際の注意点

Web抽選システムの導入では、準備の遅れや運用中のトラブルがキャンペーンの進行に影響する場合があります。企画の条件を満たすだけでなく、応募受付から終了後の管理まで無理なく運営できるかを確かめることが大切です。
ここでは、Web抽選システムの導入・運用で注意したい点を紹介します。
導入コストや開発期間を確認する
Web抽選システムを導入する際は、費用と期間を事前に確認します。既存システムでは、応募・抽選回数の上限を超えた場合や、実施期間を延長した場合の追加料金を見ておきましょう。
独自開発では、要件定義からテストまでの工程を踏まえ、キャンペーン開始日から逆算してスケジュールを組みます。提供会社の制作期間だけでなく、自社で原稿や画像を準備し、画面や応募規約を確認する時間も必要です。
公開直前の機能追加や途中の仕様変更は、費用の増加や納期の遅れにつながるおそれがあります。変更が必要な場合は、追加料金と公開日への影響を提供会社へ確認します。
不正応募や抽選条件の設定ミスを防止する
Web抽選では、重複応募や不正なレシート利用、ボットによる大量応募などへの対策が必要です。メールアドレスや電話番号、シリアルコードなどを用い、同じ識別情報での重複応募を制限します。
ただし、電話番号単位の制限では、同じ人が別の番号で応募したかまでは判別できません。1人1回、1番号1回、1コード1回など、応募規約で定めた制限の単位に合う方法を選びます。
抽選条件では、当選確率と当選人数の上限の違いにも注意が必要です。確率の指定だけでは当選総数を固定できないため、応募規約に合う設定を確認し、変更権限や承認手順も決めておきます。
通信障害などのトラブルに備える
Web抽選では、通信障害やシステム障害に備え、利用者への案内方法や問い合わせ窓口を決めておきます。店頭やイベント会場で実施する場合は、通信状況やWi-Fi環境に加え、アクセスが集中した場合の対応も確認が必要です。
回線の不具合には別回線への切り替え、サービス側の障害には受付の一時停止や再開案内など、原因に応じて対応します。運営スタッフにも役割分担と対応手順を共有しておきます。
紙で受け付ける場合は、応募の重複や景品数の不整合への注意が必要です。復旧後の処理に備え、受付記録をシステムへ引き継ぐ方法まで定めておきます。
キャンペーンと組み合わせたWeb抽選システムの活用事例
株式会社メニコン
| 項目 | 内容 |
| 業種・業界 | コンタクトレンズ・ケア用品メーカー |
| 提供サービス | PRゲームコンテンツ |
コンタクトレンズメーカーのメニコンでは、オリジナルキャラクターIPを活用した情報発信コンテンツが展開されています。
「Club Menicon」向け参加型コンテンツ、『あつめよう!メル助コレクション』は、1日1回オンラインガチャを回せる仕様で、オリジナルIPのメル助や独自ポイント「MENICOiN」を集めながら、目に関する豆知識を学べる設計です。
集めたメル助は画面上で確認でき、タップすると視覚ケアに関する情報が表示される仕組みとなっています。ゲーミフィケーション要素を通じて自然とサービスに触れるきっかけをつくり、サービス理解とブランドロイヤリティ向上を図るIP活用事例です。
事例の詳細はこちらからご確認ください。
ガチャガチャを活用したサイトとしてはオリパサイトも参考になる事例です。ぜひこちらもご確認ください。
特殊法人

| 項目 | 内容 |
| 業種・業界 | 自治体 |
| 提供サービス | ログイン機能を伴ったデジタルスタンプラリー、PRゲームコンテンツ |
| 課題・目的 | 全国の施設来訪を促し、事業やサービスの魅力を深く体感してもらう |
| 成果・効果 | 年間400万PV、年間UU約30万人、人気投票約40万票、現地来訪約8万人を達成 |
全国30ヶ所以上の施設・会場を運営する特殊法人にて、年間を通じたデジタルスタンプラリーを開催しました。弊社は、全国の施設への来訪を促す3つのコンテンツの企画・制作を担当しています。
内容は、オフィシャルキャラクターの人気投票、全国を巡るスタンプラリー、ご当地クイズの3つです。人気投票やクイズで参加者を楽しませつつ、スタンプラリーによって各地への来訪を促進しました。
スタンプ獲得数に応じた段階的な賞品を用意し、全スタンプを集めた参加者には豪華景品と認定証を贈る「完全制覇賞」を設けました。これにより参加意欲を大きく高めました。その結果、約8万人が現地を訪れてチェックインを行い、全国各地で観光需要の創出に貢献し、イベントは大盛況のうちに終了しました。
事例の詳細はこちらからご確認ください。
株式会社イエローハット
| 項目 | 内容 |
| 業種・業界 | カー用品販売 |
| 提供サービス | PRゲームコンテンツ |
| 課題・目的 | 交通安全の啓蒙と企業PRにつながる、ゲーム性のあるキャンペーンを実施したい |
| 成果・効果 | ゲームを通して「かもしれない運転」への理解を促進し、Xでは1000万を超えるインプレッションを獲得 |
イエローハットの交通安全キャンペーンサイトにおけるPRゲームコンテンツを制作しました。「かもしれない運転」をテーマに、車を操作しながら障害物を避けるシンプルなゲームを実装し、体験を通じて交通安全の大切さを伝える設計としています。
さらに、親しみやすい公式キャラクターを使ったグラフィックと、Xでのフォロー&リポスト施策を実施しました。その結果、SNSキャンペーンでは1,000万を超えるインプレッションを獲得しています。ゲーム体験を通してテーマへの理解を促しながら、SNS施策にも展開し、認知拡大にもつなげた事例です。
事例の詳細はこちらからご確認ください。
株式会社明治
| 項目 | 内容 |
| 業種・業界 | 食品メーカー |
| 提供サービス | 販促コンテンツ |
| 課題・目的 | 新商品の認知拡大と、健康価値訴求を両立したブランド体験設計、かつ抽選運用の効率化 |
| 成果・効果 | キャンペーンツイートが7,300RT/3,000いいね超を記録、SNS上で大きな話題化に成功 |
明治プロビオヨーグルトR-1の新発売に合わせ、「大切な人へ贈ろう。」という企画のサイトを制作しました。
「大切な人へ贈ろう。」のキャンペーンでは、商品のボトルに日頃の感謝を添えたメッセージ画像を作り、身近な人に贈れます。
受け取った方には抽選でギフト券が当たる仕組みもあり、優しさを形にして届けられる内容です。
また、スムーズに想いを伝えられるよう、ボタン一つでLINEに共有できる工夫をしました。
公式SNSのキャンペーン告知投稿では、7,300件以上拡散されるなど、大きな話題を生みました。
健康を願うR-1という商品だからこそ、抽選イベントにとどまらず、大切な人との心のつながりを深められるプロモーションとなっています。
事例の詳細はこちらからご確認ください。
Web抽選システムの開発はBALANCeにお任せください
Web抽選システムは、応募受付から抽選、結果通知までを効率化できます。既存ツールでは実現しにくい抽選条件やゲーム演出、外部サービスとの連携が必要な場合は、独自開発がおすすめです。
株式会社BALANCeでは、Webサービス・Webシステムの企画から要件定義、開発まで一貫して支援しています。抽選企画の目的や運用方法を踏まえ、必要な機能を実装したシステムを構築したい場合は、こちらからお気軽にご相談ください。
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送信ありがとうございました
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BALANCe
代表取締役
藤井宗一郎
抽選演出は見た目の華やかさだけでなく、操作性や結果表示までの時間も重要です。参加者がストレスなく楽しめる体験設計を意識しましょう。