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【2022年8月版】国内外のNFTマーケットプレイス最新事例を紹介

BALANCe Magazine編集部 BALANCe Magazine編集部

【2022年8月版】国内外のNFTマーケットプレイス最新事例を紹介

NFTとは

NFT(Non-fungible Token)は、代替不可能な暗号資産です。これまでデジタルデータは簡単に複製ができるため、インターネット上での市場取引が難しいとされてました。

しかし、NFTは暗号通貨と同じブロックチェーン技術を活用しているため、偽造やハッキングができない技術が確立されており、高い安全性と誰でも発表できる入り口の広さから、新たな取引の場としてNFTに注目が集まっています。

しかし、現在も法整備が十分に整っていない部分などデメリットもあるため、取引前にユーザーはリスクを認識しておく必要があります。

NFTマーケットプレイスとは

NFTマーケットプレイスは、NFTの取引や、作成、保管ができるインターネット上のプラットフォームのことです。

決済手段は、暗号通貨の利用が一般的で、マーケットプレイスごとに、利用可能な暗号通貨の種類は異なります。

近年、クレジットカードや日本円に対応したプラットフォームも増えてきたものの、サービス利用前に、利用するマーケットプレイス内でどの決済手段が採用されているか確認するのをおすすめします。

NFTマーケットプレイスで販売できるもの

NFTマーケットプレイスは、さまざまなデジタルデータを販売できるプラットフォームです。下記では現在NFTマーケットプレイスで取り扱いされているものをいくつか紹介します。

写真

画像引用元:https://www.gizmodo.jp/2022/01/nft-sultan.html

写真はNFTの中でも早い段階から販売されており、インドネシアの大学生が自撮り写真1000枚をNFTとして発売し、合計1億円以上売り上げたことで話題となりました。

日本では写真集の特典としてNFTコンテンツをつけたり、イベントのグッズとしてNFTを販売するケースも多くなってきました。

他にもコロナ禍で思い出を残せなかった方を対象に、結婚式や卒業式の写真を無料でNFT化するサービスがリリースされるなど、今後は日常生活に密接したサービスが登場するかもしれません。

参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000093068.html

動画

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002041.000003670.html

静止画だけなく、よりストーリー性のある表現が可能な動画もNFTとして販売されています。

2021年にはVRアーティストのせきぐちあいみさんの作品「Alternate dimension 幻想絢爛」が約1,300万円で落札され、日本においてNFTが広がるきっかけの一つとなりました。

また公式映像のダウンロードを禁止してきたプロ野球・パ・リーグは、日本で初めてスポーツリーグの試合映像をNFT化して販売を開始。

これまで手に入れられなかった過去の名場面をNFT化することで、新たなコレクターアイテムとして人気を博しています。

参考資料:https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/16/news153.html

音楽

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003426.000000136.html

音楽のNFT化事例として世界的に話題になったのが、今も多くのファンを持つホイットニー・ヒューストンの事例です。初期のデモ音源がNFT音楽として発売され、約1億2600万円で落札されました。

また坂本龍一氏も早くからNFT音楽に関心を持っているアーティストの一人です。

代表作である「Merry Christmas Mr. Lawrence」の右手のメロディ音源を1音ずつ分割、その音が位置する小節の楽譜画像と合わせてNFT化して販売したところ、販売直後にサーバーがダウンするなど、国内外からアクセスが殺到しました。

参考資料:https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/106942/2

イラスト

画像引用元:https://opensea.io/collection/zombiezoo

流通しているNFTのジャンルとして上位に挙げられるのが「イラスト」です。

世界最古のNFTアートと言われているのが、2017年にリリースされたピクセル画「CryptoPunks」です。日本では、2021年に8歳の男の子が無料アプリを使って作った作品をOpenSeaで発売したところ、160万円相当の高値で取引されたことが話題となりました。

参考資料:8歳の少年が描いた1枚の絵が、NFT取引で160万円相当に!
https://www.buzzfeed.com/jp/akikokobayashi/nft-boy

また「ポケットモンスター」シリーズの公式イラストで知られているさいとうなおきさんは、NFTがクリエイターが自分らしく自由に表現できる世界を実現できる可能性を秘めた場所である点、著作権が基本的に作者に残るためロイヤリティが支払われる点などから、NFTへの参画を表明。出品したNFTが約600万円で落札されています。

参考資料:https://kai-you.net/article/81749

スニーカー

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000044158.html

これまでとは異なるファッションの形として、SNSやゲームなどのバーチャル空間で身につけることができる「デジタルファッション」に多くの企業が参入しており、NFTとして販売されているアイテムも生まれています。世界中に多く愛好家がいるスニーカーも、バーチャルスニーカーとしてNFTで販売されています。

アメリカのスタートアップ企業「RTFKT」が出品したバーチャルスニーカーは4億円近い値段で落札されました。「RTFKT」は大手ブランド「ナイキ」が買収し、その後ナイキが出品したNFTが約31億円以上の取引高を記録しています。

日本国内でも、3DCGをベースにデジタルファッションのプロデュースを行う「1Block」が一点もののバーチャルスニーカーを出品し、発売後9分で完売しました。

参考資料:https://globe.asahi.com/article/14623133

SNSの投稿

画像引用元:https://tiktok.immutable.com/

SNSに投稿されたツイートや動画などのコンテンツも、NFTとして取引が行われています。

2022年にTwitterのCEOであるジャック・ドーシー氏の初ツイートがNFTとして販売され、約3億円で落札されたことが世界中の話題となりました。

またTikTok社は、2021年9月よりコンテンツクリエイターに適切な評価と報酬を与えることを目的としたNFTコレクション「TikTok Top Moments」の提供を開始しました。NFT販売による利益はクリエイターに直接還元すると表明しています。販売された商品はオークションにてすぐに落札されています。

メタバースやゲーム内の土地

画像引用元・参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000082831.html

インターネット上に作られた仮想空間であるメタバース。そのメタバースの中に街を作り、土地をNFTとして販売するケースも増えてきています。

徳川家監修の元、江戸時代をモチーフにしたメタバース空間を提供している「Edoverse」は、2022年7月より土地NFTを販売したところ、想定以上のアクセスでサーバーがダウン。販売からわずか1時間で予定販売数の受付を終了しました。

【日本国内】NFTマーケットプレイスの事例

※2022年8月現在

運営会社 主な取り扱いコンテンツ 決済手段 手数料について
LINE NFT LINE Xenesis株式会社 イラスト

写真

動画

LINK(LINE発行の暗号資産)

LINE Pay

ガス代無料

販売後、一部プラットフォーム手数料が発生

ORADA 株式会社ORADA デジタルアート クレジットカード

PayPal

販売手数料無料
楽天NFT 楽天グループ株式会社 イラスト

写真

動画

楽天ポイント

クレジットカード

モーメントの出品において販売価格から14%
Coincheck NFT コインチェック株式会社 ゲーム

トレーディングカード

イーサリアム

ビットコイン

リスク

など暗号通貨10数種類

ガス代無料

販売価格の10%の販売手数料が発生

出庫手数料:0.01ETH

Adam by GMO GMOアダム株式会社 デジタルアート イーサリアム

クレジットカード

銀行振込

支払い方法によって異なる振込手数料が発生

二次販売手数料として売上金額の5%

HEXA メディアエクイティ株式会社 デジタルアート

SNS

フォトグラフ

イーサリアム

Polygon

クレジットカード(100万円以下)

銀行振込(100万円以上)

ガス代無料

支払い方法によって、販売手数料20〜30%

NFT Studio CryptoGames株式会社 デジタルアート Polygon

クレジットカード

ガス代無料

販売価格に応じて手数料が発生

ユニマ 株式会社ビットファクトリー デジタルアート

動画

クレジットカード

銀行振込(50万円以上は銀行振込のみ)

出品手数料は契約時のプランに応じて変更
SBINFT Market

(旧 nanakusa)

SBINFT株式会社 デジタルアート

動画

音楽

イーサリアム

Polygon

クレジットカード

販売手数料10%
HABET FORO株式会社 トレーディングカード クレジットカード 無料

 

LINE NFT

画像参照元:https://nft.line.me/

「LINE NFT」は、「LINE」が運営するNFTのマーケットプレイスです。購入する際は「LINE Pay」かLINEのグループ会社「LINE TECH PLUS PTE. LTD.」が発行している暗号通貨「LINK」で決済ができます。

LINEアカウントの情報を使って簡単に利用を開始できるのが特徴です。また、保有するNFTをLINEの友だちに送ったり交換することができます。今後、LINEスタンプなどでの活用も予定されており、LINE社ならではの独自性の高いサービスです。

ORADA

画像参照元:https://nft.orada.co.jp/

「ORADA」は、日本の文化領域に特化したNFTマーケットプレイスです。主に浮世絵や書道、伝統工芸品、現物付きの立体作品などを販売しています。

購入時の支払い方法にクレジットカードやPayPalなどが採用されており、暗号通貨を所有していなくても購入できます。ガス代や現物発送の手数料はORADAが負担し、ユーザーに優しい設計となっています。

楽天NFT

画像参照元:https://nft.rakuten.co.jp/

大手ネットECモール「楽天」が提供するNFTマーケットプレイス「楽天NFT」は、2022年5月よりサービスの提供を開始しました。

楽天IDを利用してログインできる設計となっており、他の楽天のサービスと同じく楽天ポイントを利用できるため、普段のインターネットショッピングと変わらない感覚でNFTの売買が楽しめます。

Coincheck NFT

画像参照元:https://nft.coincheck.com/

「Coincheck NFT」は国内大手の暗号通貨取引所「Coincheck」が運営している、日本国内で初めて提供されたNFTマーケットプレイスです。

マーケットプレイス自体が「Coincheck」と一体化しており、シームレスにNFTが売買できる日本国内のプラットフォームでは珍しいプラットフォームです。

Adam by GMO

画像参照元:https://adam.jp/ja

GMOインターネットグループが運営する「Adam by GMO」は、暗号通貨での決済のほか、クレジットカード払いや口座振り込みにも対応しており、幅広い層が楽しめる設計となっています。

取り扱いカテゴリは主にデジタルアート作品です。坂本龍一氏や、漫画家の東村アキコ氏、プロボクサーの井上尚弥選手の試合映像を切り取ったNFTなど、著名人から若者に人気のインフルエンサーまで多種多様なアーティストの作品を扱っています。

HEXA

画像引用元:https://hexanft.com/

「HEXA(ヘキサ)」はツイートなどSNSの投稿などをNFTとして発行し取引することができるマーケットプレイスです。

HEXAには独自のメタバース空間があり、その中で自分が購入したNFT作品を飾って楽しむことが可能です。また購入した人は保有者欄にTwitterアカウントを設定することができます。これによって、発行者やファンに対して自身の存在をアピールできるなど、NFTの新しい楽しみを提供しています。

NFT Studio

画像引用元:https://nft-studio.com/

「NFT Studio」はCryptoGames株式会社が運営するマーケットプレイスです。

暗号資産を持っていなくても、既存のSNSアカウントからログインでき、クレジット決済が可能。気軽に売買ができる仕組みとなっています。

障がいを持つアーティストたちの作品をNFT化することで自立支援を推進する「可能性アートプロジェクト」など、日本のクリエイターを応援するNFTマーケットとして、独自のプロジェクトを行なっています。

ユニマ

画像引用元:https://market.uniqys.net/

「ユニマ」は、株式会社ビットファクトリーが運営するNFTマーケットプレイスです。

暗号資産を持っていなくても、Googleアカウントと日本円があればNFTを購入できます。オークション形式を採用しており、有名漫画家の貴重なデジタル原画、テレビ番組と連動した商品など、オークションという販売形式にピッタリのドキドキするような購入体験を提供しています。

SBINFT Market(旧:nanakusa)

画像引用元:https://sbinft.market/

「SBINFT Market」は、SBINFT株式会社が開発・運営を行うマーケットプレイスです。スマートアプリ株式会社が運営していた「nanakusa」というNFTマーケットプレイスを、証券業や銀行業で知名度の高いSBIグループが2021年9月に買収し、2022年3月に現在のかたちへリブランディングされました。

「SBINFT Market」の特徴として、日本で初めてNFTの一次販売ができるアーティストを公認または提携事業者として制限する「クリプトアーティスト登録制度」を採用しており、商品全体のクオリティが担保されています。

世界で活躍するアーティストが参画しており、東京を拠点に活躍する現代美術家スプツニ子!氏が2022年2月に発売した作品は、約1,570万円で購入されるなど話題を集めています。

参考資料:https://hedge.guide/news/sbi-to-enter-nft-marketplace-bc202110.html

HABET

画像引用元:https://habet.me/

「HABET」は、インフルエンサー事務所「UUUM」の100%子会社が運営する、デジタルトレーディングカードに特化したNFTマーケットプレイスです。

HABETでは、世界に一枚しかない「ユニークカード」、シリアル番号付きで複数発行される「シリアルカード」の2種類を発行しています。過去に行った伊勢シーパラダイスとのコラボでは、収益をご飯代など動物の生活費に使用するプロジェクトなど面白い取り組みも実施しています。

また手数料を一部「Yahoo!ネット募金」に寄付するなど、HABETを利用することで社会貢献につながる仕組みもあります。

参考資料:https://nft-media.net/genre/other/iseseaparadise/11262/

【海外】NFTマーケットプレイスの事例

※2022年8月現在

運営会社 主な取り扱いコンテンツ 決済手段 手数料について
Opensea Opensea  デジタルアート

ゲーム

トレーディングカード

ミュージック

など多数

クレジットカード

Apple Pay

Google Pay

イーサリアム

Polygon

Klaytn

販売手数料 2.5%
Rarible Rarible デジタルアート

ゲーム

ミュージック

写真

クレジットカード

イーサリアム 

ラップドイーサリアム      

販売・購入価格から共に1%
SuperRare SuperRare デジタルアート イーサリアム 販売手数料3%
Nifty Gateway Nifty Gateway デジタルアート クレジットカード

イーサリアム

販売手数料5%+30セント

*暗号通貨の決済には「MetaMask」などのウォレットとの接続が必要なマーケットプレイスもあり

Opensea

画像引用元:https://opensea.io/

2017年にサービスがローンチされた「Opensea」は世界最大級のNFTマーケットプレイスです。扱っている商品のジャンルが、デジタルアートや音楽・写真・バーチャル体験など幅広いのも特徴です。

これまで決済は暗号通貨のみの取り扱いでしたが、2022年4月にクレジットカードやApple Payなどのアプリ決済ができるサービスを一部地域を対象に開始しました。

日本人の作品も多数出品されており、売上ランキングでも検討しています。例えば芸人の西野亮廣氏や、VRアーティスト・せきぐちあいみ氏、二人の女性アーティストが手がけるプロジェクト「新星ギャルバース」は、OpenSeaでの売り上げランキングで世界一位を獲得したことがあります。

Rarible

画像引用元:https://rarible.com/

「Rarible(ラリブル)」はデジタルアートを主に扱っているNFTマーケットプレイスです。

「Rarible」独自のトークン「RARIトークン」を発行しているのが特徴で、プラットフォーム内で取引する際の手数料として使用できるだけでなく、トークン保有者には議決権が与えられ、運営側から与えられた議題に対して投票ができます。

SuperRare

画像引用元:https://superrare.com/

デジタルアートを販売する「SuperRare」は、アート性の高さから人気を集めているマーケットプレイスです。

健全なマーケットプレイスを維持するために、出品審査があります。審査項目はNFTの希少性やクリエイターの知名度などで、1回で審査を通過できるクリエイターはいないといわれてるほど厳しいそうです。

このような背景から質の高いNFTが集まり、クリエイターからも新たな時代の登竜門として位置付けられています。

Nifty Gateway

画像引用元:https://www.niftygateway.com/

2018年にサンフランシスコで創業された「Nifty Gateway」は、暗号通貨取引所「Gemini」を運営している、有名起業家のウィンクルボス兄弟によって買収され、子会社化されました。

発行されているNFTはデジタルアートや音楽がメインです。カルヴィン・ハリス、ゼッド、スティーブ・アオキなどの世界的に著名なDJや、エミネム、パリス・ヒルトンなどのセレブリティも出品しています。

NFTマーケットプレイスの制作はBALANCeにお任せください

NFT市場は今後も注目のマーケットとして期待されています。しかし新しい取引形態であることから、NFTは「よくわからない難しいもの」という印象があるのも事実です。

そのため、初めての人でも分かりやすいユーザビリティを重要視したデザインにすることで、他のマーケットプレイスとの差別化が可能です。

BALANCeでは、高いデザイン力でクリエイティブに落とし込むご提案・開発が可能です。

NFTマーケットプレイスの開発を検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。

 

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3DやXRなどを活用したデザインを得意とするWeb・アプリ制作会社。
社名のBALANCeは「表現」と「機能」のバランスから名付けられており、ブランディングとマーケティングを両立するコンテンツを開発しています。

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