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Web3.0でエンタメ業界はどう変わる?今後の可能性と導入事例を紹介

Web3.0でエンタメ業界はどう変わる?今後の可能性と導入事例を紹介

エンターテインメントにWeb3.0をかけ合わせたコンテンツやサービスが続々登場し、新たなビジネスの可能性が注目されています。

「人を楽しませるコンテンツ」や「わくわくするような体験」といった価値観への熱量が高いエンタメ業界は、Web3.0によってどのように変化していくのでしょうか。

この記事では、エンターテインメント×Web3.0の可能性と導入事例を紹介します。

弊社では、webサービス、アプリの開発、特に、ARやメタバース、3D表現などを使ったリッチなコンテンツ、ゲームコンテンツが対応可能!
大手エンタメ会社やアパレルハイブランドでの制作実績も多数。

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藤井宗一郎
藤井宗一郎

この記事の監修者

藤井宗一郎

Web開発会社 BALANCe代表|Webサイト制作、システム開発、ゲームを使ったデジタルキャンペーン・PR をサービスとして提供|WebGL (3D表現)や、ゲーミフィケーション を用いたWebサイト・システム、UGC やSNS上での拡散を狙った PRコンテンツ の制作・開発で成果を実現します。

Web3.0とは

Web3.0とは、ブロックチェーン技術による新たなインターネットの時代を意味します。

ブロックチェーンは、暗号技術によって、ネットワークに参加している複数のコンピューターに、取引履歴のデータを分散して保持する仕組みのことです。

Web3.0は、分散型の金融エコシステム「DeFi」、ブロックチェーン上で取引される「暗号資産」、非代替性の高い「NFT」など、世界のビジネスシーンにおいて大きなイノベーションを起こしています。

Web3.0が注目されている理由として、データ保持の透明性の高さがあげられます。

従来のインターネットでは、市場シェアを独占するプラットフォームにデータが集約されていましたが、自律分散型のWeb3.0は中央集権型の課題を解決できると期待されています

エンターテインメント×Web3.0の可能性

多くの業界がWeb3.0のビジネス活用に乗り出していますが、エンタメ業界では今後どのような影響があるのでしょうか。

エンターテインメント×Web3.0の可能性として、以下の3つの変化が想定されます。

  • クリエイターエコノミーの発展
  • エンタメ作品のNFT化
  • エンタメ投資の台頭

クリエイターエコノミーの発展

Web3.0がエンタメ業界へ与える影響のひとつに、クリエイターエコノミーの発展があります。

クリエイターエコノミーとは、これまで消費者側にいた個人が発信する側・販売側にもなれる、双方向の経済圏です。

クリエイターの表現によって収入を得ている点では、YouTuberもクリエイターエコノミーを実現している職種といえます。

NeoReachとInfluencer Marketing Hubが実施した調査によると、クリエイターエコノミーの市場規模は、2021年5月時点で推定1,042 億ドルとされています。

クリエイターエコノミーの概念自体はWeb2.0の時代からありますが、発信する場・取引する場としてのプラットフォームが必要でした。

そのため、GAFAMをはじめ、プラットフォームを提供する企業が主導権を握っている状態でした。

一方、Web3.0においては、プラットフォームを介さず、直接クリエイターと消費者がつながれるようになります

プラットフォーマーなしでクリエイターエコノミーを実現することによって、より自由度の高い経済活動が生まれると期待されています。

エンタメ作品のNFT化

エンターテインメント×Web3.0が浸透すると、新たにエンタメ作品をNFT化する流れが生まれると想定されます。

従来、クリエイターが収益化する方法は、各プラットフォームを介した広告収入・インフルエンサーマーケティング・クラウドファンディング・直接課金(投げ銭、ギフティング)などが主流でした。

しかし、クリエイターがプラットフォームから独立し、ファンと直接取引できるようになると、自立型の収益モデルを確立できます。

デジタルアート・作品・グッズなどのエンタメ作品をNFTとして扱うことによって、より安全かつ公平な個人間取引が可能になります

エンタメ投資の台頭

NFT化されたエンタメ作品は、主にオンラインマーケットプレイスなどで取引されます。

作品やアーティストの人気が高まると、NFT自体の価値もあがることが想定され、運用益(売却益)を得るための投資対象にもなりえます。

つまり、今後はコンテンツを所有するだけでなく、エンタメ×Web3.0関連の銘柄やファンドをはじめ、エンタメが投資対象としても注目される可能性が高いということです。

ただし、エンタメ業界における投資判断では、ほかの業界とやや異なる側面があることにも留意すべきです。

エンタメ×Web3.0の場合、単なる投資対象ではなく、カルチャーとして創っていくという考えも根強く、「応援・支援する楽しみ」をおさえたビジネス展開が時流に乗る鍵となるでしょう。

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エンターテインメント×Web3.0の事例

続いて、自社のエンターテインメント事業にWeb3.0を取り入れたい事業者にとって参考になる事例を8つ紹介します。

KultureFUND

引用:https://kulture.jp/news_detail.php?id=15

まずは、エンターテインメント企業が立ち上げたWeb3.0関連ファンドの事例です。

芸能プロダクションであるアミューズ傘下の株式会社Kultureは、2022年6月よりWeb3.0・メタバース特化ファンド「KultureFUND」を運用しています。

同社では、設立記念として「Kulture membership Pre-Launch NFT」の販売も行っており、NFT保有者は、今後開設予定のコミュニティづくりにファーストメンバーとして関わることが可能です。

ただ事業へ投資するだけでなく、サービスを創る一員として参加できるのが大きな特徴といえるでしょう。

アミューズは、複数プラットフォームでの同時有料オンライン配信ライブ、アーティストのNFTアート・NFTトレーディングカードの発行など、先駆的なデジタル施策を展開してきました。

既存事業へのWeb3.0やメタバースの導入強化を目的として株式会社Kultureを立ち上げたことからも、新たな技術トレンドへ注力する姿勢がうかがえます。

多くのアーティストを抱える企業として、ファンとの新たなつながり方や価値提供の手段としてWeb3.0を活用している事例です。

Emoote

引用:https://emoote.com/

ゲーム会社である株式会社アカツキは、2021年9月、シンガポールを拠点にEmoote Pte. Ltd. を設立して、Web3.0領域に特化したファンド「Emoote」の運用を開始しました。

Web3.0の領域では、「EthSign」「reNFT」「XY Finance」など、すでに20以上のプロジェクトに対して投資を実行しています。

ファンドの規模は25億円相当といわれており、今後は、国内のクリプト・NFT・メタバースをはじめとするWeb3.0領域のスタートアップへの投資・成長支援を目指しているとのことです。

EmooteのGeneral Partnerを務める熊谷氏は、Emooteのコンセプトについて「トークンを中心とした経済圏の健全で持続的な成長には、『好き』や『共感』などの『感情価値』を土台とするべき」といった考えを示しています。

クリエイターとともにエンターテインメントやメディアを創出してきたアカツキだからこそ、クリエイター目線やファンの視点を大事にしたファンドへ成長しつつあります。

出典:Portfolio – Emooteアカツキ、25億円規模のWeb3特化ファンド「Emoote」を設立 – PRTIMES

Gaudiy Fanlink

引用:https://service.gaudiy.com/

Web3.0スタートアップの株式会社Gaudiyは、ブロックチェーン技術を活用したファンプラットフォーム「Gaudiy Fanlink」を提供しています。

「ファンの貢献や熱量が正しく評価・還元されるエコシステム」をコンセプトとしており、以下のような機能を実装済みです。

  • コミュニティ活動で取得したNFTのパブリックチェーンへの書き出し
  • コミュニティ内ストアでのNFTやグッズの販売
  • アーティストがLIVE配信中に書いたサインをNFTトレカとして受け取る
  • 転売を抑制できるNFTチケットの発行

プラットフォーム内では、テレビアニメ化・映画化された「約束のネバーランド」、スマホゲーム「22/7」などの公式コミュニティが盛り上がりを見せています。

多数の大手エンタメ企業を取引先パートナーとするGaudiyならではのアイデアが多く盛り込まれたサービス内容は、エンタメ分野へサービス拡大を狙うSaaS企業にとって参考になる事例です。

FiNANCiE

引用:https://financie.jp/

Web3.0企業の株式会社フィナンシェが運営する「FiNANCiE」は、ブロックチェーンを活用したクラウドファンディングサービスです。

具体的には、夢や目標のあるスポーツチームやクリエイターがNFTトークンを発行・販売することによって、資金を獲得できる仕組みです。

トークンの利用によりサポーターと継続的なコミュニティを構築できる点は、新世代のクラウドファンディングサービスとして注目されています。

スポーツ分野やエンタメ系プロジェクトを中心に、4年で150を超えるオーナーが参加しており、累計資金調達額は約13億円にのぼります。

同サービスは、トークンエコノミーによって、応援するファンにもメリットがある点が特徴的です。

NFT保有者はコミュニティ内の投票への参加や特典を獲得できるほか、メッセージで意見や思いを伝えられるため、よりつながりの強いコミュニティの醸成が期待できます。

出典:「FiNANCiE」を運営するフィナンシェが総額約7.7億円の資金調達を実施 – PRTIMES

Minto

引用:https://minto-inc.jp/

Web3.0事業を中心にグローバル展開する株式会社Mintoは、クリエイターとともに企業のマーケティング企画と支援を行う会社です。

同社がリリースしたブロックチェーンゲーム「CryptoCrystal」のNFTの市場流通額は、2021年12月時点で約5億円を超えています。

また、2021年11月にはブロックチェーンゲーム「The Sandbox」内のMinto Landにて、MintoキャラクターのNFTを販売し、4分間で2.5億円以上の売上を達成しています。

知的財産を収益化につなげることを得意とするMintoのようなマーケティング会社の場合、キャラクターのNFT制作をはじめ、自社の強みであるIPビジネスのノウハウを活かしたWeb3.0活用が成功への近道となるでしょう。

出典:Web3事業 | 株式会社Minto

Gala

引用:https://app.gala.games/about

オンラインゲーム事業を中心に、コミュニティ・ソリューション事業などを手がけるガーラグループは、ブロックチェーン・NFTゲームを開発するプロジェクト「Gala Games」の運営を開始しました。

ゲーム自体がNFTで構築されているうえ、開発・運営にもエコシステムが導入されているのが特徴です。

同プロジェクトでは、ソフトウェアの使用許諾契約の一種である「Galaノードライセンス」を購入すると、ネットワークの貢献に応じて報酬を受け取る機会が得られます。

ノード運営者とプレイヤーは、投票によってゲームの選定や資金調達に対して意思表示が可能です。

すでに月間アクティブユーザー数130万人、NFT合計販売数26,000件を達成しており、今後の展開にも期待が高まっています。

プレイヤーがゲーム内のアイテム所有権だけでなく、開発・運営にも発言権を得られるため、まさにWeb3.0が目指す自律分散型のビジョンに沿った事例といえます。

出典:About Gala Games

FRIENDSHIP.DAO

引用:https://www.friendshipdao.xyz/

株式会社ヒップランドミュージックコーポレーションは、ブロックチェーンを用いた共創型コミュニティ「FRIENDSHIP.DAO」を発足し、Web3.0によるエコシステムの実現を目指しています。

FRIENDSHIP.DAOの前身となる「FRIENDSHIP.」は、キュレーターが厳選した音楽をデジタル配信するサービスであり、Apple MusicやSpotifyなどの配信プラットフォーム上で運用されてきました。

新たに始まったFRIENDSHIP.DAOでは、分散型自律組織としてアーティスト自身が楽曲に関する権利を保有し、活動に応じて正当な利益を得られる仕組みを構築する予定です。

現在、「投票機能」や「MusicNFT Management機能」などのリリースに向けてプロジェクトが進行中しており、ロードマップや進捗状況もサイト上で確認できるようになっています。

同コミュニティへの参加方法は、現時点では招待制となっていますが、将来的にリスナーも参加可能になると発表されています。

出典:Friendship. DAO

MetaTokyo

引用:https://metatokyo.xyz/

MetaTokyo株式会社は、メタバース内の都市開発や、NFTプロデュースなどを手がけています。

「Decentraland」というメタバース上のグローバル文化都市である「MetaTokyo」では、土地の一部に建設されたポップアップミュージアム「SPACE by MetaTokyo」を中心に、さまざまなコラボレーションが実施されています。

入場時のデジタル・パスポートとしてNFT「MetaTokyo Pass」が用いられているのも新鮮な試みです。

ストリートスナップ雑誌、世界最大のデジタルファッションウィーク「Metaverse Fashion Week」などとのコラボをはじめ、東京カルチャーをメタバース空間で表現することにより、新たなエンターテインメントとして世界へ発信している事例です。

Web3.0サービスの制作はBALANCeにお任せください

自律分散型のWeb3.0がエンタメ業界にもたらす最大の変化は、個々のクリエイターとファンが直接つながる世界を実現できることです。

具体的には「エンタメ×Web3.0特化型ファンドの設立」や「推しやキャラクターのアイテムをNFT化して配布」などの可能性が期待されており、さまざまな活用法があります。

すでにWeb3.0の経済圏を模索している段階にいるのであれば、ブロックチェーン上の決済やコンテンツ販売の仕組みに精通した制作会社をパートナーに選ぶと心強いでしょう。

BALANCeでは、NFT・メタバース・ゲーム要素など、ブロックチェーンを用いたコンテンツ開発やプロモーションを得意としています。

エンターテインメント×Web3.0のマーケティング施策でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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