キャンペーン

TOP

【2022年版】AR×キャンペーンの最新事例まとめ!成功のポイントも解説

【2022年版】AR×キャンペーンの最新事例まとめ!成功のポイントも解説

現実の景色にバーチャルを重ねて表示し、リアルさやエンターテイメント性を高める「AR(拡張現実)」は、さまざまな業界のプロモーションに活用されています。

しかし、ARを用いたキャンペーンは、従来の広告出稿などとは異なる手法であるため、「具体的なARキャンペーンが思いつかない」「導入して成功できるか心配」とお悩みのマーケティング担当者も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、業界ごとのARキャンペーンの手法と成功事例、成功のポイントなどを、2022年最新版のデータをもとに紹介します。

ARとは

ARとは、Augmented Reality(拡張現実)の略称で、スマートフォンなどの端末の画面を通して見える現実世界に、仮想的な3DCGやフィルターを重ねて表示させる技術です。

ARの仕組みは、きっかけとなるできごと(トリガー)が起こると起動し、グラフィックなどが画面上に出現します。

定義はさまざまありますが、トリガー別のARの種類には次のようなものがあります。

ARの種類 ARコンテンツを表示するためのトリガー
ビジョンベース型AR 画像・イラスト・建物などを認識
マーカー型AR ARマーカーなどを認識
GPS型AR 位置情報・加速度センサー・磁気センサーなどで特定の場所を認識
物体認識型AR 特定の3次元の立体物を認識
平面認識型AR 画面のタップ

 

トリガーは、パンフレットやポスターなどの印刷物から建物や立体物まで、多様な場所に設置できるため、屋内・屋外とロケーションを問わずにARを出現させることが可能です。

キャンペーン企画にARを活用するメリット

キャンペーン企画にARを活用するメリットは多くありますが、その中から2つ紹介します。

SNSを利用して拡散できる

ARキャンペーンは、基本的にインターネット環境下で実施されます。

ARコンテンツ自体にSNS投稿ボタンを設置することで、実際にAR体験をした人が気軽にSNSで共有しやすくなり、拡散性が高まるというメリットがあります。

また、ARを用いたキャンペーンは、テキストや画像のみの広告よりも視覚的にインパクトが大きく、目新しさや話題性もあるため、自然にリツイートやリポストを促すことが可能です。

ECでもリアルな商品イメージを伝えられる

従来のECサイトは、テキスト・画像・動画を用いた商品説明が主流でした。とくにアパレルやコスメなどの場合、サイズや色の表記はあるものの、実際に着てみた感じや商品を手に持ってみた感じはイメージしにくいという課題がありました。

ARを用いたバーチャル試着なら、店舗へ行かなくても実寸大で試着体験ができ、自分に似合いそうか判断しやすくなります。

AR試着によってオンライン上でもリアルな商品イメージを伝えることができるため、購買率の向上だけでなく、写真と違っていたなどのクレームや返品率の軽減にもつながります。

AR×キャンペーンと相性のよい業界

ARキャンペーンは、比較的どの業界でもマッチしやすいプロモーション方法ですが、その中でもとくに相性のよい3つの業界を紹介します。

飲料やお菓子などの食品

飲料やお菓子などの店頭に陳列される飲食料品の場合、商品パッケージにARマーカーを印刷するなどの販売促進キャンペーンを実施できます。

購入した商品についているバーコードを読み取り、専用アプリなどで商品を撮影するとARが体験できる仕組みです。

ARの「視覚的に分かりやすい」「楽しみやすい」「1人でもみんなで楽しめる」という特徴が、飲料やお菓子のターゲット層である子供やファミリー層にマッチするため、非常に相性がよい業界です。

アパレルやコスメなどのファッション

スマホカメラのセルフィー機能で自撮りして行う「AR試着」や「ARフィルター」は、商品のサイズや色合いをしっかり確認したい商材を扱う業界に向いている機能です。

とくに、アパレル・コスメ・化粧品・アクセサリー・めがね・靴・ネイル・ヘアカラーといったファッションや美容の分野では、ARキャンペーンを導入しやすいでしょう。

また、昨今では、物理的な在庫をもたない仮想のデジタルファッション(NFTファッション)の着用手段にARが用いられるなど、ファッション業界とARの親和性の高さが顕著に見られます。

画像引用元:https://youtu.be/jL42zzelhb8

ゲームやアニメなどのエンタメ 

そもそも、AR自体に3DCGなどのグラフィック要素が用いられるため、ゲームやアニメなどのエンタメは相性のよい業界です。

作品のプロモーションにARキャンペーンを取り入れることで、ゲームやアニメの登場人物やキャラクターが、平面の2次元から現実世界に飛び出したかのような新鮮なユーザー体験を提供できます。

ARの技術をゲーム自体に活用しているものも多く、ゲームの魅力を表現するのに適したARキャンペーンは、エンタメ業界で今後ますます普及すると考えられます。

ARキャンペーンの手法

体験型でエンターテイメント要素の強いARをキャンペーンに活用することで、従来のテキストベースの広告に慣れてしまった消費者へ、新しい切り口で商品・サービスを提案できるようになります。

ARキャンペーンの代表的な手法を4つ紹介するので、自社でのキャンペーン施策に役立てていただけると幸いです。

AR×フォトフレーム

ARフォトフレームは、アプリを起動してARマーカーを読み込むと、オリジナルフォトフレームが出現し、記念写真や自撮り撮影を楽しめる機能です。

人気ブランドやキャラクターなどと記念撮影できるARフォトフレームは、話題作りにも最適です。

「イベント参加でオリジナルのフォトフレームがもらえる」「背景がアニメーションで動くフォトフレームが当たる」など、限定感を強く打ち出すことで、イベントや観光スポットへの集客効果が期待できます。

AR×SNS

拡散されやすいSNSを用いたARキャンペーンは、インフルエンサーがARエフェクトで商品を試用して紹介するなど、商品購入につながる導線を作りやすいためおすすめです。

ARエフェクト機能が利用できるSNSといえば、InstagramやSnapchatが有名ですよね。

Instagramのストーリーズやリールでは、ARエフェクト機能を活用して、オリジナルのARコンテンツを簡単に作成・投稿することが可能です。

また、自社のオリジナルのARエフェクトをSNS上でリリースするなど、企業アカウントの集客にも活用できます。

AR×Webサイト・ECサイト

ARの起動には、一般的にスマートフォンで専用のアプリをダウンロードして起動する方法が用いられます。

WebサイトやECサイト上でARキャンペーンを実施する場合、「アプリのダウンロードが面倒」という理由で、ユーザーに離脱されてしまうのは避けたいところでしょう。

QRコードやURLの読み込みだけでARコンテンツを表示できるWebARの技術を用いれば、専用アプリを用いることなく、ARキャンペーンを実施することも可能です。

ARとWebサイト・ECサイトを組み合わせた手法では、専用アプリのダウンロードが不要なため、アプリのダウンロードに抵抗のある人、複雑な操作が苦手な人でも利用しやすいキャンペーン手法といえます。

AR×アプリ 

オリジナリティの高い表現や高度な機能が必要な場合は、独自のARアプリを開発する方法もあります

例えば、化粧品メーカーが、顔を認識してバーチャルメイクを施すシミュレーションアプリをリリースし、アプリのユーザーを自社ECサイトへ誘導するといったキャンペーン手法です。

ブランドイメージを重要視するメーカーや企業の場合、ARコンテンツの起動のために外部のアプリではなく自社アプリを使った方が、デザイン性や機能面など世界観を統一できるという利点もあります。

ARキャンペーンの成功事例

ARキャンペーンの代表的な手法が分かったところで、より具体的な事例を見ていきましょう。できるだけ多様な業界の成功事例を紹介するので、自社で取り入れられそうな要素があれば参考にしてみてください。

※以下は弊社による制作事例ではございません。

【飲食】デニーズ

画像引用元:https://www.atpress.ne.jp/news/174930

ファミリーレストランのデニーズが、2019年に実施したARキャンペーンの事例です。

45周年を迎えたデニーズと、サンリオ ハローキティがコラボレーションし、オリジナルのARフォトフレームを配布して周年イベントを盛り上げました。

専用ARアプリを起動して、店内のポスターやテーブルシールにスマートフォンをかざすと、全6種類のデザインがランダムに表示される仕組みが採用されていました。

【飲食】バーガーキング 

画像引用元:https://www.youtube.com/watch?v=PGByvh25uE0&t=3s

米国のハンバーガーチェーン バーガーキングのブラジル法人によるARキャンペーン事例です。

「Burn That Ad(その広告を燃やせ!)」のキャンペーン名の通り、バーガーキングの競合バーガーショップの広告にスマートフォンをかざすと、広告が炎をあげて燃えるARが表示されます。

広告が燃えきると、バーガーキングの看板商品 Whopper(ワッパー)の無料クーポンが表示される仕組みです。公開当時は、前例のない挑戦的な広告として話題になりました。

【スポーツ】ゼビオ

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000878.000004149.html

スポーツ用品の小売事業を展開するゼビオは、2019年に「FUNJOG(ファンジョグ)in 渋谷」のARキャンペーンを実施しました。

ARアプリ「COCOAR(ココアル)」を用いて、ARスタンプラリーをしながら渋谷のおすすめスポットを巡り、ランニングやウォーキングを楽しめる仕掛けとなっていました。

キャンペーンサイト:AR×まちめぐりFUNJOG in 渋谷 | e-moshicom(イー・モシコム)

【地方自治体】福島県 

画像引用元:https://youtu.be/1gV88txiP8A

福島県は数年前からARキャンペーンに注力しており、2022年は「大冒険!ウルトラマンARスタンプラリーinふくしま2022」が開催予定です。(期間:2022年7月15日~11月30日)

今回のキャンペーンでは、県内の道の駅全35駅がスポットとなり、デジタルスタンプラリーでスタンプを集めると賞品の抽選に応募できます。

キャンペーンサイト:大冒険!ウルトラマンARスタンプラリー2022 in ふくしま

【エンタメ】ジョーカー

出典:https://wwws.warnerbros.co.jp/jokermovie/news/?id=16

2019年公開の映画 ジョーカーの配給元であるワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズは、ブルーレイ&DVDの発売とあわせて、ジョーカーのARフィルターを公開しました。

販売店の店頭に設置されたジョーカーの看板にスマートフォンをかざすと、オリジナルARフォトフレームがもらえるといったキャンペーン内容でした。

さらに、撮影した写真を「#ジョーカーなってみた」のタグをつけてツイートすると、抽選にも参加できたため、一時はTwitter上にジョーカー画像が溢れました。

キャンペーンサイト:Warner Bros

【食品】おっとっと 

画像引用元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003143.000002535.html

2021年、森永製菓株式会社のスナック菓子「おっとっと」と、株式会社 学研プラスの『学研の図鑑LIVE』がタイアップしたキャンペーンにて、ARが用いられました。

商品パッケージとお菓子の形状に深海生物や恐竜などのデザインが施され、商品パッケージのARマーカーにアプリをかざすと、恐竜などの3DCGが出現・撮影できる仕掛けが楽しめました。

【家具】オカムラ  

出典:https://www.okamura.co.jp/office/ar/

株式会社オカムラは、オフィス家具やストア什器を取り扱っている会社です。

公式サイトにて、試着感覚でインテリア選びができるARサービスを提供しており、現実の空間にバーチャル家具を設置し、サイズ、色、部屋の雰囲気とのコーディネートを確認することが可能です。

ARの起動に専用アプリのダウンロードは不要ですが、iOS端末のSafariからアクセスする必要があります。

キャンペーンサイト:株式会社オカムラ| AR

【アプリ】Snapchat

出典:https://www.snapchat.com/l/ja-jp/download

写真共有アプリ Snapchatには、「レンズ」と呼ばれるAR機能が2種類あります。

フェイスレンズでは、自撮り写真をARレンズに通すと、顔を認識してディズニー風やアバター風に加工されます。

ワールドレンズは、周囲の景色にスマホをかざすことでグラフィックが出現し、現実とバーチャルを融合した仮想風景を作り出すことが可能です。

キャンペーンサイト:Lens Studio

【化粧品・コスメ】資生堂

画像引用元:https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/telebeauty/

大手化粧品会社の資生堂は、すっぴんでもメイクしているように見せられるARフィルター「TeleBeauty」を、2016年より提供しています。

カメラアプリ Snap Cameraと、オンライン会議ツールのZOOM、Google Meet、Skype、Teamsなどを連携することで、テレワークやリモート飲み会中の顔にメイクを自動合成できます。

画像引用元:https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/telebeauty/

また、2020年10月から12月の2ヶ月間、ARを活用したバーチャルオンラインカウンセリングのサービスを実施し、自宅にいながら、百貨店のコスメカウンターで接客を受けているようなショッピング体験を提供していました。

キャンペーンサイト:TeleBeauty テレビューティー|ワタシプラス/資生堂

【時計】TISSOT 

画像引用元:https://youtu.be/m9oeAlOY4Vs

スイスのウォッチメーカー TISSOT(ティソ)は、カナダの都市トロントにて、ARキャンペーンを実施しました。

路面店の前の通行人にリストバンドを配布し、店舗に設置されたWebカメラに腕をかざしてもらうと、TISSOTの腕時計を試着しているかのようなAR画像が表示される仕掛けです。

秒針の動きまでもリアルに再現されており、いくつかのタイプの時計をAR試着すると、実物のTISSOTがもらえる抽選にも参加できるといった内容でした。

ARキャンペーンの制作実績

【アパレル】ブランド名非公開

国内外で販売を展開しているアパレルブランドによる、ARキャンペーンの当社の制作実績を紹介します。(2022年4月実施)

キャンペーン内容は、店頭のQRコードを読み込んでスマートフォンをかざすと、店頭でブランドアンバサダーが、今シーズンのおすすめアイテムを紹介してくれているかのような体験ができるものでした。

→本実績はサイト未公開のため、詳細はこちらよりお問い合わせください

ARキャンペーンを成功させるためのポイント

さまざまな手法があるARキャンペーンですが、ARの導入さえすれば集客できるというわけでもありません。これから取り組むARキャンペーンを成功させるためにも、次の2つのポイントを押さえておきましょう。

自社のターゲット層に適したキャンペーン手法を選定すること

ARキャンペーンの成功のポイントは、自社が取り扱う商品や業界のターゲット層に適したキャンペーン手法を選定し、商品とARをうまく組み合わせることです。

子供やファミリー層であれば、ARフォトフレームやARスタンプラリーなど、簡単な手順で誰でも楽しみやすいキャンペーンの方が喜ばれるでしょう。

おしゃれや美容系などは、より話題性や目新しさが求められるため、最新のARエフェクトを用いたSNS施策など、トレンドを意識することも大切です。

技術的な部分は外部の制作会社をうまく活用すること

実際に広告としてARを表示させるには、ARマーカーによるWebカメラの起動環境の構築や、3DCGなどグラフィックの制作、アプリとの連携などが必要です。

アプリを介さずに、QRコードの読み込みだけで起動できるWebARもありますが、自社サイトなどへのAR用コードの埋め込みなど、専門的な知識が求められます。

自社で技術的に導入がむずかしい場合は、外部の制作会社へ委託することも検討するとよいでしょう。

ARキャンペーンの制作はBALANCeにお任せください

現実世界にバーチャルを融合できるARは、オンライン上で商品の試着や試用ができるなどインターネットとの親和性が高いうえに、拡散力も期待できます。

今回紹介したARキャンペーンの手法や成功事例を、自社のARキャンペーン施策の立案の参考にしていただければ幸いです。

BALANCeでは、ARを用いたキャンペーン企画から、キャンペーンサイト制作までワンストップで提供いたします。

これまでに、大手通信会社やデバイス開発企業の制作実績もございますので、「社内にARに強いエンジニアがいない…」といった場合にも、お気軽にお問い合わせください。

 

サイトで未公開の実績も多数掲載!
ARキャンペーンの企画に役立つ、
BALANCeの事例紹介資料を無料ダウンロード

会社資料無料ダウンロード

仕事のご相談・ご依頼 /
リクルート・協業 / 弊社へのサービスご紹介

お問い合わせはこちら

人気記事ランキング

BALANCeおすすめ記事